ひ‐りょう【悲涼】
悲しくさびしいこと。悲しみ。「—沈痛なるものもあるべく」〈逍遥・小説神髄〉
飛竜(ひりょう)雲(くも)に乗(の)る
《「韓非子」難勢から》英雄が時に乗じて勢いを得るたとえ。
ひりょう‐てき【比量的】
[形動]⇒論証的
飛竜(ひりょう)天(てん)に在(あ)り
《「易経」乾卦から。竜がそのところを得て天にいる意》聖人が天子の位にあって、万民がその恩沢を受けるたとえ。
ひ‐りょく【非力】
[名・形動]⇒ひりき(非力)
ひ‐りょく【臂力】
腕の力。また一般に、力。「君の一—を籍りて此濁世を一洗し」〈織田訳・花柳春話〉
ひりり
[副]軽くしびれるような痛みを感じるさま。「のどに—とくる辛さ」
ひ‐りん【比倫】
ならぶもの。比類。「古今に—のない大伝奇を持つ時だ」〈芥川・戯作三昧〉
ひ‐りん【比隣】
軒を並べる隣家。近隣。
ひ‐りん【飛輪】
太陽の異称。
ひ‐りん【賁臨】
客を敬って、その来訪をいう語。光来。光臨。来臨。
ひ‐りん【碑林】
中国で、古い石碑や刻石を集めて立ててあるもの。西安碑林・曲阜(きょくふ)碑林など。
ひ‐りん【鄙吝/卑吝】
いやしくてけちなこと。「彼をして—に陥らしむる」〈漱石・それから〉
ひ‐リンク【被リンク】
あるウェブページが、別のページからリンクされること。バックリンク。 [補説]サーチエンジンでは、検索結果を表示する...
ひリンク‐かくとく【被リンク獲得】
⇒リンクビルディング
ひ‐りんしょうしけん【非臨床試験】
⇒前臨床試験
ヒリンドン
英国の首都ロンドンの最西端にある行政区。最南部にヒースロー空港がある。アウターロンドンを構成するロンドン特別区の一つ。
ひる【昼】
1 日の出から日の入りまでの明るい間。日中。ひるま。「夏至は—が最も長い」⇔夜。 2 (「午」とも書く)正午。また...
ひる【蛭】
ヒル綱の環形動物の総称。池沼・水田・森林や海にすみ、他の動物から吸血したり寄生したりする。体は扁平または円筒形で細...
ひる【蒜/葫】
ネギ・ニンニク・ノビルなど、食用となるユリ科の多年草の古名。「醤酢(ひしほす)に—搗(つ)き合(か)てて鯛願ふ我に...
ひる【昼】
《原題、(イタリア)Mezzogiorno》イタリアの詩人、パリーニの詩。4部作「一日」の第2作。1765年刊行。
ヒル
丘。小山。
ひ・る【放る】
[動ラ五(四)]体外へ出す。ひりだす。「屁(へ)を—・る」
ひる【干る/乾る】
[動ハ上一][文][ハ上一]《上代の上二段活用動詞「ふ」の上一段化》 1 水分がなくなってかわく。「池がひる」 2...
ひる【嚔る】
[動ハ上一]《上代の上二段活用動詞「ふ」の上一段化》くしゃみをする。はなひる。→嚏(はな)ふ「鼻をいと高うひたれば...
ひる【簸る】
[動ハ上一]箕(み)で穀物をあおって、くずを除き去る。「糠(ぬか)のみ多く候へば、それをひさせんとて」〈著聞集・一六〉
ひる‐あんどん【昼行灯】
《日中に行灯をともしても、うすぼんやりとしているところから》ぼんやりした人、役に立たない人をあざけっていう語。
ひ‐るい【比類】
それとくらべられるもの。同じたぐいのもの。「—ない経験」「—なくすばらしい」
ひ‐るい【疲羸】
[名](スル)疲れてぐったりすること。「顔色形容蒼然として大に—し」〈菊亭香水・世路日記〉
ひ‐るい【悲涙】
悲しんで流す涙。
ひる‐いし【蛭石】
熱するとヒルが伸びるように膨張する鉱物。黒雲母(くろうんも)が風化したもので、多量の水分を含んでいる。断熱・防音材...
比類(ひるい)な・い
比較できるものがない。並びない。たぐいない。「—・い美声」
ひる‐かい【蛭飼い】
蛭に悪血を吸い取らせて腫(は)れ物などを治療すること。
ひる‐かぎ【蛭鉤】
中太で、蛭のような形をした鉄製の掛け金物。天井などに取り付け、釣り釜(かま)などを下げる。蛭環(ひるかん)。
ひるかわはかせ【蛭川博士】
大下宇陀児の長編推理小説。昭和4年(1929)「週刊朝日」誌に発表。昭和5年(1930)刊。
ひる‐かん【蛭環】
「蛭鉤(ひるかぎ)」に同じ。
ヒルカー
《High Intensity Long Duration Continuous Aurora Electroje...
ひる‐がえ・す【翻す/飜す】
[動サ五(四)] 1 さっと裏返しにする。「手のひらを—・す」 2 からだをおどらせる。「身を—・す」 3 態度な...
ひるがえっ‐て【翻って/飜って】
[副]これとは反対に。これとは別に。「—わが国の現状を見るに」
ひる‐がえ・る【翻る/飜る】
[動ラ五(四)] 1 反対の面が出る。さっと裏返しになる。「裾が—・る」 2 態度・説などが、急に変わって反対にな...
ひる‐がお【昼顔】
ヒルガオ科の蔓性(つるせい)の多年草。山の道端や荒れ地に生える。地下茎で増え、長い蔓で他に巻きつく。葉は長楕円形で...
ひるがお【昼顔】
《原題、(フランス)Belle de jour》ブニュエル監督、カトリーヌ=ドヌーブ主演による1967年公開のフラ...
ひる‐が‐こじま【蛭ヶ小島】
⇒蛭ヶ島
ひる‐が‐しま【蛭ヶ島】
静岡県伊豆の国市にある史跡。永暦元年(1160)源頼朝が流された地。当時は狩野(かの)川の中州であった。蛭ヶ小島。
ひる‐が‐たけ【蛭ヶ岳】
神奈川県西部、相模原市と足柄上郡山北町の境にある山。標高1673メートル。丹沢山地の最高峰で、県内で最も高い。
ひるがの‐こうげん【ひるがの高原】
岐阜県中西部、大日岳東麓に広がる草原。標高900〜1000メートル、広さは東西3キロメートル、南北2キロメートルに...
ひる‐がれい【昼餉】
昼食。ひるめし。ひるげ。「—の櫃(ひつ)を荷ひ」〈浄・出世景清〉
ひる‐がんどう【昼強盗】
「ひるごうとう」に同じ。「大きい盗人めぢゃ。—」〈狂言記・長光〉
ひる‐ぎ【蛭木/漂木】
ヒルギ科の常緑樹の総称。熱帯を中心に分布し、浅い海の泥地に生え、マングローブを形成する。葉は対生し、花は両性花で、...
ひる‐ぎつね【昼狐】
《昼間、巣の外へ出るキツネの意から》あつかましい人やきょろきょろして落ち着きのない人をあざけっていう語。「扨(さて...