ぶんか‐じゅうたく【文化住宅】
1 応接室や玄関にドアをとり入れた和洋折衷の住宅。大正から昭和初年にかけて流行した。 2 多く関西地方にある木造2...
ぶんか‐じん【文化人】
文化的教養を身につけている人。特に、学問や芸術に関係する職業の人。
ぶんか‐じんるいがく【文化人類学】
人類の社会・文化の側面を研究する学問。生活様式・言語・習慣・ものの考え方などを比較研究し、人類共通の法則性を見い出...
ぶんか‐すいじゅん【文化水準】
文化の程度。特に、ある地域・社会の文化の総体的なレベル。
ぶんか‐せいかつ【文化生活】
現代の新しい生活用品を利用して営まれる合理的な生活様式。
ぶんか‐せいさく【文化政策】
国や地方公共団体が、国民あるいは住民の生活の質的向上、社会の活性化、国内外への情報発信、持続的な経済発展などを目的...
ぶんか‐ぜんのうせい【分化全能性】
《totipotency》細胞が、個体を形成するあらゆる種類の細胞に分化できること。全能性。 [補説]哺乳類の場合...
ぶんか‐たのうせい【分化多能性】
《multipotency》体細胞に分化する前の細胞が、生体を構成する多様な種類の細胞に分化する能力。生物学では特...
ぶんかたようせい‐じょうやく【文化多様性条約】
各国が固有の文化を保護育成する政策を取ることを認める条約。市場原理とは異なる文化的価値を認め、経済的価値との調整を...
ぶんか‐だいかくめい【文化大革命】
1966〜1969年に中華人民共和国で、大衆を動員して行われた政治闘争。毛沢東自身が主導し、直接紅衛兵を動員して、...
ぶんか‐だいがく【分科大学】
旧制の帝国大学を構成した各部門。法科大学・文科大学・理科大学・工科大学・農科大学・医科大学の6種があったが、大正8...
ぶんか‐だんたい【文化団体】
文化的活動を目的とする団体。広義には学会や宗教団体をも含む。
ぶんか‐ちょう【文化庁】
文部科学省の外局。文化芸術の振興・普及、文化財の保存・活用、宗教に関する行政事務などを行う。昭和43年(1968)...
ぶん‐かつ【分割】
[名](スル) 1 いくつかに分けること。「土地を—して分け与える」 2 数学で、一つの集合を、共通の要素をもたな...
ぶん‐かつ【分轄】
[名](スル)いくつかに分けて管轄すること。「領土を—する」
ぶんかつ‐きょう【分割鏡】
⇒セグメント鏡
ぶんかつ‐しょく【分割食】
⇒分食
ぶんかつ‐すいみん【分割睡眠】
一度にまとめて長時間の睡眠をとらず、分割してとる睡眠。→単相睡眠 →多相睡眠
ぶんかつ‐そうぞく【分割相続】
相続人が二人以上いる共同相続の場合に、遺産を相続分に応じて分割し相続すること。また、その形態。
ぶんかつ‐そっこう【分割測光】
⇒多分割測光
ぶんかつ‐とうち【分割統治】
支配者が被支配者の間にある民族的、宗教的、経済的利害の対立をあおり立てて、互いに分裂・抗争させることで統治の安定を...
ぶんかつ‐ばらい【分割払い】
代金を2回以上に分けて支払うこと。⇔一時払い。
ぶんか‐てき【文化的】
[形動] 1 文化に関係のあるさま。「—な施設」 2 近代文化の要求にあうさま。「健康で—な生活」
ぶんかてき‐けいかん【文化的景観】
その地域の自然と人々の暮らしが交じり合うことでつくり上げられた景観。→重要文化的景観 [補説]文化財保護法では、「...
ぶんか‐てつがく【文化哲学】
《(ドイツ)Kulturphilosophie》文化科学の諸原理について考察する哲学。文化の本質や成立要因を明らか...
ぶんか‐とうそう【文化闘争】
1 《(ドイツ)Kulturkampf》普仏戦争後、ドイツ帝国でビスマルクが行ったカトリック教徒抑圧政策。実質的に...
