つうか‐とうごう【通貨統合】
異なる通貨を使用していた複数の国が、単一通貨を統一して使用すること。EU(欧州連合)のユーロなど。
つうか‐の‐ばんにん【通貨の番人】
中央銀行のこと。金融政策を通じて、通貨の価値を維持する責任を負う立場にあることから。 [補説]通貨価値の維持は物価...
つうかバスケット‐せい【通貨バスケット制】
自国通貨の為替相場を、複数の外国通貨の加重平均値(通貨バスケット)に連動させること。
つうか‐バンド【通貨バンド】
政府や中央銀行などの通貨当局が容認する、自国の為替レートの変動幅。通貨変動幅。
つうか‐へんどうはば【通貨変動幅】
⇒通貨バンド
つうか‐ぼうえき【通過貿易】
自国を通過して行われる他国間の貿易。自国の業者は貿易取引に関与しない。
つうか‐マフィア【通貨マフィア】
主要国間で通貨政策の協調を図るために、非公式に交渉を行う、各国の国際金融担当者の通称。G20構成国の財務相・財務官...
つうか‐やす【通貨安】
ある通貨の価値が、他の通貨に対して低くなること。例えば、円の価値が他国の通貨に対して下落した状態(円安)など。⇔通貨高。
つうかやす‐きょうそう【通貨安競争】
⇒通貨戦争
つう‐かん【通巻】
全集・双書・雑誌などの第1巻から通して数えた番号。
つう‐かん【通患】
一般に共通してみられる心配や弊害。通弊。「言うこと易くして、行うこと難きものなることは、古今の—にして」〈花袋・抒情詩〉
つう‐かん【通貫】
[名](スル)つらぬきとおすこと。また、物事に広く通じていること。貫通。「曽つて万古を—したるこの活眼も」〈透谷・...
つう‐かん【通款】
味方を裏切って、ひそかに敵に通じること。内通。
つう‐かん【通関】
[名](スル)貨物の輸出入をしようとする者が法定の手続きを経て税関長の許可を受けること。また、その貨物が税関を通過...
つう‐かん【通観】
[名](スル)全体にわたってひととおり見渡すこと。「世界の情勢を—する」
つう‐かん【痛感】
[名](スル)強く心に感じること。身にしみて感じること。「力量の差を—する」
つう‐かん【痛諫】
[名](スル)強くいさめること。
つうかん‐とうけい【通関統計】
⇒貿易統計
つうかんベース‐ぼうえきしゅうし【通関ベース貿易収支】
財務省が毎月発表する貿易統計をもとに算出される貿易収支。貨物が税関を通過した時点で輸出入額を集計し、輸出は運賃・保...
つうが【通雅】
中国の語学書。52巻。巻首3巻。明の方以智撰。「爾雅(じが)」にならい、物の名・訓詁(くんこ)・音韻などを25門に...
つう‐がく【通学】
[名](スル)学生・生徒・児童が学校に通うこと。「電車で—する」
つうがく‐くいき【通学区域】
⇒学区(がっく)1
つうがく‐せい【通学生】
自宅や下宿から学校に通う学生。寄宿生に対していう。
つう‐が・る【通がる】
[動ラ五(四)]通人らしく振る舞う。通人ぶる。通ぶる。「物知り振った、又—・った陋悪(ろうあく)な分子」〈漱石・長...
つう‐き【通気】
内部と外部の間に空気を通わせること。また、ある場所に新鮮な空気を送り込むこと。通風。「—をよくする」
つう‐き【通規】
全体に適用される規定。通則。
つう‐き【通期】
事業年度・会計年度・学年度など、ある区切られた期間の全期間。「—の業績見通しを下方修正する」
つうき‐こう【通気孔】
通気のために設けられたあな。通風孔。換気口。
つうき‐せい【通気性】
空気を通す性質。「—のよい布地」
つうき‐そしき【通気組織】
植物の細胞間隙が連続して網状または管状となっているもの。水蒸気や空気の流通を行う。
つうき‐ほう【通気法】
1 坑内に新鮮な空気を送り、汚れた空気を外に出す方法。 2 診断や治療のために、耳管や卵管などに空気を送って管の開...
つう‐きゅう【通級】
軽度の障害をもつ児童生徒が、通常の学級に在籍しながら、障害の状態に応じて特別な指導を受ける教育形態。 [補説]ほと...
つうきゅう‐きょうしつ【通級教室】
⇒通級指導教室
つうきゅう‐しどう【通級指導】
発達障害や視覚・聴覚などに比較的軽度の障害がある児童・生徒が、ほとんどの授業を通常の学級で受けながら、学習・生活上...
つうきゅうしどう‐きょうしつ【通級指導教室】
通常の学級に在籍する、比較的軽度の障害がある児童生徒に対して、障害の状態に応じて特別な指導を行うための教室。教科の...
つうきゅう‐たいき【通級待機】
通級指導を希望している児童・生徒が、教員の不足などにより、その指導を受けることができない状態。
つう‐きん【通勤】
[名](スル)勤め先へ通うこと。「マイカーで—する」「—ラッシュ」
つう‐きん【痛勤】
《「通勤」のもじり》(大都市圏の通勤時間帯に)乗り物が混んで通勤・通学の辛いこと。「—地獄」
つうきん‐けん【通勤圏】
職場への通勤が可能な居住範囲。「新幹線の利用で—がぐんと広がる」
つうきん‐さいがい【通勤災害】
労働者が通勤の途上で受ける災害。労働者災害補償保険が適用される。
つうきん‐てあて【通勤手当】
労働者の通勤に要する実費あるいは通勤距離に応じて支給される手当。
つう‐ぎ【通義】
世間一般に通用する道理や意義。「其同等とは有様の等しきを云うに非ず、権理—の等しきを云うなり」〈福沢・学問のすゝめ〉
つう‐ぎょ【通御】
天皇・三后がお通りになること。
つう‐ぎょう【通教】
天台宗で説く化法(けほう)の四教の第二。空(くう)を説く般若経などの教え。大乗の初門の教えで、声聞(しょうもん)・...
つう‐ぎょう【通暁】
[名](スル) 1 夜を通じて明け方に至ること。夜どおし。徹夜。「—の勤行(ごんぎょう)」 2 ある物事についてた...
つう‐く【痛苦】
[名・形動]痛み苦しむこと。また、そのさま。苦痛。「甚だ—なる病に罹りしが」〈中村訳・西国立志編〉
つう‐くつ【通屈】
1 相談すること。話をつけること。かけあい。「惣兵衛と—いたし、茨木屋をば私請合ひ」〈浄・淀鯉〉 2 連絡を取り合...
つう‐げ【通計】
《「つうけ」とも》知れ渡ること。広く知られること。多く「国内通計」の形で用いられる。つうけい。「隠す隠すと私語(さ...
つう‐けい【通計】
[名](スル)部分部分を全部合わせて計算すること。総計。「年間の売り上げを—する」
つう‐けい【通経】
月経を起こさせること。