にく‐かん【肉冠】
「鶏冠(とさか)」に同じ。
にく‐かん【肉感】
⇒にっかん(肉感)
にくかん‐てき【肉感的】
[形動]⇒にっかんてき(肉感的)
にく‐が【肉芽】
1 外傷や炎症により欠損を生じた部分にできてくる、赤く柔らかい粒状の結合組織。肉芽組織。にくげ。 2 「零余子(む...
肉(にく)が落(お)・ちる
からだがやせる。
にくが‐しゅ【肉芽腫】
《医学では「にくげしゅ」という》マクロファージなどの細胞が増殖して結節を形成したもの。体内に侵入した病原体などの異...
にくが‐そしき【肉芽組織】
《医学で「肉芽」は「にくげ」という》⇒肉芽
にく‐がん【肉眼】
1 肉体にそなわっている目。望遠鏡・顕微鏡などを用いない生来の視力。「—では見えない星」 2 ⇒にくげん(肉眼)
にくがん‐とうきゅう【肉眼等級】
実視等級。または彗星や惑星などが明るくなり、肉眼で確認できるほどの等級であることも指す。「彗星の明るさが—に達した」
にく‐きゅう【肉球】
猫や犬などの足の裏にある肉質の塊。毛はなく、弾力があり、表面は厚い角質層に覆われる。歩くときのクッションになる。蹠...
にく‐きり【肉切り】
1 獣肉などを切ること。 2 「肉切り包丁」の略。
にくきり‐ぼうちょう【肉切り包丁】
食用の獣肉などを切るのに用いる包丁。
にくき‐るい【肉鰭類】
脊椎動物亜門に属する下位分類群。四肢動物(両生類・爬虫類・鳥類・哺乳類)を含める場合がある。四肢動物を除くと、ハイ...
にく‐ぎゅう【肉牛】
食肉を得る目的で飼育される牛。
にく‐ぎれ【二句切れ】
短歌の第2句で意味が切れること。→五七調
にく‐けい【肉刑】
肉体の一部を傷つける刑罰。入れ墨・鼻切り・宮刑などの類。
にく‐けい【肉髻】
仏の三十二相の一。頭頂部に一段高く碗形に隆起している部分。烏瑟膩沙(うしつにしゃ)。
にく‐げ【肉芽】
⇒肉芽1
にくげ‐ごと【憎げ言】
憎らしげな言葉。憎まれ口。「例の—し給ふめり」〈能因本枕・二七〉
にくげ‐しゅ【肉芽腫】
《医学用語》⇒にくがしゅ(肉芽腫)
にく‐げん【肉眼】
仏語。五眼の一。人間の肉体に備わっている目。凡夫の目。にくがん。
にく‐こう【肉交】
男女の肉体的な交わり。性交。
にく‐こう【肉羹】
「肉汁1」に同じ。
にく‐こっぷん【肉骨粉】
家畜から食肉を除いた残りの部分を加熱処理し、粉末にしたもの。飼料や肥料にする。→骨粉 →牛海綿状脳症
にく‐さ【憎さ】
憎いこと。憎いことの度合い。「かわいさ余って—百倍」
にく‐さ【肉叉】
フォーク。肉刺し。「—を用いて、塩豕一片を口に投じて」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉
にくさ‐げ【憎さげ】
[形動][文][ナリ] 1 いかにも憎らしそうなさま。憎らしげ。「『…随分おしゃべりねえ』と、さも—に言った」〈小...
にく‐さし【肉刺(し)】
フォーク。肉叉(にくさ)。「手にした—に料理をさしながら」〈荷風・ふらんす物語〉
に‐くさび【荷轄】
和船の舟べりをおおって、波の当たりを和らげるわらやむしろの類。
憎(にく)さも憎(にく)し
いくら憎んでも憎み足りない。いかにも憎い。
にく‐ざり【二句去り】
連歌・俳諧などで、2句以上を隔てなければ使ってはならない字や語。
にくざん‐ほりん【肉山脯林】
《「帝王世紀」の「夏桀(かけつ)は肉山脯林を為し、殷紂は酒池肉林を為す」から》生肉の山と干し肉の林。宴席などのぜい...
にく‐しつ【肉質】
1 肉の質。また食肉の品質。 2 肉の多い性質。「—の葉」
にくしつ‐るい【肉質類】
原生動物のうち、原形質流動や偽足によって運動するものの、かつての呼称。アメーバ・有孔虫・太陽虫・放散虫などが含まれ...
にくし‐み【憎しみ】
憎いと思うこと。憎悪の気持ち。「—に満ちたまなざし」「周囲の—を買う」
にくし・む【憎しむ】
[動マ四]憎いと思う。憎む。「一家一門其方を恨み—・み」〈浄・天の網島〉
にく‐しゅ【肉腫】
上皮細胞からなる癌腫(がんしゅ)に対し、非上皮性細胞からなる悪性腫瘍(しゅよう)の総称。線維肉腫・骨肉腫・筋肉腫な...
にく‐しょう【肉障】
唐の楊国忠(ようこくちゅう)が多くの美女を周囲に並べて、寒さ防ぎの屏風(びょうぶ)がわりにした故事。肉屏風。肉陣。
にく‐しょう【肉漿】
肉の中に含まれている汁。また、肉をしぼって取った汁。肉汁。
にく‐しょう【肉醤】
「ししびしお1」に同じ。
にく‐しょく【肉色】
⇒にくいろ
にく‐しょく【肉食】
[名](スル) 1 人が鳥獣の肉を食うこと。にくじき。 2 動物が他の動物を食物とすること。
にくしょく‐けい【肉食系】
俗に、恋愛や異性関係に対して積極的であること。また、そのような人。「草食系」に対してできた語で、肉(肉欲)を求める...
にくしょく‐じゅう【肉食獣】
肉食性の獣。
にくしょく‐せい【肉食性】
動物肉を常食とする性質。食性の一。
にくしょく‐ちょう【肉食鳥】
動物、特に小形の哺乳類や鳥類を捕食する鳥。ワシ・タカなど。
にくしょく‐どうぶつ【肉食動物】
肉食性の動物。一般に、性質が荒く、鋭い歯・つめ・くちばしなどをもつ。
にく‐しん【肉身】
生身のからだ。肉体。
にく‐しん【肉親】
親子・兄弟など、非常に近い血縁関係にある人。
にく‐じき【肉食】
[名](スル)鳥獣魚介の肉を食うこと。にくしょく。