ひとことぬし‐の‐かみ【一言主神】
大和の葛城(かつらぎ)山の神。悪い事も善い事も一言で言い放つ託宣神とされる。奈良県御所(ごせ)市にある一言主神社に...
ひと‐コネクトーム【人コネクトーム】
⇒コネクトーム [補説]ふつう「ヒトコネクトーム」と書く。
ひとこぶ‐らくだ【単峰駱駝】
ラクダの一種。体高約2メートル、背の中央にこぶが一つ隆起する。アラビア半島を中心にインド西部からアフリカ北部にかけ...
ひと‐こま【一齣】
1 演劇・映画などの一場面。 2 ひと続きの事柄の中の一場面。「日常生活の—」「青春の—」 3 フィルム・漫画など...
ひと‐ころ【一頃】
以前のある時期。一時。「—のような勢いはない」「—はやった曲」
ひと‐ころ・う【僭ふ】
[動ハ四]《「ひと」は人、「ころふ」は如しの意か。後世「ひとごろふ」「ひとごろぶ」とも》みずからを君主になぞらえる...
ひと‐ごえ【人声】
人が話をする声。「どこかで—がする」
ひと‐ごこち【人心地】
1 生きた心地。また、ほっと、くつろいだ感じ。「恐ろしくて—もなかった」 2 人間としての平常の感覚や意識。ひとご...
人心地(ひとごこち)が付(つ)・く
緊張から解放されて、ほっとした気持ちになる。「風呂につかって、やっと—・いた」
ひと‐ごころ【人心】
1 人間の気持ち。また、人としての情愛の心。「思えば無情(つれな)の—かな」〈樗牛・滝口入道〉 2 「人心地2」に...
ひと‐ごと【人毎】
どの人もみな。各人。めいめい。「—に好みが違う」
ひと‐ごと【人言/他人言】
1 他人のいう言葉。「—の頼みがたさはなにはなる蘆の裏葉のうらみつべしな」〈後撰・恋五〉 2 人のうわさ。世間の評...
ひと‐ごと【人事/他人事】
自分には関係のないこと。他人に関すること。よそごと。「境遇が似ていて、とても—とは思えない」 [補説]本来「他人事...
人事(ひとごと)言(い)わば筵(むしろ)敷(し)け
うわさをすればその当人が現れるものであるから、その席を用意しておくくらいの気持ちでうわさをするがよいということ。
人事(ひとごと)でな・い
他人事だとのんきに思ってはいられない。やがて自分の上にもふりかかってくるかもしれない。「—・い老年問題」
ひと‐ごのかみ【首長/魁帥】
上代、一群の人の長。首領。「自ら—となりて、穴を掘り堡(おき)を造りて常に住めり」〈常陸風土記〉
ひと‐ごみ【人込み/人混み】
たくさんの人がいて込み合っていること。また、その場所。雑踏。「—にまぎれる」「—を避ける」
ひと‐ごろし【人殺し】
1 人を殺すこと。殺人。また、人を殺した者。殺人者。 2 (人を悩殺するの意から)美人のこと。「ここでの—小金とい...
ひと‐さかり【一盛り】
1 一時期盛んであること。「—を過ぎた花」 2 若さの盛んな一時期。「なにさ、—はお道楽でございますのさ」〈滑・浮...
ひと‐さし【一差(し)/一指(し)】
将棋・舞などの一回。一番。「—舞う」
ひと‐さし【人差(し)/人指(し)】
「人差し指」の略。「—と、中指と、一寸(ちょっと)の間を」〈鏡花・歌行灯〉
ひとさし‐ゆび【人差(し)指】
《人をさし示す指の意》手の親指と中指との間の指。食指(しょくし)。
ひとさじ‐めし【一匙飯】
飯椀にしゃもじ一すくいだけでよそった飯。継母または継子に通じるといって、これを食べることを忌む。
ひと‐さま【人様】
他人を敬っていう語。「—に迷惑をかける」
ひとさまざま【人さまざま】
《原題、(フランス)Les Caractères》ラ‐ブリュイエールの著作。副題は「当世風俗誌」で、当時のさまざま...
