ち‐ぐさ【千草/千種】
《「ちくさ」とも》 1 いろいろの種類の草。やちぐさ。「庭の—」《季 秋》 2 「千草色」の略。
ち‐ぐさ【千種】
[名・形動ナリ]《「ちくさ」とも》種類が多いこと。また、そのさま。いろいろ。種々(しゅじゅ)。「秋の野に乱れて咲け...
ちくさ‐ありこと【千種有功】
[1797〜1854]江戸後期の歌人。京都の人。号は千千廼舎(ちぢのや)。左近衛権中将に至り、堂上派に属したが、香...
ちくさい【竹斎】
仮名草子。2巻。富山道冶(とみやまどうや)作。元和(1615〜1624)末年ごろ成立。やぶ医者竹斎が、にらみの介と...
ち‐くさ・い【血臭い】
[形][文]ちくさ・し[ク]《近世語》血のにおいがするさま。血なまぐさい。「いづれもは—・い事にあはれぬによって、...
ち‐くさ・い【乳臭い】
[形][文]ちくさ・し[ク]「ちちくさい」に同じ。「まだ—・い子供」
ちく‐さく【竹冊】
「竹簡(ちっかん)」に同じ。
ちくさ‐く【千種区】
⇒千種
ちくさ‐ただあき【千種忠顕】
[?〜1336]鎌倉末期の廷臣。元弘の変で捕らえられ、後醍醐天皇とともに隠岐(おき)に配流。のち、隠岐を脱出して、...
ちく‐さつ【畜殺】
[名](スル)家畜を殺すこと。と畜。
ちく‐さん【畜産】
1 牛・豚・鶏などの家畜・家禽を飼い、人間の生活に必要な肉・卵・皮などを生産すること。「—業」 2 家畜。「牧人の...
ちくさん‐がく【畜産学】
農学の一分野。畜産の改良・発展をはかる学問。
ちくさん‐しけんじょう【畜産試験場】
畜産に関する試験・調査・鑑定・講習などを行う研究機関。農林水産省付属のものと各都道府県のものとがある。前者は平成1...
ちくさん‐ふくせいぶつ【畜産副生物】
牛・豚・鶏などの生体から枝肉を生産した後に残る副産物から、原皮を除いたもの。内臓・骨・脂肪・血液など。食用と非食用...
ちく‐ざい【蓄財】
[名](スル)財産や金銭を蓄えること。また、その財産や金銭。「せっせと働いて—する」
ちく‐し【竹枝】
1 竹のえだ。 2 楽府(がふ)の一体。その土地の風俗などを民謡ふうに詠じたもの。唐の劉禹錫(りゅううしゃく)が、...
ちく‐し【竹紙】
1 中国産の竹の繊維で作った紙。破れやすいが墨引きがよく、書画に用いた。 2 竹の幹内にある紙状の薄皮。
つくし‐さんち【筑紫山地】
《「ちくしさんち」とも》九州北部をほぼ北東から南西に走る山地。福岡・佐賀・長崎の3県にまたがる。平均標高400〜9...
ちくしじょがくえん‐だいがく【筑紫女学園大学】
福岡県太宰府(だざいふ)市にある私立大学。明治40年(1907)創立の私立筑紫高等女学校を源流として、昭和63年(...
ちくしの【筑紫野】
福岡県中西部の市。中心の二日市はもと宿場町として発達。近年は福岡市の住宅衛星都市。二日市温泉(武蔵温泉)がある。人...
ちくしの‐し【筑紫野市】
⇒筑紫野
ちく‐しゃ【畜舎】
家畜を飼育するための建物。
ちく‐しゅう【筑州】
筑前(ちくぜん)国・筑後(ちくご)国の異称。
ちく‐しゅう【竹秋】
《竹の葉がこの頃に黄ばむことから》陰暦3月の異称。竹の秋。《季 春》
チクシュルーブ‐クレーター
⇒チチュルブクレーター
ちく‐しゅん【竹春】
《この頃竹の新葉が盛んになるところから》陰暦8月の異称。竹の春。《季 秋》
ちく‐しょう【畜生】
《(梵)tiryañcの訳。人に飼われる生き物の意。傍生・横生とも訳す》 1 鳥・獣・虫魚の総称。人間以外の動物。...
ちく‐しょう【蓄妾】
妾(めかけ)を囲っておくこと。「—と姦通は小説にあるよりは少いが」〈大岡・武蔵野夫人〉
ちくしょう‐ざんがい【畜生残害】
畜生が互いにかみ合って傷つけ殺し合うこと。「生ける物を…闘はしめて遊び楽しまん人は、—の類なり」〈徒然・一二八〉
ちくしょう‐づか【畜生塚】
豊臣秀吉が養子秀次を乱行のかどで自刃させ、妻妾子三十余人を斬罪(ざんざい)に処したのを弔った塚。京都市中京区の瑞泉...
ちくしょう‐づら【畜生面】
畜生のような顔つき。義理・人情を欠く者をののしっていう語。「姉を去れの離別のとは、ようもいうた、—」〈浄・堀川波鼓〉
ちくしょう‐どう【畜生道】
1 仏教で、六道の一。悪業の報いによって死後に生まれ変わる畜生の世界。 2 道徳上、許すことのできない肉親間の色情。
ちくしょう‐ばら【畜生腹】
《犬・猫などの動物が、1回に2匹以上の子を産むところから》 1 女性が1回に二人以上の子供を産むことをののしってい...
ちくしょう‐ばらみ【畜生孕み】
「畜生腹(ちくしょうばら)1」に同じ。
ちくしょきねん【竹書紀年】
中国の史書。14編。281年、汲県(河南省)で魏(ぎ)の襄王の墓から発掘されたもので、竹簡に古体文字で書かれていた...
ちく‐じ【逐字】
「逐語(ちくご)」に同じ。
ちく‐じ【逐次】
[副]順を追って次々に物事がなされるさま。順次。「人口が—減少していく」
ちくじ‐かんこうぶつ【逐次刊行物】
新聞・雑誌・年鑑など共通の名称のもとに、終期を予定せず順を追い継続して刊行される出版物。
ちくじ‐けんさく【逐次検索】
⇒インクリメンタルサーチ
ちくじせいぎょ‐カウンター【逐次制御カウンター】
《sequential control counter》⇒プログラムカウンター
ちく‐じつ【逐日】
[副]日を追って。一日一日と。「—寒気が強まる」
ちくじ‐つうやく【逐次通訳】
[名](スル)話者の発言を、区切りのよいところでまとめて通訳すること。→同時通訳
ちくじ‐はんのう【逐次反応】
化学反応などで、前段階の生成物が次の反応物質になって次々に起こる反応。
ちくじ‐やく【逐字訳】
[名](スル)「逐語訳」に同じ。
ちく‐じょう【逐条】
法律・規約などの箇条を一つ一つ順に取り上げること。
ちく‐じょう【築城】
[名](スル)城を築くこと。「要害の地に—する」
ちくじょう‐げどう【竹杖外道】
釈迦(しゃか)十弟子中、神通第一とされた目犍連(もくけんれん)を竹の杖で打ち殺したという異教の行者。
ちくじょう‐しんぎ【逐条審議】
[名](スル)箇条書きの原案などの各条を順を追って詳細に審議すること。「法案を—する」
ちくじ‐よびだし【逐次呼(び)出し】
⇒シーケンシャルアクセス
ちくすい‐にち【竹酔日】
《中国の俗説で、竹を植えるのに適する日といわれていたところから》陰暦5月13日のこと。竹迷日。竹植うる日。ちくすい...