ひん‐せき【擯斥】
[名](スル)しりぞけること。のけものにすること。排斥。「人から—されるような巨万の富をも拵えて」〈谷崎・人魚の嘆き〉
ひん‐せん【貧賤】
[名・形動]貧しくて身分が低いこと。また、そのさま。「—な(の)身」⇔富貴。
ひん‐そう【品藻】
品定めすること。品評。
ひん‐そう【貧相】
[名・形動] 1 いかにも貧乏そうな人相。⇔福相。 2 貧弱でみすぼらしく見えること。また、そのさま。「—な身なり」
ひん‐そう【貧僧】
貧しい僧。また、僧が自分のことをへりくだっていう語。
ひん‐そく【秉燭】
「へいしょく(秉燭)」に同じ。
ひん‐そん【貧村】
貧しい村。寒村。
ひん‐たい【品胎】
《「品」の字が三つの部分よりなるところから》一度に三児を妊娠すること。また、一度に三児が生まれること。三胎。三つ子。
ヒンタダ
ミャンマー南部の都市。ヒンタダ州の州都。旧称ヘンザダ。イラワジ川のデルタ地帯北部に位置し、河港をもつ。交通の要地で...
ヒンターグレム
⇒ザールバッハヒンターグレム
ヒンター‐フィッシャーホルン
スイス中南部、ベルナーアルプスにあるフィッシャーホルン山群の一峰。標高4025メートル。
ヒンターブリュール
オーストリア北東部、ニーダーエスターライヒ州の町。首都ウィーンの南西約20キロメートルに位置する。石膏鉱山跡に、ヨ...
ヒンターランド
《(ドイツ)Hinterlandから》後背地。 (Hinterland)オーストラリア、クイーンズランド州南東部の...
ひん‐だ【貧打】
野球で、打撃がふるわないこと。
ひん‐だい【品題】
[名](スル) 1 品さだめ。品評。 2 題目。
ひん‐だ・く【ひん抱く】
[動カ五(四)]強く抱く。抱きかかえる。「保を—・いて」〈紅葉・多情多恨〉
ひんだ‐せん【貧打戦】
野球などで、両チームの打線がふるわず、チャンスになってもなかなか得点できない試合。→打撃戦 [補説]得点が少ない点...
ひん‐ち【品致】
品物の趣。品柄(しながら)。
ひん‐ちゃ【品茶】
1 茶を品評すること。 2 何種類かの茶を飲み、その種類を言い当てる遊戯。
ヒンチンブルック‐とう【ヒンチンブルック島】
《Hinchinbrook Island》オーストラリア、クイーンズランド州北東岸、グレートバリアリーフの島。カー...
ひん‐てい【浜堤】
砂浜海岸で、砂礫(されき)が波に打ち上げられてできる汀線(ていせん)に平行な高まり。
ヒンディー‐ご【ヒンディー語】
《Hindi》近代インド‐アーリア語の代表的言語。北インドが中心で、ナーガリー文字を使用。
ヒンデミット
[1895〜1963]ドイツの作曲家。無調性対位法などの手法により、後期ロマン派から脱却した作風を開いた。また、や...
ヒンデローペン
オランダ北部、フリースラント州、アイセル湖に面する町。ヒンデローペン塗りとよばれる手彩色を施した木製家具の工房が数...
ヒンデンブルク
[1847〜1934]ドイツの軍人・政治家。普墺(ふおう)戦争・普仏戦争に参加。第一次大戦ではタンネンベルクの戦い...
ヒント
問題を解く手掛かり。「—を出す」
ひん‐とう【品等】
品位と等級。また、物などをその値うち・品質によって分けた等級。
ひん‐ど【貧土】
地味のやせている土地。生産物の乏しい土地。不毛な土地。
ひん‐ど【頻度】
物事が繰り返して起こる度合い・度数。「—が高い」「使用—」
ヒンドゥスターニー‐おんがく【ヒンドゥスターニー音楽】
《(ヒンディー)Hindūstānī Saṃgīta》インド伝統音楽の二大潮流の一つ。13世紀初頭にイスラム王朝が...
ヒンドゥスターニー‐ご【ヒンドゥスターニー語】
《Hindustani》 1 ウルドゥー語の古い異称。 2 ヒンディー語とウルドゥー語を融合させた共通語。M=K=...
ヒンドゥー
⇒ヒンズー
ヒンドゥー‐きょう【ヒンドゥー教】
⇒ヒンズー教
ひん‐どう【貧道】
[名]仏道修行の乏しいこと。「我—にして何ぞ一日のうちに書き終はらんやと」〈今昔・七・二三〉 [代]一人称の人代名...
ひんど‐すう【頻度数】
あることが繰り返して起こる度数。頻数。「地震の—」
ヒンドスタン
インド北部、ガンジス川流域に広がる大平原。米・ジュート・小麦・綿花などの産地。
ひんなり
[副]ほっそりとしなやかなさま。すんなり。「—とした男振にて」〈鴎外・そめちがへ〉
貧(ひん)に迫(せま)・る
貧乏になって困窮する。「—・ればとて、窃盗(どろぼう)なんぞするような」〈逍遥・当世書生気質〉
顰(ひん)に倣(なら)・う
「顰(ひそ)みに倣(なら)う」に同じ。
ひん‐にゅう【貧乳】
俗に、女性の乳房が小さいこと。また、その女性。ぺちゃぱい。
ひん‐にょう【頻尿】
排尿の回数が多くなる病状。1日の尿量はあまり変わらないことが多い。膀胱炎(ぼうこうえん)などでみられる。
ひん‐ぬ・く【引ん抜く】
[動カ五(四)]勢いよく抜く。ひきぬく。「人参を二、三本—・く」
ひん‐ねん【頻年】
引き続いて毎年。年々。「—発生する農災害」
ひん‐のう【貧農】
貧しい農家・農民。⇔富農。
貧(ひん)の盗(ぬす)みに恋(こい)の歌(うた)
貧しければ人の物を盗むようになり、恋をすれば歌を詠むようになる。必要に迫られればどんなことでもすることのたとえ。
貧(ひん)の病(やまい)
貧乏のつらさを病気にたとえた語。「—に肩身もすぼり」〈浄・卯月の潤色〉
貧(ひん)は世界(せかい)の福(ふく)の神(かみ)
貧乏は、かえって人を発憤・努力させ、後の幸福をもたらすもととなる。
貧(ひん)は菩提(ぼだい)の種(たね)富(とみ)は輪廻(りんね)の絆(きずな)
貧乏すれば心に執着がないから悟りの境地に入りやすいが、富貴になれば物欲にとらわれ、それが仏道に入る妨げとなって成仏...
ひん‐ば【牝馬】
めすのうま。めすうま。⇔牡馬(ぼば)。
ひん‐ばん【品番】
商品管理上、他と種類・形状・色などを区別するために、商品につける番号。しなばん。