がん‐しょう【岩礁】
水中に隠れている大きな岩。また、水面上にわずかに出ている岩。 [補説]海図では、干潮時や満潮時の海面の高さを基準に...
がん‐しょう【銜傷】
馬の口に、くつわが当たることによってできた傷。
がん‐しょう【翫賞】
[名](スル)芸術作品や風景などを味わい楽しむこと。鑑賞。「園内各所の楓樹(ふうじゅ)を—し」〈魯庵・破垣〉
がん‐しょく【顔色】
かおいろ。また、感情の動きの現れた顔のようす。「—を失う」
顔色(がんしょく)無(な)し
《白居易「長恨歌」から》恐れや驚きのために顔色が青くなるさま。完全に圧倒されて手も足も出ないさま。「完璧な答えには...
顔色(がんしょく)を窺(うかが)・う
相手の表情から心の動きを知ろうとする。相手のかおいろをみる。「窃かに叔母の—・って見れば」〈二葉亭・浮雲〉
がん‐しん【眼振】
「眼球振盪(しんとう)」の略。
がん‐しん【雁信】
手紙のこと。雁書。→雁(かり)の使い
がん‐しん【含浸】
[名](スル)紙や木材、鋳物に生じる微細な穴などに、液体をしみこませること。「防虫剤を—させた木材」
がん‐しんけい【顔真卿】
[709〜785]中国、唐の政治家・書家。長安(西安)の人。字(あざな)は清臣。安史の乱で大功をたてた。のち反乱を...
がんしんりょうれんけい‐きょてんびょういん【癌診療連携拠点病院/がん診療連携拠点病院】
平成19年(2007)4月施行のがん対策基本法の理念に基づき、全国どこでも質の高い癌の専門治療が受けられるように、...
がん‐じ【眼字】
漢詩で、各句の眼目となる重要な字。五言句では第3字、七言句では第5字。
がん‐じ【雁字】
1 雁(がん)が1列に並んで飛ぶさまを文字に見立てていう語。 2 手紙。雁書。→雁の使い
がんじ‐おうさ【雁字鶯梭】
《雁が飛ぶ列を文字に見立て、鶯(うぐいす)が枝の間を飛び交うようすを織機の梭(ひ)にたとえたところから》漢詩文で、...
がんじ‐がらみ【雁字搦み】
「雁字搦め1」に同じ。「装束の紐引っしごき—にくくり付け」〈浄・手習鑑〉
がんじ‐がらめ【雁字搦め】
1 ひも・縄などを縦横にいく重にも巻きつけて、厳重に縛ること。「—に縛りつける」 2 束縛が多くて自由な行動がまっ...
がん‐じく【眼軸】
眼球の前後方向の軸。
がんじく‐ちょう【眼軸長】
眼球の前後方向の長さ。
ガンジス‐がわ【ガンジス川】
《Ganges》インド北部の大河。ヒマラヤに源を発し、ヒンドスタン平原を東流、下流で大三角州を形成し、バングラデシ...
がん‐じつ【元日】
1年の最初の日。1月1日。国民の祝日の一で、年のはじめを祝う日。《季 新年》「—や上々吉の浅黄空/一茶」
がんじつ‐そう【元日草】
フクジュソウの別名。
がんじつ‐の‐せちえ【元日の節会】
元日の朝賀のあと、天皇が群臣百官に宴を賜った儀式。がんにちのせちえ。《季 新年》
ガンディナガル
インド西部、グジャラート州の都市。同州の州都。旧州都アーメダバードの北東約20キロメートルに位置し、1970年に州...
ガンジャ
⇒ギャンジャ
がん‐じょう【頑丈】
[名・形動] 1 からだが丈夫なさま。また、物の作りが堅牢なさま。「—なからだつき」「—にできた箱」 2 馬のすぐ...
がん‐じょう【願状】
1 神仏に対する願意を書いた文書。願書。願文。 2 政府などに願いを書いて出す文書。
がんじょうじゅ‐いん【願成就院】
静岡県伊豆の国市にある高野山真言宗の寺。行基の開創と伝える。再興は文治5年(1189)、開基は北条時政。源頼朝が、...
がんじん【鑑真】
[688〜763]奈良時代の渡来僧。日本の律宗の祖。中国揚州(江蘇省)の人。渡日を志して五度失敗し、その間に失明し...
がんじんわじょうざぞう【鑑真和上坐像】
奈良県の唐招提寺が所蔵する鑑真和上の坐像。天平時代の作。脱活乾漆彩色による日本最古の肖像彫刻で、鑑真の弟子の忍基(...
ガンジー
[1917〜1984]インドの政治家。父ネルーとともに独立運動に参加。1966年、首相に就任。インド国民会議派の党...
ガンジー
[1869〜1948]インド独立運動の指導者。ロンドンに学び、南アフリカで人種差別反対運動を指導したのち帰国。国民...
ガンス
[1889〜1981]フランスの映画監督。特にサイレント時代にすぐれた作品を発表し、グリフィスと並ぶ映画芸術の開拓...
がん・す
[動サ特活]《「ござんす」「ごあんす」の音変化》「ございます」の俗な言い方。「お願いで—・すから、命だけは助けて下...
がんすい‐えん【含水塩】
結晶水をもつ塩。塩の水和物。
がんすい‐かごうぶつ【含水化合物】
水和物(すいわぶつ)のこと。
がんすい‐こうぶつ【含水鉱物】
水を結晶水として含む鉱物の総称。海洋プレートの沈み込み帯では、海水を含んだ地殻が温度と圧力の上昇による変性を受け、...
がんすい‐たんそ【含水炭素】
炭水化物の旧称。
がんすい‐ばくやく【含水爆薬】
硝酸アンモニウムと5パーセント以上の水を含む爆薬の総称。スラリー爆薬のほか、油とワックスを含むエマルション爆薬があ...
がん‐せい【眼睛】
ひとみ。くろめ。
がん‐せい【眼精】
目つき。眼光。また、眼力。視力。「—ガ強イ」〈日葡〉
がん‐せい【贋製】
[名](スル)商品などを本物に似せて作ること。また、その作。
がん‐せい【巌棲/巌栖】
岩窟(がんくつ)に住むこと。また、山奥に隠遁(いんとん)すること。
がんせい‐ひろう【眼精疲労】
物を見ていると、目が疲れて痛くなり、物がかすんだり二重に見えたり、頭痛・悪心(おしん)・嘔吐(おうと)などを起こし...
がん‐せき【岩石】
地殻やマントル上部を構成する固体物質。一種または数種の鉱物の集合体からなり、成因により火成岩・堆積岩(たいせきがん...
がんせき‐かいがん【岩石海岸】
海岸や湖岸で、水面付近に岩石が露出しており、砂地がほとんどみられない海岸。磯(いそ)。
がんせき‐がく【岩石学】
岩石の分類・産状・成因などを研究する学問。
がんせき‐く【岩石区】
同じマグマに由来すると考えられる火成岩が分布する地域。化学組成・鉱物組織が共通しており、他の地域や時代から区別できる。
がんせき‐けん【岩石圏】
1 地球上層部の岩石でできている部分。水圏・気圏に対していう。岩圏。 2 ⇒リソスフェア
がんせき‐さばく【岩石砂漠】
岩石や砂礫などが露出した平原状の砂漠。世界の砂漠の大部分を占める。→砂砂漠
がんせき‐せんい【岩石繊維】
岩石を原料とする綿状の人工繊維。岩綿(がんめん)の類。ロックファイバー。