にゅうとう‐ざん【乳頭山】
秋田・岩手の県境にある山。標高1478メートル。山頂周辺の平坦地は高山植物の宝庫。岩場には、本州では珍しい高山性シ...
にゅうとう‐しょうれい【乳等省令】
《「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」の通称》牛乳などの乳製品に関して、成分・原材料・容器包装の規格、製造方法...
にゅうとう‐ぜい【入湯税】
温泉や鉱泉の入湯客に課される市町村税。
にゅうとう‐ふたいしょう【乳糖不耐症】
牛乳に含まれる乳糖を分解できないことによって生じる、下痢や嘔吐(おうと)などを伴う消化不良。加齢とともに、乳糖を分...
にゅう‐どう【入道】
[名](スル) 1 仏語。 ㋐煩悩を断って悟りの境に入ること。 ㋑出家・剃髪(ていはつ)して仏道に入り修行すること...
にゅうどう‐いか【入道烏賊】
ツメイカ科のイカ。巨大で、胴長約2メートル。ひれは長三角形で胴の半ばまでつき、触腕も長く、先端に36個の鉤(かぎ)...
にゅうどう‐ぐも【入道雲】
積乱雲や雄大な積雲の俗称。《季 夏》
にゅうどう‐ざき【入道崎】
秋田県西部、男鹿(おが)半島北西部の突端にある岬。なだらかな台地が広がるが、海岸は約30メートルの断崖となっている...
にゅうどう‐しんのう【入道親王】
親王の宣下があったのちに仏門に入った皇族の男子。→法親王(ほうしんのう)
にゅうどう‐ぜんか【入道禅下】
出家した人の尊称。
にゅうどう‐の‐みや【入道の宮】
仏門にはいった親王・内親王または女院など。
にゅうどう‐むし【入道虫】
1 チョウやガのさなぎ。→にしどち 2 地虫(じむし)の別名。
にゅう‐ない【入内】
1 律令位階制で、外位(げい)から内位に進むこと。外従五位下から従五位下になるなどの例。 2 ⇒じゅだい(入内)
にゅうない‐すずめ【入内雀】
スズメ科の鳥。全長14センチくらい。スズメに似るが、背面の赤みが強く、ほおに黒い部分がない。ユーラシア東部に分布。...
にゅう‐なん【柔軟】
[名・形動ナリ] 1 仏教に従いその心が穏やかなこと。また、そのさま。「既に—の仏子となった以上は」〈露伴・連環記...
にゅう‐ねはん【入涅槃】
涅槃に入ること。ふつうは釈迦(しゃか)の死をいう。入寂。入滅。
にゅうねはんげんそう【入涅槃幻想】
日本画家、平山郁夫の作品のひとつ。光を放ちつつ横たわる釈迦(しゃか)を弟子たちが見守る涅槃図。昭和36年(1961...
にゅう‐ねん【入念】
[名・形動]細かいところまで行きとどいていて、丁寧なこと。また、そのさま。ねんいり。「—な細工」「—に調査する」
にゅうはく‐しょく【乳白色】
乳のような不透明な白色。ちちいろ。「—の靄(もや)」
にゅう‐ばい【入梅】
雑節の一。太陽の黄経が80度に達した日で、6月11日ごろ。気象では梅雨に入る日をさし、地域や年により異なる。つゆい...
にゅう‐ばく【入幕】
[名](スル) 1 幕を張った中にはいること。 2 幕僚となること。
にゅう‐ばち【乳鉢】
試料を乳棒ですり、粉末にしたり、粉末を混合したりするための陶磁製・金属製などの鉢。にゅうはち。
にゅう‐ひ【入費】
物事をするのにかかる費用。かかり。「—節約」
にゅう‐び【乳糜】
腸から吸収された脂肪粒や脂肪酸、グリセリンを含んで乳白色をしているリンパ液。食後に、腸管からリンパ管によくみられる。
にゅうび‐かん【乳糜管】
腸にあるリンパ管。内部に乳糜が満たされている。腸リンパ。
にゅうび‐にょう【乳糜尿】
尿が脂肪を多く含んで乳白色に濁った状態。リンパ管の閉塞などが原因となって生じる。
にゅう‐ふ【入夫】
1 民法旧規定で、戸主である女性と結婚して、その夫となること。また、その夫。 2 ⇒入り婿(むこ)
にゅう‐ふ【入府】
[名](スル)《「にゅうぶ」とも》 1 府内にはいること。都にはいること。 2 「入部2」に同じ。「殿様の御—」〈...
にゅう‐ふ【乳腐】
豆腐にカビなどの菌をつけて塩漬け発酵させた、チーズ状の中国の食品。
にゅうふ‐こんいん【入夫婚姻】
民法旧規定で、女戸主である妻の家に夫が入る婚姻。
にゅう‐ぶ【入峰】
修験者が修行のために山岳の霊場などに入ること。峰入り。
にゅう‐ぶ【入部】
[名](スル) 1 部と名のつく団体にはいること。「運動部に—する」⇔退部。 2 国司や地頭が初めてその任国や領地...
にゅう‐ぶつ【入仏】
仏像を寺院に迎え入れて安置すること。
にゅうぶつ‐くよう【入仏供養】
入仏のために営む儀式。入仏式。
にゅう‐ぼ【乳母】
うば。めのと。
にゅう‐ぼう【女房】
「にょうぼう」に同じ。「三十余人の—たちを始めとして」〈仮・恨の介・上〉 [補説]「にゅうぼう」と書いて「にょうぼ...
にゅう‐ぼう【乳房】
ちぶさ。
にゅう‐ぼう【乳棒】
乳鉢とともに用いる、擂(す)り粉木状の棒。乳鉢と同じ材質で作る。
にゅうぼう‐うん【乳房雲】
⇒ちぶさぐも(乳房雲)
にゅうぼう‐エムアールアイ【乳房MRI】
乳がん検診で用いられるMRI。マンモグラフィーに比べ高感度で、より小さな病変を検出することができる。腫瘍の良性・悪...
にゅうぼうおんぞん‐しゅじゅつ【乳房温存手術】
乳癌(にゅうがん)の治療で、乳房をすべて切除せず、腫瘍(しゅよう)とその周囲だけを取り除く手術。乳房や乳首に多少の...
にゅうぼう‐さいけん【乳房再建】
⇒再建手術
にゅうぼうさいけん‐じゅつ【乳房再建術】
⇒再建手術
にゅうぼう‐トモシンセシス【乳房トモシンセシス】
⇒3Dマンモグラフィー
にゅう‐まく【入幕】
[名](スル)相撲で、力士が昇進して幕内力士となること。「最年少で—する」
にゅう‐みん【入眠】
眠りにつくこと。意識が覚醒した状態から睡眠の状態へ移行すること。
にゅうみん‐ざい【入眠剤】
⇒催眠薬
にゅう‐めつ【入滅】
[名](スル)滅度すなわち涅槃にはいること。釈迦(しゃか)の死、高僧などの死にいう。
にゅう‐めん【煮麺/入麺】
《「にめん(煮麺)」の変化した語》ゆでたそうめんと具を醤油味のだし汁でさっと煮たもの。
にゅう‐もく【乳木】
密教で、護摩に用いる木。乳汁の多い桑などの生木。にゅうぼく。