ぞう‐げ【象牙】
象の上あごにある長く伸びた一対の門歯。細かい木目状の縞模様があり、適度の硬さなので細工物に用いられた。
ぞう‐げい【雑芸】
1 古代に行われた雑多な芸能。特に、中国から伝来した散楽(さんがく)系統の曲芸・奇術。雑伎(ざつぎ)。ざつげい。 ...
ぞうげ‐いろ【象牙色】
やや黄色みを帯びた白色。アイボリー。
ぞうげ‐かいがん【象牙海岸】
⇒コートジボワール
ぞうげ‐しつ【象牙質】
歯の主要部をなす組織。黄白色で骨質より硬く、歯冠ではエナメル質に、歯根ではセメント質に覆われ、内部に歯髄がある。歯質。
ぞうげ‐の‐とう【象牙の塔】
《(フランス)tour d'ivoire》芸術至上主義の人々が俗世間を離れて楽しむ静寂・孤高の境地。また、現実から...
ぞうげのとうをでて【象牙の塔を出て】
厨川白村の著作。大正9年(1920)刊。新聞や雑誌などに発表した文学評論・エッセーをまとめたもの。→象牙の塔
ぞうげ‐ぼり【象牙彫(り)】
象牙を材料として彫刻したもの。牙彫(げぼ)り。
ぞうげ‐やし【象牙椰子】
ヤシ類のうち、種子の胚乳(はいにゅう)が非常に硬いものの総称。熱帯アメリカ・南洋諸島・アフリカなどに産し、高さ6〜...
ぞう‐げん【造言】
いつわりの言葉。つくりばなし。うそ。「—蜚語(ひご)」
ぞう‐げん【増減】
[名](スル)数量がふえたりへったりすること。また、ふやしたりへらしたりすること。「定期的に水かさが—する」
ぞう‐げん【雑言】
[名](スル)⇒ぞうごん(雑言)
ぞう‐げん【讒言】
「ざんげん(讒言)」の音変化。「いかなる—などのありけるにかと」〈源・柏木〉