ざれ‐がき【戯れ書き】
おもしろ半分に書いた文章や書画。
ざれ‐く【戯れ句】
こっけいな内容の句。また、たわむれに作った句。狂句。
ざれ‐ごと【戯れ言】
《「ざれこと」とも》ふざけて言う言葉。冗談。
ざれ‐ごと【戯れ事】
《「ざれこと」とも》ふざけてする事柄。冗談事。
ざれごと‐うた【戯れ言歌】
「戯(ざ)れ歌1」に同じ。
ざれ‐ごころ【戯れ心】
たわむれの心。しゃれっけ。風流心。「田舎びたる—もてつけて」〈源・東屋〉
ざれ‐ば【礫場】
山で、細かな小石や砂の多い場所。
ざれ‐ば・む【戯ればむ】
[動マ四] 1 気がきいている。しゃれている。風流めく。「—・みたるが、まだ造りさしたる所なれば」〈源・東屋〉 2...
ざれ‐ふで【戯れ筆】
たわむれにかいた書画。
ざ・れる【戯れる】
[動ラ下一][文]ざ・る[ラ下二]《古くは「さる」とも》 1 ふざける。たわむれる。「男女が—・れる」 2 趣があ...
ザ‐ロウズ
英国イングランド北西部、チェシャー州の都市チェスターにあるショッピング街。白壁に黒い梁(はり)の外観をもつチューダ...
ざ‐ろく【座彔/坐彔】
《座するときに用いる曲彔(きょくろく)の意》木の枠に籐(とう)を編みつけ、背を寄せかけるように作ったいす。
ザロモンこうきょうきょく【ザロモン交響曲】
⇒ロンドン交響曲
ざ‐ろん【座論】
座して議論すること。座上の論議。また、実行を伴わない口先だけの議論。
ざろん‐ばい【座論梅】
ヤツブサノウメの別名。ざろんうめ。
ざわ‐ざわ
[副](スル) 1 大ぜい集まった人々の話し声などが醸し出す、騒がしい音を表す語。また、そういう人々の、騒がしく落...
さわ‐だ・つ【騒立つ】
[動タ五(四)]《「ざわだつ」とも》騒がしくなる。騒ぎはじめる。「瀑布に近づく水流の—・つように」〈蘆花・思出の記〉
ざわ‐つ・く
[動カ五(四)] 1 騒がしい音を立てる。ざわざわする。ざわめく。「その発言をめぐって聴衆が—・きだした」 2 落...
ざわ‐めき
ざわめくこと。また、その音。「—が起こる」「場内の—が一瞬やんだ」
ざわ‐め・く
[動カ五(四)]ざわざわと騒がしいようすになる。「会場が—・く」「風に木々が—・く」
さわり【触り】
1 さわること。また、触れた感じ。感触。多く他の語と複合して「ざわり」の発音で用いられる。「手—」「舌—」「肌—」...
ザワークラウト
⇒ザウアークラウト
ザ‐ワールド
アラブ首長国連邦ドバイの沖合にある人工島群。建設中のものも含め300以上の島々からなり、外周約27キロメートルの防...
座(ざ)を組(く)・む
あぐらをかく。くつろいで座る。「女は亭主と—・みて、お家様顔してゐたりける」〈浄・重井筒〉
座(ざ)を醒(さ)ま・す
一座の興をさます。座をしらけさせる。「—・さないようにそっと席を立つ」
座(ざ)を占(し)・める
1 席につく。すわる。 2 ある地位に就く。「委員長の—・める」
座(ざ)を取(と)り持(も)・つ
同席の人々の興をさまさないように心を配り応対する。「共通の話題を提供して—・つ」
座(ざ)を外(はず)・す
話し合いの席などから外に出る。席を外す。「気をきかせて—・す」
座(ざ)を持(も)・つ
「座を取り持つ」に同じ。
さん【餐】
《「ざん」とも》飲食すること。また、飲食物。「僅かに一日の—を求めかねてみづから溝壑(こうがく)に倒れ伏す」〈太平...
さん【山】
[接尾]《「ざん」とも》 1 山の名に付けていう。「富士—」「六甲—」 2 仏寺の称号に添えていう。山号。「比叡—...
ざん【惨】
⇒さん
ざん【残〔殘〕】
[音]ザン(呉) [訓]のこる のこす [学習漢字]4年 1 あとにのこる。「残業・残雪・残存・残念・残余・残留」...
ざん【斬】
[常用漢字] [音]ザン(慣) [訓]きる 1 切り殺す。「斬罪・斬殺」 2 切りはなす。「斬髪」 3 きわだつ。...
ざん【慙】
[音]ザン(呉) [訓]はじる はじ はじる。はじ。「慙愧(ざんき)・慙死/無慙」 [補説]「慚」は異体字。
ざん【暫】
[常用漢字] [音]ザン(呉) [訓]しばらく しばし わずかの間。しばらく。「暫時・暫定」
ざん【竄】
[音]ザン(慣) [訓]のがれる かくれる 1 もぐる。逃げ隠れる。「竄入」 2 遠隔地へ追放する。「流竄(りゅう...
ざん【懺】
[音]ザン(慣) サン(漢) セン(呉) 罪を悔いて告白する。「懺悔(ざんげ・さんげ)」 [補説]「懴」は俗字。
ざん【讒】
[音]ザン(呉) [訓]そしる 告げ口をする。そしる。「讒言・讒訴・讒謗(ざんぼう)」
ざん【残】
1 のこり。あまり。「差し引き三万円の—」 2 そこなうこと。きずつけること。「—に勝ち殺を棄てん事、何ぞ必ずしも...
ざん【斬】
罪人の首をきる刑。斬罪。「—に処せられる」 [補説]書名別項。→斬
ざん【讒】
他人を陥れるために事実でない悪口を言うこと。讒言。「—にあう」
ざん【斬】
綱淵謙錠の歴史小説。代々「首切り浅右衛門」と呼ばれた幕府試刀役、山田浅右衛門の幕末の苦悩を描く。昭和47年(197...
ざん‐い【慙恚/慚恚】
[名](スル)恥じ、怒ること。
ざん‐う【残雨】
雨があがったあと、まだぱらぱらと降る雨。降り残りの雨。なごりの雨。
ざん‐えい【残映】
1 暮れ残った日の光。夕ばえ。 2 消えていったもののなごり。「栄耀栄華の—」
ざん‐えい【残影】
おもかげ。「古都の—」
ざん‐えん【残炎/残焔】
1 消え残っている炎。 2 秋になっても残る暑さ。残暑。
ざん‐えん【残煙/残烟】
消え残りの煙。
ざん‐おう【残桜】
散り残った桜。また、遅咲きで、春が過ぎても咲いている桜。残花。《季 春》