ぬた【饅】
野菜・魚・貝などを酢味噌であえたもの。ぬたあえ。ぬたなます。
ぬ‐た【沼田】
1 泥ぶかい田。沼地。ぬまた。「をぐろ崎—のねぬなは踏みしだき日も夕ましに蛙(かはづ)鳴くなり」〈散木集・二〉 2...
ぬた‐あえ【饅和え/饅韲え】
「饅(ぬた)」に同じ。
ぬた‐う・つ
[動タ四] 1 猪(いのしし)が泥土に転がり臥(ふ)す。「恋をして臥す猪(ゐ)の床(とこ)はまどろまで—・ちさます...
ぬた‐うなぎ【沼田鰻】
1 ヌタウナギ科の魚。全長約60センチ。体は茶褐色。本州中部地方以南の海域にすむ。 2 ヌタウナギ目ヌタウナギ科の...
ぬた‐がわ【沼田川】
広島県中央南部を流れる川。東広島市北西の鷹ノ巣山(標高922メートル)の南方に源を発し、三原市で瀬戸内海に注ぐ。長...
ぬた‐く・る
[動ラ五(四)] 1 からだをくねらせてはう。のたくる。「蛇が—・る」 2 筆などで塗りまくる。また、下手な字や絵...
ぬた‐なます【饅膾】
「饅(ぬた)」に同じ。
ぬた‐はだ【觘】
鹿の角の表面にある波のような模様。ぬた。ぬため。
ぬた‐ば【沼田場】
泥深い水たまり。イノシシなどが、体についた虫や汚れを落とすために泥浴びをする場所。
ぬた‐め【觘目】
「觘(ぬたはだ)」に同じ。
ぬため‐の‐かぶら【觘目の鏑】
觘目のある鹿の角で作った鏑矢。ぬたかぶら。
ぬたり‐の‐き【渟足柵】
大化3年(647)朝廷が蝦夷(えぞ)に備えて、今の新潟市沼垂(ぬったり)付近に設けた城柵(じょうさく)。