けん‐けん【涓涓】
[ト・タル][文][形動タリ]水が細く流れるさま。「—として清水が湧き流れる」
けん‐けん【眷眷/睠睠】
[ト・タル][文][形動タリ]しきりに心がひかれるさま。ひたすら恋い慕うさま。「—として慕える念をば」〈逍遥・小説神髄〉
けん‐けん【喧喧】
[ト・タル][文][形動タリ]やかましいさま。がやがやして騒がしいさま。「池蛙(ちあ)—として」〈織田訳・花柳春話〉
けん‐けん
[副]キジ・キツネなどの鳴き声を表す語。
けん‐けん
[副](スル)ものの言い方や態度がとげとげしいさま。つんけん。「—(と)した言い方」
けんけん‐がくがく【喧喧諤諤】
[ト・タル][文][形動タリ]《「けんけんごうごう(喧喧囂囂)」と「かんかんがくがく(侃侃諤諤)」とが混同されてで...
けんけん‐ごうごう【喧喧囂囂】
[ト・タル][文][形動タリ]大勢の人がやかましく騒ぎたてるさま。「議論が紛糾して—たる場内」
喧喧(けんけん)囂囂(ごうごう)牛(うし)もうもう
喧喧囂囂(けんけんごうごう)の「ごうごう」と音の響きの似た「もうもう」を続けて、人々がやかましく騒いでいるのを冷や...
けんけん‐ぱ
「けんぱ」に同じ。
けんけん‐ひきゅう【蹇蹇匪躬】
《「易経」蹇卦の「王臣蹇蹇、躬(み)の故に匪(あら)ず」から》君主に忠誠を尽くすこと。
けんけん‐ふくよう【拳拳服膺】
[名](スル)《「礼記」中庸から。「服膺」は胸につけて離さない意》心に銘記し、常に忘れないでいること。「父親のその...
涓涓(けんけん)塞(ふさ)がざれば終(つい)に江河(こうが)となる
《「孔子家語(こうしけご)」観周から》細い流れもせき止めなければ、やがては黄河や揚子江のような大河となる。
けんけんろく【蹇蹇録】
外交記録。陸奥宗光著。明治28年(1895)成立。昭和4年(1929)刊。朝鮮半島南部で起こった甲午(こうご)農民...
けん‐げ【見解】
ものの見方や考え方。また、真理を見きわめる力。洞察力。「世俗の—には堕ちぬ心の明鏡に照らして彼れ此れ共に愛し」〈露...
けん‐げき【剣戟】
1 つるぎとほこ。刀などの武器のこと。「—を振るう」 2 刀剣による戦い。
けん‐げき【剣劇】
刀で切り合う場面を見せ場とする演劇や映画。ちゃんばら劇。「女(おんな)—」
けん‐げん【建言】
[名](スル)政府・上役などに対して意見を申し立てること。また、その意見。「合理化案を—する」
けんげん【乾元】
鎌倉後期、後二条天皇の時の年号。1302年11月21日〜1303年8月5日。
けん‐げん【献言】
[名](スル)主君や目上の人に意見を申し上げること。また、その意見。
けん‐げん【権限】
1 国家や公共団体が、法令の規定に基づいて職権を行うことのできる範囲。 2 代理人や法人の機関が、法律または契約に...
けん‐げん【権原】
民法上、ある行為をすることを正当とする法律上の原因。権利の原因。
けん‐げん【顕現】
[名](スル)はっきりと姿を現すこと。はっきりとした形で現れること。
けん‐こ【眷顧】
[名](スル)特別に目をかけること。ひいき。「—をこうむる」「これを飾り、これを愛し、これを—し」〈福沢・文明論之概略〉
けんこう【建康】
中国、南京(ナンキン)の古称。東晋および南朝の首都。
けんこう【兼好】
[1283ころ〜1352ころ]鎌倉後期から南北朝時代の歌人・随筆家。本名、卜部兼好(うらべかねよし)。吉田兼好は後...
