だいひのせんろっぽん【大悲千禄本】
黄表紙。1冊。芝全交作、北尾政演(山東京伝)画。天明5年(1785)刊。不景気のため、千手観音が千本の手を損料貸し...
だいひ‐の‐ゆみ【大悲の弓】
仏・菩薩が慈悲の心で衆生の煩悩の悪魔を降伏(ごうぶく)させるのを、弓にたとえていう語。「—には智恵の矢をはめて」〈...
だいひ‐ぼさつ【大悲菩薩】
衆生の苦しみを救う菩薩。また特に、観世音菩薩の異称。 鎌倉時代の律宗の高僧、覚盛(かくじょう)の諡号(しごう)。
だいヒマラヤ‐こくりつこうえん【大ヒマラヤ国立公園】
《Great Himalayan National Park》インド北部、ヒマチャルプラデシュ州にある国立公園。ヒ...
だいひゃくかいきゅう【第百階級】
草野心平の詩集。昭和3年(1928)刊。全編が蛙を主題とする。
だい‐ひょう【大兵】
[名・形動]《「たいひょう」とも》 1 からだが大きいこと。また、そのさまや、そのような人。⇔小兵(こひょう)。「...
だい‐ひょう【代表】
[名](スル) 1 その中の一部であるものが全体をよく表していること。また、そのもの。「日本を—する風景」「若者を...
だいひょう‐ぐみ【代表組(み)】
ビジネスホンの機能の一。複数の回線でグループを構成して代表番号を設定し、その代表番号に着信があった場合、グループ内...
だいひょう‐けん【代表権】
代表として対外的に物事を行う権限。特に、法人を代表する権限。
だいひょう‐さく【代表作】
ある時代・流派やある作者の、特徴を最もよく示している作品、またはその中で最もすぐれた作品。「自然主義文学の—」「ピ...
だいひょう‐しっこうやく【代表執行役】
指名委員会等設置会社において、執行役の中から取締役会が選任する役職。企業の業務執行に責任をもち、対外的には通常の株...
だいひょう‐しつもん【代表質問】
国会で、首相・閣僚による演説の後、各党・会派の代表による質問。地方議会でも行われる。
だいひょう‐しゃ【代表者】
法人・団体や多数の人などに代わり、その意思を他に表示する者。「会社の—」「国会議員は国民の—である」
だいひょう‐しゃいん【代表社員】
合名会社・合資会社において、会社を代表する権限をもつ社員。
だいひょう‐しゅざい【代表取材】
⇒プール取材
だいひょうせい‐みんしゅしゅぎ【代表制民主主義】
⇒間接民主制
だいひょう‐そしょう【代表訴訟】
会社が取締役などに対する責任を追及する訴えを提起しない場合に、株主が、みずから原告となって会社のために提起する訴訟...
だいひょう‐ち【代表値】
統計で、調査した集団の特徴を示す値。平均値・中央値・並数(モード)など。
だいひょう‐てき【代表的】
[形動]全体を代表するのに適しているさま。「—な意見」「—作家」
だい‐ひょうでん【大票田】
選挙で、人口が集中する都市部など、多数の得票を見込むことのできる地域。
だいひょう‐でんわばんごう【代表電話番号】
⇒代表番号
だいひょう‐とりしまりやく【代表取締役】
株式会社の取締役会の決議によって選任され、業務を執行し、かつ会社を代表する権限をもつ取締役。
だいひょう‐ばんごう【代表番号】
会社などで、2回線以上電話を架設している場合、それらの代表として定めておく一つの電話番号。代表電話番号。
だいひょう‐みんしゅせい【代表民主制】
⇒間接民主制(かんせつみんしゅせい)
だい‐ひん【代品】
代わりの品物。代物(だいぶつ)。
だいびき‐さぎ【代引(き)詐欺】
⇒送り付け商法
だいびき‐ゆうびん【代引郵便】
代金引換2の取り扱いをする郵便、また、その郵便物の略称。
だいびばしゃろん【大毘婆沙論】
小乗論書。唐の玄奘(げんじょう)訳。200巻。「発智論(ほっちろん)」の注釈書で、小乗の教理の集大成ともいうべき書...
だい‐びゃく【大百】
1 歌舞伎の鬘(かつら)の一種で、大百日(おおびゃくにち)のこと。 2 《1が大盗賊や妖術者などの役に用いられたと...
だい‐びゃくえ【大白衣】
「大白衣法」の略。 《「大白衣観音」の略》三十三観音の一、白衣観音のこと。
だいびゃくえ‐ほう【大白衣法】
白衣観音を本尊とする密教の修法。円仁が唐より伝え、台密の秘法として相伝された。東密では白衣観音法にあたる。
だいびゃく‐ごしゃ【大白牛車】
大白牛の引く車。「法華経」譬喩品(ひゆぼん)に説く三車または四車の一。仏乗または菩薩乗にたとえる。だいびゃくぎっしゃ。
だい‐びょうし【大拍子】
1 里神楽などに用いる打楽器の一種で、締め太鼓の胴の長いもの。細桴(ほそばち)で一方の皮を打つ。 2 歌舞伎の下座...
ダイヴィング
舟橋聖一の小説。昭和9年(1934)、雑誌「行動」に発表。
ダイビング
[名](スル) 1 水中に頭から飛び込むこと。また、水泳の飛び込み競技。 2 飛び込むように宙に身を躍らせること。...
ダイビング‐キャッチ
[名](スル)野球で、頭のほうから身を躍らせて打球を捕ること。「ライン際の飛球を—する」
ダイビング‐ヘッド
《(和)diving+head》サッカーのヘディングプレーの一つで、低く飛んできたボールに対して、頭から突っ込んで...
だい‐ピット【大ピット】
⇒ピット
だい‐ふ【乃父】
《「乃」は汝(なんじ)の意》 1 父が、子に対して自分をいう語。 2 他人の父。また一般に、父。
だい‐ふ【内府】
⇒ないふ(内府)
だいふう‐し【大風子】
アカリア科の落葉高木。葉は細長く、互生する。東南アジアの原産。種子から大風子油をとる。だいふうしのき。
だいふうし‐ゆ【大風子油】
ダイフウシの種子から得る油。黄色または黄褐色で、特異なにおいを放つ。かつてはハンセン病の治療に用いられた。
だい‐ふき【台拭き】
食卓などをふくための布。台ぶきん。
だい‐ふきょう【大不況】
1 欧米諸国で、1873年に発生した恐慌を契機に、1896年まで続いた金融危機。 2 ⇒グレートリセッション
だい‐ぶきん【台布巾】
食卓などを拭うための専用のふきん。
だい‐ふく【大福】
1 大きな福運。非常に富んで運のよいこと。「—者(しゃ)」 2 「大福餅(だいふくもち)」の略。
だいぶく‐ちゃ【大服茶】
《「だいふくちゃ」とも》「おおぶくちゃ」に同じ。
だい‐ふくちゅう【大腹中】
度量の大きいこと。ふとっぱら。「これには—の大殿様も聊(いささ)か御機嫌を損じたと見えまして」〈芥川・地獄変〉
だいふく‐ちょう【大福帳】
《「大帳」に福運を願って「福」を加えたもの》商家で、売買勘定の元帳。得意先ごとに口座を設け、取引状況を明らかにした。
だいふく‐ちょうじゃ【大福長者】
非常に富裕な人。大金持ち。「この邦綱卿は—にておはすれば」〈平家・五〉