へん‐ち【辺地】
都会から離れた土地。僻地(へきち)。
へん‐ち【変徴】
中国・日本音楽の階名の一。五声の徴より半音低い音。
べん‐ち【胼胝】
《「へんち」とも》「たこ(胼胝)」に同じ。
へん‐ちき【変ちき】
[名・形動]「へんてこ」に同じ。「御前も余程(よっぽど)—な女だ」〈蘆花・不如帰〉
へんちきょうちょう‐しせつ【辺地共聴施設】
山間部や離島といった地理的要因により、テレビ放送などの電波を受信できない地域に設けられた共同アンテナや受信設備のこ...
へんちきょうどうじゅしん‐しせつ【辺地共同受信施設】
⇒辺地共聴施設
へんちき‐りん【変ちきりん】
[名・形動]「へんてこりん」に同じ。「愈(いよいよ)—な事を言うと」〈漱石・吾輩は猫である〉
へんちく‐りん【変ちくりん】
[名・形動]「へんてこ」に同じ。「—な髪形をしている」
へん‐ちつ【貶黜】
[名](スル)「へんちゅつ(貶黜)」の慣用読み。「此年前(さき)に—せられた抽斎の次男矢嶋優善は」〈鴎外・渋江抽斎〉
へん‐ちつ【篇帙】
1 書物をおおう帙。 2 書物。書籍。「—をひもとく」
へん‐ちゅつ【貶黜】
[名](スル)官位を下げて、しりぞけること。貶斥(へんせき)。へんちつ。
へん‐ちょ【編著】
書物を編集し、その一部を著作すること。また、その書物。
へん‐ちょう【変調】
[名](スル) 1 調子が変わること。調子を変えること。また、その調子。 2 調子が狂うこと。また、その調子。「か...
へん‐ちょう【偏重】
[名](スル)物事の一面だけを重んじること。「学力を—する教育」
へんちょうふくちょう‐そうち【変調復調装置】
⇒モデム
へん‐つう【変通】
[名](スル)その場その時に応じて、自由自在に変化・適応してゆくこと。
へん‐つぎ【偏継ぎ】
文字遊戯の一。漢字の旁(つくり)を示して、これに種々の偏を付けた文字を次々と考えさせ、行き詰まると負けになるもの。...
へん‐つ・ぐ【偏継ぐ】
[動ガ四]偏継ぎをする。「宮の女房—・がせ給ひし」〈公任集・詞書〉
へん‐てこ【変梃】
[名・形動]奇妙なさま。変なさま。また、そのようなもの。へんちき。へんちくりん。へんてこりん。「—な建物」「—な理...
へんてこ‐りん【変梃りん】
[名・形動]《「りん」は口拍子で添えた語》「へんてこ」に同じ。「—な格好」
へん‐てつ【変哲】
[名・形動]普通と変わっていること。違っていること。また、そのさま。「悪く横柄な癖に時々—に丁寧なり」〈鏡花・日本橋〉
へん‐てつ【褊綴/褊裰】
⇒へんとつ(褊綴)
変哲(へんてつ)もな・い
特に取り立てて言うほどのこともない。平凡である。「何の—・い小さな店」
へん‐てん【変転】
[名](スル)状態・情勢が移り、変化してゆくこと。「めまぐるしく—する世相」
ヘンデル
[1685〜1759]ドイツの作曲家。イギリスで後半生を送った。後期バロック音楽の大家で、はじめオペラ、のちオラト...
ヘンデルのしゅだいによるへんそうきょくとフーガ【ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ】
《原題、(ドイツ)Variationen und Fuge über ein Thema von Händel》ブ...
へん‐でん【返電】
返事の電報・電信。
へんでん‐しょ【変電所】
発電所から送られてきた電力を変圧器によって必要な電圧に昇降し、消費地に送り出す施設。
ヘント
ベルギー北西部、東フランドル州の都市。フランス語名ガン。中世に毛織物工業で繁栄した商工業都市であり、鉄鋼・繊維工業...
へん‐とう【返答】
[名](スル)問いに対して答えること。また、その答え。返事。「—に窮する」「手紙で—する」 →返事[用法]
へん‐とう【扁桃】
1 アーモンドの別名。 2 咽頭(いんとう)の粘膜にあるリンパ節の集合体。アーモンドの種子に似た形をしている。口を...
へんとう‐えん【扁桃炎】
扁桃、特に口蓋扁桃の炎症。溶連菌・肺炎菌・インフルエンザ菌の感染によるものが多く、赤くはれてのどが痛み、発熱する。...
へんとう‐せん【扁桃腺】
扁桃、特に口蓋扁桃のこと。→扁桃
へんとうせん‐ひだい【扁桃腺肥大】
⇒扁桃肥大
へん‐とうつう【偏頭痛/片頭痛】
⇒へんずつう
へんとう‐ひだい【扁桃肥大】
扁桃が異常に大きくなった状態。はれてのどが狭くなり、ひどくなると呼吸困難や嚥下(えんげ)・発声障害などを起こす場合...
へんとう‐ふう【偏東風】
極地方の地上付近と低緯度地帯にみられる、東から西に吹く風。南北両半球にあり、前者は極偏東風、後者は貿易風または赤道...
へんとう‐ゆ【扁桃油】
アーモンドの種子からとった油。黄白色で香気があり、薬用や石鹸(せっけん)製造などに用いる。
ヘントさいだんが【ヘント祭壇画】
《原題、(オランダ)Gents altaarstuk》⇒神秘の小羊
へん‐とつ【褊綴/褊裰】
褊衫(へんさん)と直裰(じきとつ)とを折衷した羽織のような僧衣。脇裾を15センチほど縫っていない。空也堂の鉢叩(は...
へん‐ど【辺土】
1 都から遠く離れた土地。片田舎。辺地。 2 都の近辺の地。近郊。「—においては比良、横川(よかは)、如意が岳」〈...
へん‐どう【変動】
[名](スル)事態に動きがあって、変化すること。「激しく—する社会」
へんどう‐かわせそうばせい【変動為替相場制】
外国為替相場を固定しないで市場の需給による変動に任せる制度。変動相場制。フロート制。→固定為替相場制
へん‐どうかんすう【偏導関数】
多くの変数をもつ関数を、そのうちの一つの変数に着目し、他はこの変数の関数と見なすときの、この変数に関する導関数。
へんどう‐きんり【変動金利】
住宅ローンなどの融資商品や、個人向け国債や定期預金などの資産運用商品で、適用される金利が、実勢金利を反映して変動す...
へんどうせい‐さいせいかのうエネルギー【変動性再生可能エネルギー】
⇒ブイ‐アール‐イー(VRE)
へんどう‐そうさ【変動操作】
他人を有価証券の売買に誘い込むために、売買が活発に行われているように見せかけたり、株価を人為的に変動させるような一...
へんどう‐そうばせい【変動相場制】
⇒変動為替相場制(へんどうかわせそうばせい)
へんどう‐たい【変動帯】
活発な地殻変動や火成活動がみられる帯状の地帯。プレートの境界に沿ってみられる。
へんどう‐ちけい【変動地形】
断層や褶曲など、地殻変動によって生じた地形。断層崖・地溝などが知られる。→組織地形