ぶんか‐なべ【文化鍋】
両手鍋の一。厚みがあり、重さのあるふたがついていて、飯を炊くのに向く。
ぶんか‐のう【分化能】
細胞が、異なる種類の細胞に分化する能力。
ぶんか‐の‐ひ【文化の日】
国民の祝日の一。11月3日。自由と平和を愛し、文化をすすめる日。新憲法公布の日、また、もとの明治節にあたる。文化勲...
ぶんか‐ばんのうせい【分化万能性】
《pluripotency》細胞が、胎盤などの胚体外組織を除く生体のあらゆる種類の細胞に分化できること。ES細胞や...
ぶんかファッション‐だいがくいんだいがく【文化ファッション大学院大学】
東京都渋谷区にある大学院大学。平成18年(2006)の開学。
ぶんかぶんせい‐じだい【文化文政時代】
徳川11代将軍家斉(いえなり)治世下、特に文化・文政年間(1804〜1830)を中心とした時代。江戸を中心に町人文...
ぶんか‐プログラム【文化プログラム】
オリンピック憲章に基づいて、オリンピック競技大会の開催国で行われるさまざまな文化的行事の総称。競技参加者と観客の平...
ぶんか‐ほうそう【文化放送】
東京都港区にある関東地方を放送範囲とするAMラジオ局。昭和26年(1951)にカトリック教会が設立し同31年に株式...
ぶんか‐ぼうちょう【文化包丁】
一般的な家庭で使用しやすいよう、肉・魚・野菜などさまざまな食材が扱えるようにした包丁。万能包丁。三徳包丁。
ぶんか‐ぼし【文化干し】
魚介類の干物をセロハンやラップフィルムなどで包んだもの。また、天日でなく乾燥機などで乾燥させた干物。
ぶんか‐むら【文化村】
洋風または和洋折衷の、しゃれた外観の住宅の建ち並んだ地域。また、文化人が多く集まって生活している地域。
ぶん‐かん【分館】
本館から分かれて設けられた建物・下部組織。「公民館の—」
ぶん‐かん【文官】
武官以外の官吏の旧称。軍事以外の行政事務を取り扱う官吏。⇔武官。
ぶんかんしりん【文館詞林】
中国の詩文集。1000巻。唐の高宗の勅により658年に許敬宗が編纂(へんさん)。漢代から唐代初期までの詩文を集めた。
ぶんかん‐とうせい【文官統制】
防衛省で、文官である官僚が自衛官より優位に立ち、統制していた仕組み。防衛庁設置当初から、文民統制を厳格化するために...
ぶんかん‐にんようれい【文官任用令】
一般文官の任用資格に関する勅令。明治26年(1893)公布。同32年、政党勢力の官界進出を阻止しようとする第二次山...
ぶんかん‐ぶんげんれい【文官分限令】
一般文官の身分および職務の保障を規定した勅令。明治32年(1899)公布。政党勢力の伸張に伴い改正が行われ、第二次...
ぶん‐が【文雅】
[名・形動] 1 詩文を作ったり、文事に親しんだりする風雅の道。「過ぎ去った時代の—を思起さずには居られない」〈荷...
ぶん‐がい【分外】
[名・形動] 1 身分や分限を越えていること。分に過ぎること。また、そのさま。過分。「—な望みをいだく」 2 思い...
ぶん‐がく【文学】
《6が原義》 1 思想や感情を、言語で表現した芸術作品。詩歌・小説・戯曲・随筆・評論など。文芸。「日記—」「外国—...
ぶんがく‐かい【文学界】
1 芸術の世界で、文学にかかわる分野。 2 文学にたずさわる人たちの社会。文壇。文界。 [補説]書名別項。→文学界
ぶんがくかい【文学界】
文芸雑誌。明治26年(1893)1月、「女学雑誌」から分立して創刊、明治31年(1898)1月廃刊。戸川秋骨・北村...
ぶんがく‐かくめい【文学革命】
辛亥(しんがい)革命後の中国で、旧来の文語文(古文)を捨てて口語文(白話)を使用することを提唱した文学上の運動。儒...
ぶんがくがいろん【文学概論】
吉田健一の評論集。昭和35年(1960)刊行。