つばくろ‐えい【燕鱏】
アカエイ科の海水魚。全長約1メートル。体は幅が広い菱形で、尾は細くて短く、毒のとげがある。背面は緑色を帯びた灰褐色...
つばくろ‐ぐち【燕口】
携帯用の袋。絹・木綿などで製し、口を開くとツバメの尾のような形になるもの。
つばくろ‐だけ【燕岳】
長野県北西部、大町市と安曇野(あづみの)市との境にある山。飛騨山脈中部に位置する。標高2763メートル。花崗岩から...
つばさ
山形新幹線で運行されている特別急行列車の愛称。平成4年(1992)運行開始。通常、東京・福島間は東北新幹線「やまび...
つばさ【翼】
1 鳥類の空中を飛ぶための器官。前肢が変形したもので、先端から初列風切り羽が10枚ほど、次列風切り羽が6〜30枚並...
つばさ‐ごかい【翼沙蚕】
多毛綱ツバサゴカイ科の環形動物。体長約20センチ。体に一対の翼状の背足枝をもつ。暖海の干潟の砂泥中にU字形の管を作...
つばさ‐ジャパン【翼ジャパン】
飛び込み競技の日本代表チームの愛称。平成27年(2015)に日本水泳連盟が発表した。 [補説]飛び込み台から空中に...
つばさなきてんし【翼なき天使】
小谷剛の小説。昭和30年(1955)刊行。
つばさのきょうえん【翼の饗宴】
山田克郎の小説。昭和16年(1941)刊行。
つばさのないとり【翼のない鳥】
青野聡の長編小説。昭和62年(1987)刊行。ヨーロッパを舞台に、外国人女性との愛と別れ、青春の彷徨(ほうこう)を描く。
つ‐ばす【津走】
(関西地方で)ブリの幼魚。《季 夏》
つば・する【唾する】
[動サ変][文]つば・す[サ変]つばを吐く。つばを吐きかける。「天に—・する」
つば‐ぜりあい【鍔競(り)合い/鍔迫り合い】
[名](スル) 1 打ち合わせた刀を鍔もとで受け止めたまま互いに押し合うこと。 2 勢力に差がなく、緊迫した状況で...
つばた【津幡】
石川県中部、河北郡の地名。北陸本線と七尾線との分岐点。東部に倶利伽羅(くりから)峠があり、西は河北潟に面する。
つばた‐まち【津幡町】
⇒津幡
つ‐ばな【茅花】
チガヤの花穂。また、チガヤの別名。《季 春》「おそろしき迄穂に出る—かな/子規」
つばな‐か・す【茅花かす】
[動サ四]《茅花の穂のようにする意》綿などをつまみひろげ、ほぐして柔らかにする。また転じて、気分を解きほぐす。心を...
つば‐なり【鍔鳴り】
刀を鞘(さや)におさめるとき、鍔が鯉口(こいぐち)と打ち合って発する音。
つば‐のみ【鐔鑿】
柄の根元に近い部分につばをつけたのみ。大釘を木に打ち込むための釘穴をあけるのに用い、たたき込んでからつばを逆にたた...
つばひら‐か【詳らか/審らか】
[形動ナリ]「つまびらか」に同じ。「右大臣の申さるる旨ことに—なりとて、それをぞ用ひられける」〈文明本愚管抄・五〉
つばひら‐け・し【詳らけし】
[形ク]くわしい。つまびらけし。「我等—・くこの人の咎に非ざることを知り」〈霊異記・中〉
つば‐びろ【鍔広】
帽子のつばの広いこと。また、そのような帽子。「—の麦わら帽」
つばま・る
[動ラ四]金銭などが一定の額に達する。「百に—・りましたことを、ちゃうどと申しますから」〈滑・膝栗毛・二〉
つば・む
[動マ下二]物事をひとつにまとめる。特に、金銭を合算する。「そこらを丁度千両に—・め」〈浮・曲三味線・三〉
つばめ
《動詞「つばむ」の連用形から。「燕」の字を当てることが多い》とりまとめること。特に金銭を合算すること。また、収支の...
