どくりつ‐じしょう【独立事象】
二つの事象において、一方の起こる確率と他方の起こる確率とが、互いに何ら影響を与えないような関係にあること。
どくりつ‐じそん【独立自尊】
何事も独力で行い、自己の人格の尊厳を保つこと。「—の精神」
どくりつ‐じゅうさんしゅう【独立十三州】
1776年7月に独立宣言を公表してアメリカ合衆国を構成した13州。もと英国領の植民地。コネティカット、サウスカロラ...
どくりつ‐せつ【独立節】
文の構造上、ある文節または連文節が、他の文節に対して独立し、直接の関係をもたない場合にいう。
どくりつ‐せんげん【独立宣言】
アメリカ合衆国がその独立に際して発した宣言。1776年7月4日、ジェファーソンが起草した宣言文を大陸会議で可決、公...
どくりつ‐ぜい【独立税】
地方公共団体が他の租税とは関係なく、独立に税目を立てて課する租税。第二次大戦前の地方税は付加税を中心としていたが、...
どくりつたんせい‐かざんぐん【独立単成火山群】
複成火山の活動とは無関係に生じた数十から数百の単成火山が一地域に集中して群をなしたもの。日本では、伊豆東部火山群・...
どくりつ‐でんげん【独立電源】
⇒オフグリッド
どくりつ‐とう【独立党】
⇒開化派(かいかは)
どくりつ‐とりしまりやく【独立取締役】
⇒独立社外取締役
どくりつ‐どっこう【独立独行】
「独立独歩1」に同じ。
どくりつ‐どっぽ【独立独歩】
1 他人にたよらず、自分の信じるところに従って行動すること。独立独行。「—の精神」 2 他に並ぶもののないこと。
どくりつ‐の‐ほうそく【独立の法則】
メンデルの法則の一。二対の対立形質について、2代目の表現型は9対3対3対1の比に分離して現れ、一対ずつの対立遺伝子...
どくりつ‐はつでんじぎょうしゃ【独立発電事業者】
⇒卸供給事業者
どくりつひょうろん【独立評論】
山路愛山が発刊した個人雑誌。明治36年(1903)1月創刊。国家社会主義を主張する愛山の政治評論、歴史論などを掲載...
どくりつ‐びじゅつきょうかい【独立美術協会】
洋画団体。昭和5年(1930)日本的フォービスムをめざし、児島善三郎・林武・三岸好太郎らが結成。
どくりつ‐ふき【独立不羈】
他からの束縛を全く受けないこと。他から制御されることなく、みずからの考えで事を行うこと。
どくりつ‐プロ【独立プロ】
《「独立プロダクション」の略》大資本の映画会社などに所属せず、自己の資本をもとに映画を企画・製作する組織。俳優や監...
どくりつ‐へんすう【独立変数】
関数y=f(x)で、変数xのこと。xは独立に値をとり、yはそれに従属して値が定まる。自変数。説明変数。原因変数。→...
どくりつ‐ほう【独立峰】
山脈や連峰などの中になく、一つだけそびえる峰。
どくりつ‐めいれい【独立命令】
法律から独立して発せられる命令。明治憲法下で、天皇の大権として認められていた。
どくりつ‐やくいん【独立役員】
一般株主と利益相反が生じるおそれのない社外役員(社外取締役または社外監査役)。 [補説]会社の経営陣から独立した存...
どくりつ‐リーグ【独立リーグ】
米国で、メジャー・マイナーの各リーグに所属せず、独立して運営興行しているプロ野球リーグ。日本でも平成17年(200...
どく‐りょう【読了】
[名](スル)すっかり読みおえること。「全巻を—する」
どく‐りょく【独力】
自分ひとりの力。自力。「—で事業をなしとげる」
どく‐ろ【髑髏】
風雨にさらされて肉が落ち、むきだしになった頭蓋骨。されこうべ。しゃれこうべ。
どく‐わ【独和】
ドイツ語と日本語。「—辞典」
どく‐わ【独話】
[名](スル) 1 ひとりごと。独語。 2 大ぜいの前で、ひとりが話すこと。「—独演」
どくわだいじてん【独和大辞典】
登張竹風の編纂、大倉書店出版によるドイツ語の見出しに日本語の訳を示した辞典。大正元年(1912)刊行。「新式独和大...
毒(どく)を食(く)らわば皿(さら)まで
いったん悪に手を染めたからには、最後まで悪に徹しよう。
毒(どく)を吐(は)・く
嫌みを言う。相手のことをけなす。毒づく。「平気で—・く人」
毒(どく)を以(もっ)て毒(どく)を制(せい)す
悪を除くのに、他の悪を利用することのたとえ。