ひめ‐だるま【姫達磨】
郷土玩具の一。女性の姿をかたどった、だるま形の人形。
ひ‐めつ【非滅】
釈迦の死。釈迦の入滅は衆生済度の方便で、真の入滅ではないというところからいう。
ひめ‐つばき【姫椿】
1 ツバキ科の常緑高木。葉は枝先に集まってつき、長楕円形。5、6月ごろ、白色の5弁花を開く。小笠原諸島の特産。 2...
ひめ‐つるそば【姫蔓蕎麦】
タデ科の多年草。匍匐茎(ほふくけい)を伸ばして繁殖する。初夏から秋にかけ、球状に密集した薄桃色の小花をつける。ヒマ...
ひめ‐なそび【姫遊び】
《「ひめのあそび」の音変化》女とたわむれ遊ぶこと。一説に、女らしい遊び、無邪気な遊びなどの意。「おのが命(を)を死...
ひめ‐にら【姫韮】
ヒガンバナ科の多年草。原野に自生。高さ約10センチ。春、線形の葉が2枚出て、その間から1本の花茎を伸ばし、釣鐘状の...
ヒメネス
[1881〜1958]スペインの詩人。音楽性・色彩感に満ちた叙情詩から出発。のち、装飾性を排した純粋詩を追求した。...
ひめ‐ねずみ【姫鼠】
ネズミ科の哺乳類。日本特産で、森林にすむ。体長約10センチ、尾も同じくらいある。果実や昆虫を食べる。
ひめの‐かおるこ【姫野カオルコ】
[1958〜 ]小説家。滋賀の生まれ。多彩な文体を用いて、内省的なものから軽快なものまで幅広い作品を発表。たびたび...
ヒメノカリス
ヒガンバナ科の多年草。高さ約60センチ。葉は幅広い線形。茎の先に芳香のある白い6弁花をつける。中南米の原産。
ひめ‐のり【姫糊】
飯をやわらかく煮て作ったのり。洗い張りや障子張りなどに使う。
ひめ‐はぎ【姫萩】
ヒメハギ科の多年草。山野に生え、高さ約20センチ。根際から分枝した多数の茎に卵形の葉が互生する。4〜7月、ハギに似...
ひめ‐はじめ【姫始め】
暦の正月2日のところに記された日柄(ひがら)の名。種々の事柄をその年に初めて行う日とされる。姫飯(ひめいい)を食べ...
ひめ‐はなばち【姫花蜂】
膜翅(まくし)目ヒメハナバチ科の昆虫の総称。ミツバチに似るが小形で、体は光沢のある黒色。春に出現するものが多く、土...
ひめ‐はるぜみ【姫春蝉】
セミ科の昆虫。体は細身で、体長3センチくらい。体は緑褐色で黒い斑紋があり、翅(はね)は透明。
ひめ‐ばしょう【姫芭蕉】
バショウ科の多年草。バショウに似るが小形で、高さ1〜2メートル。赤色の苞(ほう)をもつ花をつける。中国南部の原産。...
ひめ‐ばち【姫蜂】
膜翅(まくし)目ヒメバチ科の昆虫の総称。体は細長く、腹部は平たい。長い触角をもつ。雌の産卵管は長い針状のものが多く...
ひめ‐ひおどし【姫緋威/姫緋縅】
コヒオドシの別名。
ひめ‐ひまわり【姫向日葵】
キク科の一年草。高さ約1メートル。7〜9月ごろ、ヒマワリに似て、周囲が黄色で中央が紫褐色の花が咲く。北アメリカの原...
ひめ‐ぼたる【姫蛍】
ホタル科の昆虫。山地の水辺でみられ、体長6〜9ミリと小形。全体に黒く、前胸は淡紅色で暗色部がある。夜、黄色い光を点...
ひめ‐ます【姫鱒】
ベニザケの陸封型。全長約30センチ。背面は藍色、体側は銀白色。産卵期には黒っぽくなり、ひれが赤みを帯びる。北海道の...
ひめ‐まつ【姫松】
1 小さい松。姫小松。 2 「姫大夫(ひめもうちぎみ)1」に同じ。
ひめ‐みこ【姫御子】
内親王。皇女。「天皇大連(おほむらじ)にみことのりして、女子を以て—と為して」〈雄略紀〉
ひめ‐みや【姫宮】
「ひめみこ」に同じ。「后(きさい)の宮の—こそ、いとようおぼえて」〈源・桐壺〉
ひめ‐むかしよもぎ【姫昔蓬】
キク科の越年草。荒れ地などでみられ、高さ約1.5メートル。全体に毛があり、茎は直立し、葉は細長い。8〜10月、淡緑...
ひめ‐もうちぎみ【姫大夫】
1 東豎子(あずまわらわ)のこと。姫松。 2 ⇒内命婦(ないみょうぶ)
ひめもす【終日】
[副]「ひねもす」に同じ。「—に悲しく見たてまつる」〈浜松・三〉
ひめ‐やか【秘めやか】
[形動][文][ナリ]内におさえて人目に立たないようにするさま。「—な恋心」
ひめ‐やしゃぶし【姫夜叉五倍子】
カバノキ科の落葉低木。山地に自生。葉は長楕円形で先がとがり、縁に細かいぎざぎざがある。4月ごろ、葉より先に雌花と雄...
ひめ‐やぶらん【姫藪蘭】
キジカクシ科の多年草。原野に生え、長い蔓(つる)で増える。高さ約15センチ。葉は線形。夏、花茎を伸ばし、淡紫色、時...
ひめ‐ゆぎ【姫靫】
表に錦、裏に帛(はく)をつけた檜(ひのき)の靫。にしきゆぎ。
ひめ‐ゆり【姫百合】
ユリ科の多年草。山地に自生し、高さは約50センチ。葉は広線形で互生。夏、数個の赤い6弁花を上向きにつける。本州南部...
ひめゆり‐がくとたい【ひめゆり学徒隊】
⇒ひめゆり部隊
ひめゆり‐の‐とう【ひめゆりの塔】
沖縄県糸満(いとまん)市にある慰霊塔。第二次大戦末期の沖縄戦で、看護隊として動員され戦死した沖縄師範女子部と沖縄県...
ひめゆり‐ぶたい【ひめゆり部隊】
第二次大戦末期の昭和20年(1945)、米軍との沖縄戦で従軍看護要員として動員され、戦死した沖縄師範女子部と沖縄県...
ひ・める【秘める】
[動マ下一][文]ひ・む[マ下二]内に隠して人に知られないようにする。また、内部にもつ。秘する。「思いを胸に—・め...
ひめ‐わらび【姫蕨】
ヒメシダ科の多年生のシダ。林の縁などの明るい所に生える。葉は長さ1メートル以上になり、葉身は羽状に細く裂けていて柔らか。
ひめ‐わん【姫碗】
《「姫」は小さいの意》口径10センチ前後の小さな茶碗。
ひ‐めん【碑面】
石碑の表面。
ひ‐めん【罷免】
[名](スル)職務をやめさせること。免職。「大臣を—する」
ひめん‐けん【罷免権】
内閣総理大臣が、閣僚の国務大臣を罷免できる権限。日本国憲法第68条に規定。
ひめんし‐ようせい【被面子幼生】
ベリジャーの別名。
ひメンデル‐いでん【非メンデル遺伝】
メンデルの法則に従わない遺伝。細胞質遺伝がこれに当たる。→メンデル遺伝