つばめ
九州新幹線で運行されている特別急行列車の愛称。平成16年(2004)運行開始。鹿児島ルートの博多・鹿児島中央駅間を...
つばめ【燕】
1 スズメ目ツバメ科の鳥。全長17センチくらい。上面が黒く下面は白、額・のどが赤い。翼が細長く、尾も長くて先が二ま...
つばめ【燕】
新潟県中部、新潟平野にある市。銅器・洋食器の製造で知られる。平成18年(2006)3月、分水町・吉田町と合併。人口...
つばめ
《Tokyo-tech Supercomputer and Ubiquitously Accessible Mas...
つばめ‐ケーエフシー
《TSUBAME Kepler Fluid Cooling》東京工業大学が開発したスーパーコンピューターTSUBA...
つばめ‐うお【燕魚】
スダレダイ科の海水魚。全長約50センチ。体はほぼ円形で側扁し、背びれ・しりびれが著しく大きい。体に暗褐色の横帯が3...
つばめ‐おもと【燕万年青】
ユリ科の多年草。高山の木陰に生える。葉は長楕円形で、根際に数枚がつく。6月ごろ、花茎に白い小花を数個つけ、藍色の丸...
つばめ‐おんせん【燕温泉】
新潟県妙高(みょうこう)市にある温泉。泉質は炭酸水素塩泉・硫酸塩泉・硫黄泉など。
つばめ‐がえし【燕返し】
1 身を急に反転させること。また、急にもとの状態に戻ること。「その瞬間—に、…冷刻な驕満な光をその眸から射出したの...
つばめ‐ぐち【燕口】
1 漆器の椀(わん)・折敷(おしき)などで、ツバメの口のように、外側が黒く内側が赤く塗ってあるもの。 2 ツバメの...
つばめ‐このしろ【燕鰶】
スズキ目ツバメコノシロ科の海水魚。全長約50センチ。体は側扁し、銀白色。胸びれ下方の軟条(なんじょう)が分かれてい...
つばめさり‐づき【燕去(り)月】
陰暦8月の異称。《季 秋》
つばめ‐ざんよう【燕算用】
合わせかぞえること。合算。つばめざん。「本利そろゆる—/一正」〈犬子集〉
つばめ‐し【燕市】
⇒燕
つばめ‐しじみ【燕小灰蝶】
シジミチョウ科のチョウ。翅(はね)は瑠璃(るり)色で黒く縁どられ、後ろ翅には尾状突起がある。
つばめ‐の‐す【燕の巣】
⇒燕窩(えんか)
つばめのす【燕の巣】
《Lastivchyne hnizdo/Ластівчине гніздо》ウクライナ南部の都市ヤルタの近郊、アイ...
つば‐もと【鍔元】
「鍔際(つばぎわ)」に同じ。
つばら【委曲/詳ら】
[形動ナリ]くわしいさま。十分なさま。つまびらか。つばらか。「—に人情を見えしむるもの」〈逍遥・小説神髄〉 「—に...
つばら‐か【委曲か】
[形動ナリ]「つばら」に同じ。「奥山の八つ峰(を)の椿—に今日は暮らさねますらをの伴」〈万・四一五二〉
ツバル
南太平洋上の島国。首都はフナフチ。赤道と日付変更線の近くに散在する九つの環礁からなる。英国から1978年に独立し、...
唾(つば)を付(つ)・ける
他人に取られないように、前もって手を打っておく。「売り出す前に—・けておく」
ツパイ
《リスの意》ツパイ目ツパイ科の哺乳類の総称。霊長目または食虫目に分類されることもある。体の大きさ・形や動作などがリ...
ツパイ‐とう【ツパイ島】
《Tupai》南太平洋、フランス領ポリネシア、ソシエテ諸島に属する島。ボラボラ島の北約20キロメートルに位置する。...
つび【𡱖】
女性の性器。陰門。女陰。〈和名抄〉