たんかひ‐か【単花被花】
不完全花の一。萼(がく)か花びらのどちらかの花被を欠くもの。桑やテッセンなど。単被花。→両花被花
たんか‐ぶつ【炭化物】
炭素と、それより陽性の金属・珪素(けいそ)・硼素(ほうそ)などの元素との化合物。炭化カルシウム・炭化珪素など。
たんか‐ほう【炭化法】
紡毛糸の製造工程で、羊毛繊維に混じっている植物性繊維を硫酸・塩酸などを用いて除去する方法。
たんから‐しばい【たんから芝居】
田舎回りの芝居。たんから。
啖呵(たんか)を切(き)・る
《痰火がなおると胸がすっきりするところから》歯切れのいい言葉で、勢いよくまくしたてる。「江戸っ子が威勢のいい—・る」
たん‐かん【胆管】
肝臓でつくられた胆汁を十二指腸へ運ぶ通路。肝管と胆嚢(たんのう)から来る胆嚢管、それらが合流した総胆管からなる。輸胆管。
たん‐かん【単簡/短簡】
[名・形動]単純でわかりやすいこと。また、そのさま。簡単。「純粋で—な芝居が出来そうなものだ」〈漱石・三四郎〉
たん‐かん【短観】
「日銀短観」の略。
たん‐かん【丹款】
まごころ。赤心。赤誠。誠意。
たん‐かん【貪官】
「どんかん(貪官)」に同じ。
たん‐かん【単館】
一つの映画館。特にミニシアターなど、映画配給会社の系列でない映画館の一つ一つ。「—上映」
たん‐かん【桶柑】
ミカン科の常緑樹。ポンカンとネーブルの交雑によるタンゴールの一種。広東省原産で、台湾を経て明治期に日本に移入された...
たんかん‐えん【胆管炎】
胆管に起こる炎症。急性であることが多い。発熱と黄疸、右上腹部の痛みを伴う。大部分は大腸菌などの細菌が感染して起こる...
たんかん‐がん【胆管癌】
胆管にできた悪性腫瘍。肝内胆管癌と肝外胆管癌とに分けられるが、通常、肝外胆管癌をいう。胆管が閉塞して胆汁の流れが滞...
たんかん‐けい【単館系】
大手の配給会社や興行会社に属さない、ミニシアターのような傾向の映画館。また、そこで上映されるような映画。「—映画館...
たんかん‐げきじょう【単館劇場】
⇒ミニシアター
たんかんさいぼう‐がん【胆管細胞癌】
胆管癌のうち、肝臓内の胆管から発生する癌。原発性肝癌の一つ。肝内胆管癌。
たんかんじ‐にゅうりょく【単漢字入力】
⇒単漢字変換
たんかんじ‐へんかん【単漢字変換】
コンピューターで漢字を入力する方法の一。漢字1文字の読みを入力して、複数の漢字の候補から入力したい漢字を選択する。...
たんかん‐じょうえい【単館上映】
映画を、一つの映画館だけで上映すること。→ミニシアター
たん‐かんせつ【単関節】
2つの骨によって形成される関節。一般的な関節で、肩関節・股関節など。→複関節
タンカー
船内にタンクを備え、石油・液化石油ガス・硫酸などを運送する専用貨物船。ふつうオイルタンカーをさす。油送船。油槽船。
たん‐が【淡画】
薄く彩色した絵。淡彩の絵。
タンガ
タンザニア北東部、インド洋岸の港湾都市。ペンバ島に面する。内陸部のアルーシャと鉄道で結ばれ、サイザル麻、コーヒー、...
タンガ
布の幅が狭く、両脇がひも状になっている女性用ショーツ。
たん‐が【端雅】
[形動][文][ナリ]きちんとしてみやびやかなさま。端正で雅趣に富むさま。「いと美しく—なる貴女の肖画あり」〈露伴...
たん‐がい【痰咳】
たんと、せき。また、たんのからむせき。
胆(たん)が据(す)わ・る
物事に恐れたり驚いたりせず、大胆になる。きもがすわる。「—・った人物」 [補説]「胆が座る」と書くのは誤り。
タンガッラ
スリランカ南部の町。南部州の州都ゴールの東約60キロメートルに位置し、インド洋に面する。オランダ統治時代の建物が多...
タンガニーカ
アフリカ南東部、タンザニアの大半部を占める地域。1885年ドイツ領東アフリカ、1920年英国委任統治領を経て196...
タンガニーカ‐こ【タンガニーカ湖】
アフリカ南東部、大地溝帯にある断層湖。南北に細長く、大部分はタンザニアとコンゴ民主共和国との国境をなす。面積3万2...
たん‐がら【丹殻】
1 オヒルギの別名。 2 オヒルギの樹皮からとる染料。樹皮を煎じた汁に布帛を浸し、絞って石灰水に通すと赤茶色に染ま...
たん‐がら【炭殻】
石炭の燃えかす。石炭がら。
タンガラ
⇒タンガッラ
タンガレ
⇒タンガッラ
タンガロイ
炭化タングステンとコバルトなどの粉末とを焼結して作る、焼結炭化物合金の一。日本での商標名。硬度はダイヤモンドに次ぐ...
たん‐がん【単眼】
水晶体とその下方の小網膜とからなる簡単な目。節足動物の多足類・クモ類・昆虫類などにみられる。⇔複眼。
たん‐がん【単願】
受験の際、1校だけに願書を提出すること。専願。「—推薦」→併願
たん‐がん【赧顔】
顔を赤くすること。また、恥じること。赤面。「イヤ実に—に堪(たえ)ません」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉
たん‐がん【嘆願/歎願】
[名](スル)事情を詳しく述べて熱心に頼むこと。懇願。「釈放を—する」
たんがん‐きょう【単眼鏡】
小型軽量で携帯性のよい望遠鏡。ふつう低倍率で最短合焦距離が短いものをさし、遠方を拡大して見るほか、美術鑑賞などに用...
たん‐き【胆気】
どんなことをも恐れない気力。度胸。きもったま。「—と自由とをみずから誇っていた」〈倉田・愛と認識との出発〉
たん‐き【単記】
[名](スル)選挙の投票で用紙1枚に一人だけの名前を書くこと。⇔連記。
たん‐き【単機】
ただ1機の飛行機。また、編隊を組まないで、単独で飛行する軍用機。
たん‐き【単騎】
1 ただひとり馬に乗ってゆくこと。また、一人の騎士。一騎。 2 マージャンで、雀頭以外は完成し、雀頭のもう1枚の牌...
たん‐き【短気】
[名・形動]辛抱ができず、すぐ怒ったりいらいらしたりすること。また、そのさま。気みじか。短慮。「—を起こす」「見か...
たん‐き【短期】
短い期間。短期間。「—決戦」「—講習」⇔長期。
たんきかしだしやくじょう‐へいきんきんり【短期貸出約定平均金利】
銀行や信用金庫が個人や企業に対して返済期間が1年未満の短期の貸し出しを行う際の金利を平均したもの。日本銀行が毎月発...
たんき‐かしつけ【短期貸付】
期限が1年未満の貸付。また、その貸付金。→長期貸付
たん‐きかん【短期間】
短い期間。わずかなあいだ。短期。