けん‐こう【兼行】
[名](スル)《昼夜を兼ねて行く意》 1 大急ぎで仕事を進めること。「昼夜—して工事を進める」 2 同時に二つ以上...
けん‐こう【剣光】
つるぎのひかり。「月に閃(ひらめ)く—を見るより早く」〈竜渓・経国美談〉
けん‐こう【乾綱】
1 天の法則。 2 君主の大権。国家政治の要綱。
けん‐こう【健康】
[名・形動] 1 異状があるかないかという面からみた、からだの状態。「—がすぐれない」「—優良児」 2 からだに悪...
けん‐こう【堅甲】
1 かたくて丈夫な鎧(よろい)。「—利兵」 2 かたい甲殻(こうかく)。
けん‐こう【堅硬】
[名・形動]かたいこと。しっかりしていること。また、そのさま。「夫れ流動物の凝結して—の物に化するや」〈中村訳・西...
けん‐こう【検校】
調査し考え合わせること。→けんぎょう(検校)
けん‐こう【鉗口/箝口】
⇒かんこう(箝口)
けん‐こう【権衡】
1 はかりのおもりとさお。はかり。 2 つりあい。均衡。「—を保つ」「からだの—が整っていて」〈鴎外・ヰタ‐セクス...
けん‐こう【軒昂】
[ト・タル][文][形動タリ]意気が高く上がるさま。奮い立つさま。「意気—」「男らしい額には—とした意気を示して」...
けんこううんどう‐しどうし【健康運動指導士】
生活習慣病を予防し、健康を維持・増進するため、個人の体力に合った運動計画を立て、指導する資格。公益財団法人健康・体...
けんこうかがく‐だいがく【健康科学大学】
山梨県南都留(みなみつる)郡富士河口湖町にある私立大学。平成15年(2003)に開設された。
けんこう‐かくさ【健康格差】
住んでいる地域や所得・職業・教育歴といった社会経済状況の違いによって人々の健康状態に差があること。
けんこう‐かんさつ【健康観察】
1 主に小・中学校で、学級担任が日常的に児童・生徒の心身の健康状態を把握すること。体調不良や心の問題を早期に発見・...
けんこうきき‐かんり【健康危機管理】
医薬品・食中毒・感染症・飲料水など何らかの理由で国民の生命・健康の安全を脅かす事態が生じた場合に、厚生労働省の所管...
けんこう‐けいえい【健康経営】
従業員の健康の維持・増進が企業の生産性や収益性の向上につながるという考え方に立って、経営的な視点から、従業員の健康...
けんこうけいえい‐めいがら【健康経営銘柄】
従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる企業として、経済産業省が東京証券取引所の上場会社の中か...
けんこう‐こつ【肩甲骨/肩胛骨】
左右の肩にあって、腕の骨と胴をつなぐ逆三角形の大きな骨。肩骨(けんこつ)。かいがらぼね。
けんこうこつ‐かかく【肩甲骨下角】
⇒下角2
けんこう‐サンダル【健康サンダル】
足裏に当たる面にたくさんの小さな突起があるサンダル。
けん‐こうし【検光子】
偏光の有無や偏光面の方向を検出するための素子。偏光子と同じく、偏光板や偏光プリズムなどを用いる。
けんこう‐しょく【健康色】
1 血色がよく健康的に見える肌の色。また、適度に日焼けした肌の色。 2 健康に良いとされる食品などの色。緑黄色野菜...
けんこう‐しょくひん【健康食品】
健康増進に役立つとされる食品。
けんこう‐しんさ【健康診査】
母子保健法・高齢者の医療の確保に関する法律(旧称、老人保健法)による保健事業の一つ。自治体や保健所が、地域住民の健...
けんこう‐しんだん【健康診断】
疾病の有無、体格・身体の栄養・発育の状況などを医師が診断すること。健診。