ざつ‐ぜん【雑然】
[ト・タル][文][形動タリ]いろいろなものが入り乱れて、まとまりのないさま。「—とした部屋」「—たる観念」
ざつ‐だい【雑題】
1 雑多な種類の問題・題目。 2 どの部類にも入らない問題・題目。
ざつ‐だん【雑談】
[名](スル)さまざまな内容のことを気楽に話すこと。また、その話。とりとめのない話。「—を交わす」「友人と—する」...
ざつ‐どく【雑読】
[名](スル)特別の目的もなく、いろいろの本を読むこと。「手当たりしだいに—する」
ざつ‐にく【雑肉】
1 ひき肉などに用いる固い部分の肉。 2 牛肉・豚肉・鳥肉以外の、食用にする獣肉。馬肉など。
ざつ‐ねん【雑念】
気持ちの集中を妨げるいろいろな思い。「—がわく」「—を追い払う」
ざつ‐のう【雑嚢】
雑多なものを入れる袋。肩から掛ける布製のかばん。
ざつ‐はいすい【雑排水】
家庭から出る汚水のうち、台所や浴室から出るもの。ざっぱいすい。
ざつ‐ぶつ【雑物】
種々雑多なもの。こまごまとした日用の品物にいう。
ざつ‐ぶん【雑文】
専門的でない、気軽に書き流した文章。
ざつ‐ぼく【雑木】
「ぞうき(雑木)」に同じ。
ざつ‐み【雑味】
飲食物のなかに入りまじって、本来の味を損なう味。特に、日本酒の味にいう。
ざつ‐む【雑務】
こまごましたいろいろの用務。ぞうむ。「—に追われる」
ざつむ‐さた【雑務沙汰】
中世、幕府の裁判制度で、売買・貸借関係などの民事訴訟。
ざつもう‐しょく【雑毛色】
馬の毛色の一。暗色と淡色の毛がまじっているもの。葦毛(あしげ)・斑毛(ぶちげ)の類。
ざつ‐よう【雑用】
1 こまごました、いろいろの用事。ぞうよう。「—に追われる」 2 こまごましたものの費用。雑費。「—の払いを済ます」
ざつ‐よう【雑徭】
⇒ぞうよう(雑徭)
ざつ‐りょ【雑慮】
あれこれと心に浮かぶ、とりとめもない思い。雑念。
ざつ‐ろく【雑録】
種々雑多な事柄を系統立てずに記録すること。また、その記録。
ざつ‐わ【雑話】
[名](スル)さまざまな事柄をまとまりもなく話すこと。また、その話。
ざ‐とう【座頭】
1 中世、商工業・芸能など諸座の長。 2 室町時代、盲人の琵琶法師の官名。当道座の四官の最下位。検校(けんぎょう)...
ざとう‐がね【座頭金】
江戸時代、座頭が幕府から許されて高利で貸し付けた金。
ざとう‐ぎょうぎ【座頭行儀】
出されたごちそうを、その場で食べずに持ち帰ること。
ざとう‐くじら【座頭鯨】
《形が座頭の持つ琵琶に似ているところから》ナガスクジラ科の哺乳類。全長19メートルに達するヒゲクジラ。背が盛り上が...
ざとう‐むし【座頭虫】
蛛形(ちゅけい)綱ザトウムシ目の節足動物の総称。体長2〜7ミリ。四対の歩脚は著しく長く、クモに似る。暗く湿った所に...
ザトペック
[1922〜2000]チェコスロバキアの長距離走者。1948年のロンドンオリンピックで1万メートル、1952年のヘ...
ざ‐どうじょう【坐道場】
《「道場」は釈迦が悟りを開いた菩提道場のこと》仏語。常に仏道を説き修め、悟りを開くこと。
ザナドゥー
桃源郷。元来は、中国、元の夏期の都であった上都(内モンゴル自治区多倫北西に遺跡が残る)をさす語。
ざ‐なみ【座並(み)/座次】
座席の順。席次。席順。座成り。
ザナミビル
抗インフルエンザウイルス薬の一。商品名リレンザ。日本では平成12年(2000)12月に発売され、平成13年(200...
ざ‐なり【座成り/座形】
1 「座並(ざな)み」に同じ。 2 座席から動かず、そのままであること。 3 その場だけの間に合わせ。おざなり。「...
ざ◦なり
[連語]《助動詞「ず」の連体形に伝聞推定の助動詞「なり」の付いた「ざるなり」の音変化「ざんなり」の撥音無表記》打ち...
座(ざ)に堪(た)え◦ない
その場にいることが堪えられない。いたたまれない。「恥ずかしくて—◦ない」
座(ざ)に直(なお)・る
自分の席に着く。着席する。「まず取調物を受取って我が—・り」〈二葉亭・浮雲〉
ざ‐にん【座人】
1 座に加わっている人。座衆。 2 江戸時代、金座・銀座の世襲役人。
ざ‐ね【実/核】
[接尾]《「さね」の音変化》名詞に付く。 1 根本のもの、そのものとなる意を表す。「先に生(あ)れし三柱の女子(を...
ざ‐はい【座拝/坐拝】
[名](スル)座って拝むこと。
ざ‐はい【座配】
1 座席を割り当てること。座の順序。 2 一座のとりなし。座もち。「—にぎやかに床(とこ)しめやかに」〈浮・一代男・六〉
ザハメナ‐こくりつこうえん【ザハメナ国立公園】
《Parc national de Zahamena》マダガスカル東部にある国立公園。トゥアマシナの北西約70キロ...
ザハラーン
⇒ダハラーン
ザハリアーシュ‐ひろば【ザハリアーシュ広場】
《Náměstí Zachariáše z Hradce》⇒ザカリアス広場
ザハレ
⇒ザフレ
ザハロフ
[1850〜1936]英国の実業家。トルコの生まれ。国際的な兵器請負業者として知られ、「死の商人」とよばれた。
ざ‐ばらい【座払ひ】
芝居などの観覧料を支払うこと。また、芝居の興行主から役者や道具方などへの支払い金。芝居興行のための仕込み金。「道頓...
ザ‐バレー
西インド諸島東部、小アンティル諸島北端にある英自治領アンギラ島の町。北岸中央部に位置し、同自治領の首府が置かれる。...
ざ‐ひょう【座標】
点の位置を表す数、または数の組。平面上の点Pの座標は、直交する二直線への距離aとbで表し、P(a,b)と書く。
ざひょう‐けい【座標系】
原点・座標軸など、座標をどう定めるかの基準を与えるもの。
ざひょう‐じく【座標軸】
1 座標を決めるための基準となる数直線。直交座標のx軸・y軸など。 2 物の強弱・濃淡などの程度を示す基準。「ワイ...
ざひょう‐へいめん【座標平面】
座標系の定められている平面。
ざひょう‐へんかん【座標変換】
一つの座標系で表された座標軸を、平行移動・回転移動して別の座標系に表し変えること。