ちょくせつ‐はっせい【直接発生】
動物の個体発生で、胚(はい)が変態をせずに成体となること。
ちょくせつ‐ばつ【直接罰】
違法行為に対して即時に適用される罰則。⇔間接罰。→直罰規定
ちょくせつ‐ひ【直接費】
原価計算の用語で、特定の製品の製造または販売のために直接的に費消されたものとして関係づけることのできる原価。材料費...
ちょくせつふくやくかくにん‐りょうほう【直接服薬確認療法】
⇒ドッツ(DOTS)
ちょくせつ‐ぶもん【直接部門】
企業などの組織において、業務が直接利益に結びつく部門。製造・開発・営業・販売など。ライン部門。→間接部門
ちょくせつ‐ほう【直接法】
1 外国語の教授法の一。学習者の母国語による説明を用いずに、外国語による説明だけで、その外国語の習得をはかる方法。...
ちょくせつ‐ほう【直説法】
《indicative mood》ヨーロッパ諸語などの文法における法の一。話し手が主観的要素を交えずに事実をそのま...
ちょくせつ‐みんしゅしゅぎ【直接民主主義】
⇒直接民主制
ちょくせつ‐みんしゅせい【直接民主制】
国民が直接に国家意思の決定あるいは執行に参加する制度。→間接民主制
ちょくせつメタノールがた‐ねんりょうでんち【直接メタノール型燃料電池】
⇒ディー‐エム‐エフ‐シー(DMFC)
ちょくせつ‐わほう【直接話法】
文章の中で他人の言葉を引用するとき、そのままの形で書き表す表現方法。→間接話法
ちょく‐せん【直線】
1 まっすぐな線。「—コース」 2 数学で、異なる2点を通り、同一方向に無限にのびる線。→半直線 →線分
ちょく‐せん【勅宣】
勅命の宣旨(せんじ)。みことのり。
ちょく‐せん【勅撰】
1 天皇・上皇の命によって、詩文を選び、書物を編纂(へんさん)すること。⇔私撰。 2 天皇・上皇がみずから詩文を選...
ちょく‐せん【勅選】
天皇がみずから選ぶこと。「才識と名望とあるものを議員に—せられ」〈鉄腸・花間鶯〉
ちょくせん‐しきいちなしかせつ【直線閾値無し仮説】
⇒閾値無し直線仮説
ちょくせんがた‐かそくき【直線型加速器】
⇒線形加速器
ちょくせん‐きせん【直線基線】
領海の範囲を測定するために設定する基線の一つ。海岸線が複雑に入り組んでいる場所や、沿岸に群島がある場合などに用いら...
ちょくせん‐きょり【直線距離】
二点間を結ぶ直線の長さ。平面上の二点間の最短距離。
ちょくせん‐ぎいん【勅選議員】
明治憲法下の貴族院議員の一。国家に勲功があり、または学識ある満30歳以上の男子で、特に勅任された者。任期は終身。
ちょくせん‐けい【直線形】
3本以上の直線で囲まれた平面図形。三角形・四角形など。
ちょくせんさくしゃぶるい【勅撰作者部類】
南北朝時代の歌書。16巻、増補2巻。元盛著、光文補。延元2=建武4年(1337)成立、正平17=康安2年(1362...
ちょくせん‐しゅう【勅撰集】
勅命または院宣によって撰者が作品を選び編集した和歌集・漢詩文集。特に、勅撰和歌集をいう。⇔私撰集。
ちょくせん‐せき【直閃石】
角閃石の一。鉄・マグネシウムを含む珪酸塩(けいさんえん)鉱物。灰・緑・褐色などで、ガラス光沢があり、繊維状のものが...
ちょくせん‐てき【直線的】
[形動]一定の方向へまっすぐ進むさま。また、つつみ隠すところがないさま。「—な方針」「—な言い方が相手の気持ちをそ...
ちょくせん‐どおり【直線通り】
《Via Recta》シリアの首都ダマスカスの旧市街にある通り。ラテン語名ビアレクタ。現在のバーブシャルキー通りに...
ちょくせん‐び【直線美】
直線の構成によって作り出された美。
ちょくせん‐へんこう【直線偏光】
光の振動方向が一平面内にある偏光。
ちょくせん‐へんぱ【直線偏波】
電磁波の偏波面が一平面内にあるもの。電場の振動方向により、水平偏波と垂直偏波に分類される。電磁波が光の場合は直線偏...
ちょくせん‐わかしゅう【勅撰和歌集】
勅命または院宣によって編纂された和歌集。古今和歌集から新続古今和歌集までの二十一代集。勅撰集。⇔私撰和歌集。
ちょく‐ぜい【直税】
「直接税」の略。
ちょく‐ぜん【直前】
1 物事の起こったり行われたりするすぐ前。「出発—に事故が発生した」⇔直後。 2 すぐ前。目の前。「車の—を横断す...
ちょく‐そう【直送】
[名](スル)物品を相手へ直接送ること。「産地から—する」
ちょく‐そう【直葬】
通夜・告別式などの儀式は行わず、自宅または病院から直接火葬場に遺体を運び、火葬にする方式。炉前で読経・祈祷の行われ...
ちょく‐ぞく【直属】
[名](スル)直接その指揮下・監督下にあること。「—の部下」「内閣に—する機関」
ちょくたつ‐にっしゃりょう【直達日射量】
雲がないとき、太陽光線に垂直な地表の1平方メートルの面が1秒間に受けるエネルギー量。大気外での直達日射量を太陽定数...
ちょく‐だい【勅題】
1 天皇が出題する詩歌などの題。特に、明治2年(1869)以降毎年行われている歌会始めの題。 2 天皇が書いた題額。
ちょく‐ち【直値】
⇒リテラル
ちょく‐ちょう【直腸】
消化管のうち、大腸のS状結腸に続く最終部分。下端が肛門(こうもん)になる。
ちょくちょう‐えん【直腸炎】
直腸の粘膜の炎症。
ちょくちょう‐がん【直腸癌】
直腸に発生する癌。早期には下痢(げり)傾向となり、やがて血液が付着した便がみられる。
ちょくちょうしゅうい‐えん【直腸周囲炎】
⇒肛門周囲炎(こうもんしゅういえん)
ちょくちょう‐だつ【直腸脱】
直腸壁が肛門から外に脱出し、もとに戻らない病的状態。
ちょくちょう‐べんぴ【直腸便秘】
排便反射が低下し、直腸に到達した便を速やかに排出できないために起こる便秘。
ちょくちょう‐りゅう【直腸瘤】
⇒骨盤臓器脱
ちょくちょう‐ろう【直腸瘻】
痔瘻(じろう)の一。瘻孔の一端が直腸に開口しているもの。
ちょく‐ちょく
[副]わずかの間を置いて同じことが繰り返されるさま。たびたび。ちょいちょい。「妹が—遊びに来る」
ちょく‐つう【直通】
[名](スル)直接に目的地や相手に通じること。「電話が—する」「—運転」
ちょく‐とう【直刀】
刀身がまっすぐで反(そ)りのない刀。日本では、平安中期ごろまで用いられた。
ちょく‐とう【直登】
[名](スル)登山で、岩壁・氷壁・滝などを回避しないで登ること。また、それら岩壁などの正面にルートをとって登ること...