つうてん‐かく【通天閣】
大阪市浪速区の歓楽街、新世界の中心にある展望塔。大正元年(1912)パリのエッフェル塔に倣って造られたが、第二次大...
つうてん‐きょう【通天橋】
京都市東山区の東福寺境内にある橋。本堂と開山堂とをつなぐ歩廊の一部。洗玉澗(せんぎょくかん)という渓流に架かる。紅...
つう‐でん【通電】
[名](スル)電流を通すこと。
つうでん‐かさい【通電火災】
大規模な地震などに伴う停電が復旧する際に発生する火災。破損した電化製品や電気配線が通電時に発火することなどが原因。
つう‐と
[副]物事が音も立てずに滑らかに進んでいくさま。つうっと。つっと。「つい—立って去(い)にやるものを」〈逍遥・桐一葉〉
つうと言(い)えばかあ
《「つうと言えばかあと答える」から》互いに気心が通じ合って、ちょっと言っただけで相手の言おうとしていることがわかる...
つう‐どう【通洞】
鉱山の坑口をもつ水平坑道のうち、最も主要な運搬坑道。
つうどう‐そしき【通導組織/通道組織】
維管束植物で、水分・養分などの通路となる組織。道管・仮道管・篩管(しかん)のこと。
つう‐どく【通読】
[名](スル)始めから終わりまで読み通すこと。また、ひととおり目を通すこと。「会議の前に資料を—する」
つうど‐じ【通度寺】
韓国、慶尚南道梁山郡にある寺。山号は霊鷲山。朝鮮三大寺の一。646年、新羅(しらぎ)の慈蔵が創建。1592年、文禄...
つう‐にょう【通尿】
小便の通じをよくすること。利尿。
つう‐ねん【通年】
一年間を通して数えること。また、一年じゅう行うこと。「—の入場者数」「—営業」
つう‐ねん【通念】
世間一般に共通して認められている考え。「社会—」
つうねん‐エネルギーしょうひこうりつ【通年エネルギー消費効率】
⇒エー‐ピー‐エフ(APF)
つうねん‐ぎかい【通年議会】
地方議会で、定例会の会期を1年として閉会期間をなくし、必要に応じて本会議・委員会を開けるようにする制度。
つう‐はん【通判】
中国の官名。宋代に創設された地方官で、藩鎮の力を抑えることを目的とし、郡・州に派遣されて地方行政の監督に当たった。...
つう‐はん【通販】
「通信販売」の略。
つう‐ば【痛罵】
[名](スル)手ひどくののしること。痛烈に非難すること。「—を浴びせる」「失態を—する」
つうばん‐コード【通番コード】
⇒順番コード
ツーパイ【字牌】
《(中国語)》マージャンで、東・南・西・北の四風牌(スーフォンパイ)と白板(パイパン)・緑発(リューファー)・紅中...
つう‐ひょう【通票】
⇒タブレット
つう‐ふう【通風】
[名](スル)風を通すこと。空気の流通をよくして新鮮な空気を通わせること。かぜとおし。「—のよい部屋」「—口」
つう‐ふう【痛風】
高尿酸血症による急性の関節炎。体内で過剰になった尿酸が、血液に溶けきれず、結晶化し、関節に沈着。これを白血球が異物...
つうふう‐き【通風機】
坑内や室内に新鮮な空気を送り込む機械。ベンチレーター。
つうふう‐じん【痛風腎】
痛風が原因となって腎臓に生じる障害の総称。高尿酸血症のため体内で結晶化した尿酸が腎臓に沈着し、腎機能を低下させる。...
つうふう‐とう【通風筒】
室内や坑内などの換気のために設ける風の通路となる装置。
つう‐ふん【痛憤】
[名](スル)大いに憤慨すること。「軽薄な世情に—する」
つう‐ぶ・る【通ぶる】
[動ラ五(四)]通らしいふりをする。通人ぶる。通がる。「—・った口をきく」
つう‐ぶん【通分】
[名](スル)分母が異なる二つ以上の分数を、大きさは変えないで、それぞれ共通な分母の分数に直すこと。約分や倍分を用いる。
つう‐へい【通弊】
一般に共通してみられる弊害。「社会の—を排除する」
つう‐へき【通癖】
一般に共通してみられるくせ。大体の傾向。
つう‐べん【通弁/通辯】
[名](スル)「通訳」の古い言い方。「座興に化物を出して見すべしとの事なりと—すれば亭主興に入りて」〈紅葉・二人むく助〉
つう‐ほう【通宝】
《世間に通用する宝の意》広く一般に流通する貨幣。貨幣の表面に「寛永通宝」のように鋳込んだ。
つう‐ほう【通法】
1 一般に通じる法規や法則。 2 二つ以上の単位で表された数量を一つの単位で表すこと。1分30秒を90秒に直す類。
つう‐ほう【通報】
[名](スル)情報・ニュースなどを告げ知らせること。また、その知らせ。「警察に—する」「気象—」
つうほう‐じしょう【通報事象】
⇒特定事象
つう‐ぼう【通謀】
[名](スル)相手方とあらかじめ示し合わせて事をたくらむこと。共謀。「—して虚偽の申し立てをする」
つう‐ぼう【痛棒】
1 座禅のときに、師が心の定まらない者を打ちこらすのに用いる棒。警策(きょうさく)。 2 手ひどい𠮟責(しっせき)...
痛棒(つうぼう)を食(く)らわ・す
手ひどくしかってこらしめる。「悪徳商法に—・す」
つう‐めい【通名】
(戸籍上の名前・本名などに対し)世間に通じる名前・名称。通称。通り名。
つう‐や【通夜】
1 夜どおし。一晩じゅう。「—の宴」「—運行」 2 ⇒つや(通夜)
つう‐やく【通約】
⇒約分(やくぶん)
つう‐やく【通訳】
[名](スル)異なる言語を話す人の間に立って、双方の言葉を翻訳してそれぞれの相手方に伝えること。また、その人。「ド...
つう‐ゆう【通有】
[名・形動]同類のものに共通して備わっていること。また、そのさま。「若者に—な(の)性癖」
つうゆう‐せい【通有性】
同類のものに共通して備わっている性質。
つう‐よう【通用】
[名](スル) 1 ある期間・範囲内で、自由に使えること。「全館に—する優待券」「スペイン語の—する国々」 2 広...
つう‐よう【痛痒/痛癢】
精神的、肉体的な苦痛や、物質的な損害。さしさわり。「此遅刻は、何等の—を彼に与えるに足りなかった」〈漱石・明暗〉
つうよう‐おん【通用音】
⇒慣用音
つうよう‐きかん【通用期間】
証明書・切符・入場券などの有効期間。
つうよう‐きん【通用金】
世間に通用している貨幣。