ひと‐さらい【人攫い/人掠い】
女性や子供をだまし、無理やり連れ去ること。また、その者。
ひと‐さわがせ【人騒がせ】
[名・形動]ちゃんとした理由もないのに、人を騒がせ、迷惑をかけること。また、そのさま。「とんだ—な話だ」
ひと‐ざと【人里】
村落など、人の集まり住んでいる所。「—離れた山奥」
ひと‐ざま【人様/人状】
その人の人柄・品位。人品。「品も高く—もよかりければ」〈今昔・一一・六〉
ひと‐しあん【一思案】
[名](スル)ちょっとの間考えをめぐらすこと。一考。「—して答えを出す」
ひとし・い【等しい/均しい/斉しい】
[形][文]ひと・し[シク] 1 二つ以上の物事の間で、その数量・程度・形状などに相違がない。同じである。「二辺の...
ひと‐しお【一入】
《2が原義》 1 ほかの場合より程度が一段と増すこと。多く副詞的に用いる。いっそう。ひときわ。「苦戦の末の優勝だけ...
ひと‐しお【一塩】
魚や野菜に軽く塩を振ること。また、そうしたもの。「—の鮭(さけ)」
ひと‐しきり【一頻り】
しばらくの間。その間に物事が集中するようすにいう。いっとき。ひとっきり。「犬が—ほえた」「—話題になった映画」
ひと‐しごと【一仕事】
[名](スル) 1 少しばかり仕事をすること。また、その仕事。「朝飯前に—しておこう」 2 まとまった仕事。かなり...
ひと‐しずく【一滴】
液体の一滴。「涙の—」
ひとしっかん‐モデルどうぶつ【人疾患モデル動物】
《ふつう「ヒト疾患モデル動物」と書く》⇒疾患モデル動物
ひとし‐なみ【等し並(み)】
[名・形動]同じ扱いをすること。同等・同様であること。また、そのさま。「ベテランも新人も—に扱う」
ひと‐しばい【一芝居】
思い通りに事を運ばせるために、人をあざむいて計画的に仕組んだ行動。「親に認めさせるために—打つ」
ひと‐しぼり【一絞り】
1 ひとしきり雨が降ること。「—雨は過ぎぬる庭の面に散りて移ろふ萩が花ずり」〈風雅・秋上〉 2 絞らなければならな...
ひとし・む【等しむ/斉しむ】
[動マ下二]同じものとする。同列に並べる。「心常相滅の邪見を計(け)して、諸仏の妙法に—・め」〈正法眼蔵・弁道話〉
ひと‐しれ◦ず【人知れず】
[連語] 1 人に気づかれない。「—◦ず悩む」「—◦ぬ苦労」 2 だれも思い及ばないほどひどい。「—◦ずかれこれ恥...
ひと‐しんせい【人新世】
⇒じんしんせい(人新世)
ひと‐じち【人質】
1 交渉を有利にするために、特定の人の身柄を拘束すること。また、拘束された人。「—を解放する」 2 近世以前、借金...
ひとじち‐しほう【人質司法】
捜査機関の意に沿う供述を得るまで、逮捕・拘留した被疑者や被告人を拘束し続ける司法の在り方。日本の司法捜査の実態を批...
ひと‐じに【人死に】
思いがけない出来事のために人が死ぬこと。「事故で—が出る」
ひとじゅうもうせい‐ゴナドトロピン【人絨毛性ゴナドトロピン】
⇒エッチ‐シー‐ジー(hCG)
ひとじゅうもうせい‐せんしげきホルモン【人絨毛性腺刺激ホルモン】
⇒エッチ‐シー‐ジー(hCG)
ひと‐じょうか【ヒト上科】
ヒトと類人猿を含む霊長目の分類群。ヒト科とテナガザル科に分かれる。→上科 [補説]ヒト科にはヒト属のほかにチンパン...
ひと‐じらみ【人虱】
シラミ目ヒトジラミ科の昆虫の総称。人間の頭髪につくアタマジラミ、衣服につくコロモジラミ、陰毛につくケジラミなどがある。