つね【常/恒】
1 いつでも変わることなく同じであること。永久不変であること。「有為転変の、—のない世」 2 いつもそうであること...
つね‐あし【常足】
歌舞伎の大道具で、二重舞台の一。舞台面より1尺4寸(約42センチ)の高さに組む。高足(たかあし)・中足(ちゅうあし...
つね‐しょうぞく【常装束】
⇒襲装束(かさねしょうぞく)
つね‐づね【常常】
いつも。ふだん、平生。副詞的にも用いる。「—の心掛け」「—言い聞かせてある」
つね‐てい【常体】
普通のありさま。また、普通の程度。「人より遅く仕廻(しまひ)、早く出るその働き—の事にあらず」〈浮・新永代蔵〉
つねとう‐きょう【恒藤恭】
[1888〜1967]法哲学者。島根の生まれ。昭和8年(1933)滝川事件で京大教授を辞職。第二次大戦後、大阪市立...
つねなが‐しんのう【恒良親王】
[1324〜1338]後醍醐天皇の第6皇子。名は「つねよし」とも。建武元年(1334)皇太子となり、建武政府が崩壊...
つね‐な・し【常無し】
[形ク]変わりやすい。無常だ。はかない。「世の中を—・きものと今そ知る奈良の都のうつろふ見れば」〈万・一〇四五〉
つね‐なみ【常並(み)】
[名・形動]なみひととおりであること。また、そのさま。世間なみ。「—ならばお両親の見取り看護もすべき身が」〈一葉・...
つね‐なら◦ず【常ならず】
[連語] 1 一定しない。無常である。「飛鳥川の淵瀬—◦ぬ世にしあれば」〈徒然・二五〉 2 普通ではない。いつもと...
つね‐に【常に】
[副] 1 どんな時でも。いつも。絶えず。「—微笑を絶やさない」 2 変わることなく。そのままに。「世の中や—あり...
つね‐の‐ごしょ【常の御所】
1 内裏の中で、天皇の日常の居所。古くは仁寿殿(じじゅうでん)、後世には清涼殿を用いた。近世になり常御殿(つねのご...
つねのはな‐かんいち【常ノ花寛市】
[1896〜1960]力士。第31代横綱。岡山県出身。本名、山野辺寛一。引退後、年寄藤島を経て出羽海を襲名。日本相...
つねのぶきょうき【経信卿記】
⇒帥記(そちき)
つね‐ひごろ【常日頃】
ふだん。平素。日常。副詞的にも用いる。「—の心がまえが大切だ」「—から健康に気をつける」「—子供に言いふくめている」
つねまさ【経政/経正】
謡曲。二番目物。世阿弥作ともいわれる。仁和寺の行慶僧都が、一ノ谷で戦死した平経正の弔いの管弦講を営むと、経正の霊が...
つねよし‐しんのう【恒良親王】
⇒つねながしんのう(恒良親王)
つね・る【抓る】
[動ラ五(四)]つめや指先で皮膚を強くはさんでひねる。つめる。「手を—・る」 [可能]つねれる