つう‐す【都寺/都守】
《唐音。「都監寺(つうかんす)」の略》禅宗寺院で、監寺の上にあって、寺の一切の事務を監督する役職。六知事の一。都管...
つう‐すい【通水】
[名](スル)水路や管などに水を通すこと。また、その水。「水路に—する」
つう‐ず【通途/通塗】
ありふれていること。どこにでもあること。「並や—の者ならばそうはいかぬがち」〈二葉亭・浮雲〉
つう・ずる【通ずる】
[動サ変][文]つう・ず[サ変] 1 道筋が他とつながる。また、道筋をつける。 ㋐道路などがある所まで達する。また...
つう‐せい【通性】
世間一般や同じ種類に認められる共通の性質。通有性。「日本人の—」
つうせい‐きん【通性菌】
《「通性細菌」とも》⇒通性嫌気性細菌
つうせいけんきせい‐さいきん【通性嫌気性細菌】
酸素がある環境でも生育できる嫌気性細菌。酸素がある環境では好気呼吸、酸素がない環境では無気呼吸によってエネルギーを...
つうせい‐こうアルカリきん【通性好アルカリ菌】
好アルカリ菌のうち、phが9以上でも生育でき、ph9未満で至適生育する微生物。
つう‐せき【痛惜】
[名](スル)ひどく悲しみ惜しむこと。「友の夭折(ようせつ)を—する」
つう‐せつ【通説】
1 世間一般に通用している説。「—に従う」 2 全体にわたる解説。「王朝文学—」 3 深く考え抜かれ真理に到達した...
つう‐せつ【痛切】
[名・形動]身にしみて強く感じること。また、そのさま。「必要性を—に感じる」「—な思慕の念」 [派生]つうせつさ[名]
つう‐せん【通船】
[名](スル)河川や海峡などを船が往来すること。また、その船。かよいぶね。「港内—危険につき」〈葉山・海に生くる人々〉
つうぜい‐かん【痛税感】
納税の痛み。国民が納税を負担に感じること。「—が高い」
つう‐そ【痛楚】
ひどく痛み苦しむこと。「困難—の事に当り」〈中村訳・自由之理〉
つうそう‐ていおん【通奏低音】
1 《(イタリア)basso continuo/(ドイツ)Generalbaß》バロック音楽の演奏で、チェンバロな...
つう‐そく【通則】
1 世間一般に通用するきまり。「人間社会の—」 2 法規などで、全体にわたる規則。総則。
つう‐そく【通塞】
1 通じることとふさがること。 2 前途が開けることと閉ざされること。幸と不幸。「政(まつりこと)の可否にしたがひ...
つう‐ぞく【通俗】
[名・形動] 1 世間一般の人々にわかりやすく親しみやすいこと。一般向きであること。また、そのさま。「—な言葉で話...
つうぞく‐か【通俗化】
[名](スル) 1 世間一般にわかりやすいようにすること。「理論を—する」 2 俗っぽくなること。俗化。「—した観光地」
つうぞくかんそぐんだん【通俗漢楚軍談】
江戸中期の読本(よみほん)。明代の「西漢通俗演義」の翻訳。15巻。7巻まで夢梅軒章峰、8巻から称好軒徽庵(きあん)...
つうぞく‐きょういく【通俗教育】
わかりやすい方法で行われる、一般国民に対する教育。官製用語としては、明治から大正中期にかけて用いられ、以後、社会教...
つうぞくさんごくし【通俗三国志】
江戸中期の読本(よみほん)。「三国志演義」の翻訳。50巻。湖南文山訳。元禄2〜5年(1689〜1692)刊。後漢末...
つうぞく‐しょうせつ【通俗小説】
芸術的価値に重点を置かず、一般大衆の好みに応じて書かれた娯楽性の高い小説。
つうぞく‐てき【通俗的】
[形動]世間一般で好まれるさま。俗受けのするさま。「—な読物」
つうぞく‐どうとく【通俗道徳】
江戸後期から明治期にかけて民衆の間に広まった、勤勉・倹約を主な徳目とする倫理規範。市場経済が徐々に浸透するなか、家...
つうぞく‐ぶん【通俗文】
1 世間一般の人々にわかりやすい文章や文体。「古来の文章法を破って平易なる—を用うる事なり」〈福沢・福翁自伝〉 2...
つう‐たつ【通達】
[名](スル)《「つうだつ」とも》 1 告げ知らせること。特に、行政官庁がその所掌事務について、所管の機関や職員に...
つう‐たん【痛嘆/痛歎】
[名](スル)ひどく嘆き悲しむこと。痛切な嘆き。「フロレンスの死別を—し」〈織田訳・花柳春話〉
つう‐だ【痛打】
[名](スル) 1 相手に精神的、肉体的に痛手となる打撃を与えること。また、その打撃。「相手の弱点を—する」 2 ...
つう‐だい【通題】
俳諧で、一座の者が同一の題で句を詠むこと。また、その題。とおりだい。
つうだつ‐ぼく【通脱木】
カミヤツデのこと。
つう‐ち【通知】
[名](スル)告げ知らせること。また、その知らせ。「総会の日時を—する」 [用法]通知・通告・通達——「入学許可の...
つうち‐カード【通知カード】
マイナンバー制度で、住民票を有するすべての人に割り当てられる個人番号(マイナンバー)を本人に通知するために郵送され...
つうち‐ぎむ【通知義務】
保険契約者または被保険者が、保険契約の締結後に契約内容に変更が生じた場合、保険者にその事実を告げなければならない義...
つうち‐しょ【通知書】
ある物事を通知する書面。「振込—」
つうち‐ドロワー【通知ドロワー】
《notification drawer》⇒通知パネル
つうち‐パネル【通知パネル】
アンドロイドを搭載するスマートホンやタブレット型端末で、電子メールや各種SNSのメッセージの着信通知を表示する部分...
つうち‐ひょう【通知表】
⇒通信簿
つうち‐ぼ【通知簿】
⇒通信簿
つう‐ちょう【通帳】
預貯金や掛け売り・掛け買いなどの年月日・金額・数量などを記入しておく帳面。かよいちょう。
つう‐ちょう【通牒】
[名](スル) 1 書面で通知すること。また、その書面。 2 「通達1」の旧称。 3 国際法上、国家の一方的意思表...
つうちょう‐レス【通帳レス】
紙の通帳を用いないこと。→デジタル通帳
つうち‐よきん【通知預金】
預け入れ後7日間の据置期間を必要とし、2日前までに解約日を銀行に通知しなければならない預金。最低預金額が決められて...
つうち‐りょういき【通知領域】
1 ⇒タスクトレー 2 アンドロイド端末の画面で、電子メールの受信や電話の着信などの情報を集約して表示する領域。通...
つう‐つう
[名・形動] 1 意志や気心などが互いによく通じ合っていること。また、そのさま。つうかあ。「彼とは—の仲だ」 2 ...
つう‐てい【通底】
[名](スル)ある事柄や思想などがその基本的なところで他と共通性を有すること。「現代の風俗に—する志向」
つう‐てつ【通徹】
[名](スル) 1 貫き通すこと。また、貫き通ること。「脚色は周到にして通篇の脈絡は—するとも」〈逍遥・小説神髄〉...
つう‐てん【通天】
1 天に届くこと。また、それほど高いこと。「太平の空気を、—に呼吸して憚らない」〈漱石・三四郎〉 2 カエデの一...
つう‐てん【通典】
すべての場合に通じる法則。 ⇒つてん(通典)
つう‐てん【痛点】
痛みを感じる感覚点。全身に分布している。