げんしかく‐はんのう【原子核反応】
⇒核反応
げんしかく‐ぶつりがく【原子核物理学】
原子核の特性・内部構造・核反応などを研究する物理学。核物理学。
げんしかく‐ぶんれつ【原子核分裂】
⇒核分裂
げんしかく‐へんかん【原子核変換】
⇒核変換
げんしかく‐ほうかい【原子核崩壊】
放射性元素の原子核が、自然に放射線を出して別の原子核に変わること。放射性崩壊。核崩壊。
げんしかく‐ゆうごう【原子核融合】
⇒核融合
げんしか‐でんし【原子価電子】
⇒価電子
げんしかん‐きょり【原子間距離】
⇒結合距離
げんし‐かんすう【原始関数】
関数F(x)の導関数がf(x)であるときの、F(x)のこと。f(x)の不定積分。
げんしかんりょく‐けんびきょう【原子間力顕微鏡】
走査型プローブ顕微鏡の一。鋭くとがった探針(プローブ)を試料表面に近づけたり接触させたりして、それらの原子間にはた...
げんし‐きごう【原子記号】
⇒元素(げんそ)記号
げんし‐きみょうだん【玄旨帰命壇】
中世の天台宗で行われた秘法。摩多羅(またら)神を本尊として、秘密裏に師から弟子に奥義を口伝するもの。のち真言宗の一...
げんし‐きゅうこうぶんせき【原子吸光分析】
試料を加熱し、気体状態にした原子に光を当て、その原子による吸収スペクトルを調べることで、試料に含まれる原子の定量的...
げんし‐きゅうこうほう【原子吸光法】
⇒原子吸光分析
げんし‐きょうさんせい【原始共産制】
階級分化の行われる以前の原始社会に存在したと推定される社会体制。血縁関係を基礎に土地や生産手段を共有し、共同で生産...
げんし‐きょうどうたい【原始共同体】
原始社会における血縁・地縁を中心にした単純な共同体。
げんし‐ぎんが【原始銀河】
形成の初期段階にある銀河。ビッグバン後の宇宙の初期において、ガスなどの密度の高い領域が自己重力で収縮し、星形成が始...
げんし‐くうこう【原子空孔】
⇒空格子点
げんし‐ぐも【原子雲】
核兵器が空中爆発したときに生じるきのこ形の雲。きのこ雲。
げんし‐さい【元始祭】
1月3日に宮中三殿で行われる天皇の親祭。皇位の元始を祝うもので、第二次大戦までは国の大祭とされた。
げんし‐さんぎょう【原始産業】
1 原始時代に行われた産業。狩猟・漁業や、初期の牧畜・農業など。 2 天然資源の発掘・獲得を目的とする産業。農業・...
げんししつりょう‐たんい【原子質量単位】
かつての原子や分子の質量を表す単位。現在は統一原子質量単位が用いられる。記号amu, AMU
げんし‐しゃかい【原始社会】
1 原始時代の社会。 2 近代・現代における未開民族の社会。→未開社会
げんししゃのぶんがく【幻視者の文学】
安東次男による文芸評論集。昭和35年(1960)刊行。梶井基次郎、中原中也などを取り上げる。
げんし‐しゅうきょう【原始宗教】
原始・未開社会で行われる宗教。特定の開祖がなく、儀礼が公共的に行われ、法・政治・経済・道徳・慣習などと密接にかかわ...
げんし‐しゅとく【原始取得】
ある権利を、他人から引き継がないで、新しく取得すること。先占取得・遺失物拾得・時効取得など。→承継取得
げんし‐しん【原子芯】
原子から最外殻の価電子を除いた部分。原子核および原子核と強く結合した電子殻からなる系をさす。
げんし‐しんせい【原始心性】
《primitive mentality》文明社会の一般成人とは質の異なった、未開人のもつ精神的特性。因果律を無視...
げんし‐じ【原子時】
セシウム原子を使った原子時計で定義される時刻。AT(atomic time)。→国際原子時 →天文時
げんし‐じかりつ【原子磁化率】
原子1モル当たりの磁化率。一般に磁化率をχとするとχAで表される。
げんし‐じしゃく【原子磁石】
原子を一つの磁石と見なしたもの。原子核のまわりを回る電子、および原子核と電子のスピンにより磁性が生じる。
げんし‐じだい【原始時代】
文明が開けず、人間が原始的な生活を営んでいた時代。有史以前をさしていう場合が多い。
げんし‐じだい【原史時代】
考古学上の時代区分の一。先史時代から歴史時代に入る過渡の時期で、文献資料に乏しい時代。日本では古墳時代がこれに相当...
げんし‐じゅうりょくは【原始重力波】
インフレーション宇宙論から導かれる時空構造のゆらぎに伴う重力波。宇宙創成直後に生じた量子ゆらぎが時空構造に作用し、...
げんし‐じん【原始人】
原始時代の人間。また、未開・未発達の段階にある人類。
げんしすいそ‐ようせつほう【原子水素溶接法】
2本の電極間にアーク放電を起こし、その中に水素を吹き込んで行う溶接法。特殊鋼・ステンレス鋼などの溶接に用いる。
げんし‐スイッチ【原子スイッチ】
1個から数個程度の原子の移動をナノメートル程度の精度で制御し、スイッチングを行う素子。従来の半導体素子に比べ、低電...
げんし‐スペクトル【原子スペクトル】
原子状態にある気体を高温に熱したときに、原子が放出または吸収するスペクトル。多くは線スペクトル。
げんし‐せい【原始星】
希薄な星間ガスが固まってできたと考えられる、恒星形成の初期の天体。
げんしせい‐えんばん【原始星円盤】
原始星の周りに集まったガスや塵(ちり)による円盤。回転や磁場の作用によって薄い円盤状になり、円盤と垂直な方向(原始...
げんし‐せいしょくさいぼう【原始生殖細胞】
⇒始原生殖細胞
げんしせい‐ジェット【原始星ジェット】
原始星から放出される細く絞られた高速のプラズマ流。ガスや塵(ちり)が原始星に集まって円盤状になり、円盤と垂直な方向...
げんし‐せつ【原子説】
物質を連続的なものとみる説に対して、不連続的なものとみなし、物質は最小の単位である原子からできているとする説。19...
げんし‐せん【原子線】
中性原子からなる粒子線。原子や原子核の性質や構造に関する研究に利用される。電子にスピンがあることを示したシュテルン...
げんし‐たい【原糸体】
コケ植物・シダ植物の胞子が発芽してできる、緑色の糸状の配偶体。シダ植物では前葉体に発達する。
げんし‐たいき【原始大気】
地球進化のごく初期の大気。現在の大気組成とは大幅に異なり、水蒸気や二酸化炭素に富み、酸素はなかったとされる。
げんし‐たいせき【原子体積】
⇒原子容
げんしたいようけい‐えんばん【原始太陽系円盤】
太陽系天体誕生の前段階にあったとされる太陽周囲の濃いガスと塵(ちり)からなる円盤。原始星円盤の名残であり、円盤の中...
げんしたいようけい‐せいうん【原始太陽系星雲】
⇒原始太陽系円盤
げんし‐だん【原子団】
化合物の分子内で、一つの化学単位を作っている原子の集団。