べっそん‐まんだら【別尊曼荼羅】
ある一尊を中心として、関係ある諸尊または眷族(けんぞく)を配した曼荼羅。
べっ‐たい【別体】
1 形体・様式を異にすること。 2 漢字で、標準字体に対して、その俗字・略字・古字などのこと。異体。
べっ‐たく【別宅】
ふだん住んでいる家とは別に構えた家。別邸。
べったら
「べったら漬け」の略。
べったら‐いち【べったら市】
10月19日の夜、東京日本橋大伝馬町付近で開かれるべったら漬けを売る市。古くは翌日の恵比須講(えびすこう)に用いる...
べったら‐づけ【べったら漬(け)】
大根を薄塩で漬け、さらに麹(こうじ)・砂糖を加えて漬けた漬物。浅漬け。
べったり
[副] 1 ねばり気のある物がつくさま。「ペンキが—(と)手につく」 2 すっかりたよりきるさま。「母親に—(と)...
ベッターホルン
スイス中南部、ベルン州、ベルナーアルプスの高峰。ミッテルホルン(標高3704メートル)、ハスリユングフラウ(標高3...
べっ‐ちゅう【別注】
量産品ではなく、特別に注文して作らせること。また、作らせた品。 [補説]「特別注文」「別製注文」の略か。
べっ‐ちょう【別丁】
書籍・雑誌で、本文とは別に貼り込んだり綴じ込んだりする印刷物。口絵・扉・挿し込み図版など。用紙・印刷を別にすること...
べっ‐ちょく【別勅】
特別の勅命。令の規定をこえて物事が行われる場合の勅命。「—を承けて金闕に壇を構へ」〈太平記・一〉
ベッチン
《velveteenから》綿糸を用いて織り、毛羽(けば)を表面に出したビロード。女性・子供服地、足袋・鼻緒などに用...
べっ‐てい【別邸】
「別宅」に同じ。
ベッテル‐こ【ベッテル湖】
《Vättern》⇒ベッテルン湖
ベッテルン‐こ【ベッテルン湖】
《Vättern》スウェーデン南部にある湖。ベーネルン湖に次いで同国で2番目に大きい。最大水深128メートル。イェ...
べっ‐てんち【別天地】
現実とは全くようすの違った場所。俗世間から離れた理想的な世界。別世界。「—を求めて移住する」
べっ‐と【別途】
別の方法・用途。副詞的にも用いる。「—の目的に使用する」「交通費は—支給する」
ベット
賭(か)けること。賭け。また、賭け金。
ベット
《British Educational Training and Technology》英国ロンドンで毎年開催さ...
べっ‐とう【別当】
《元来は本官のある者が別の役を兼ねて当たる意》 1 検非違使(けびいし)庁・蔵人所(くろうどどころ)など、令外(り...
べっとう‐かおる【別当薫】
[1920〜1999]プロ野球選手・監督。大阪の生まれ。慶大で史上最高打率5割を記録するなど活躍後、昭和23年(1...
べっとう‐じ【別当寺】
神社に付属して置かれた神宮寺(じんぐうじ)の一。別当が住した。
べっとう‐せん【別当宣】
検非違使の別当が出す公文書。勅宣に準じるものとされた。
べっとう‐だい【別当代】
別当の代行をする人。
べっと‐つみたてきん【別途積立金】
特定の目的をもたない任意積立金。
ベトヒャー‐どおり【ベトヒャー通り】
《Böttcherstraße》ドイツ北西部、ブレーメンにある通り。旧市街の中心部、マルクト広場とウェーザー川を結...
ベットマーアルプ
スイス中南部、バレー州、アレッチ地域の村。標高1970メートル。アレッチ氷河全体を見渡せる展望地、ベットマーホルン...
べっとり
[副]「べったり1」に同じ。「絵の具を—(と)塗りつける」
ベッド
1 寝台。寝床。「ダブル—」 2 苗床。花壇。
ベッド‐イン
[名](スル) 1 ベッドに入ること。また、性的に交わることを婉曲にいう語。 2 街頭に持ち出したベッドに横になっ...
ベッドサイド‐モニター
病院などの臨床の現場で、患者のバイタルサインを継続的に測定・監視する装置。心拍・脈拍・血圧・体温・心電図・血中酸素...
ベッド‐シーン
映画・テレビなどで、男女がベッドで愛し合う場面。
ベッドスプレッド
装飾用のベッドカバー。中に羽毛などを入れないものをいう。→デュベカバー
ベッド‐スロー
ベッドメーキングをしたあと、足元部分に掛け渡す細長い布。 [補説]本来は、土足のまま寝転んだ際の汚れよけとするもの...
ベッドタイム‐アイズ
山田詠美の処女小説。日本人女性と黒人男性との恋愛を描く。昭和60年(1985)、第22回文芸賞受賞。昭和62年(1...
ベッド‐タウン
《(和)bed+town》大都市の周辺に位置する住宅都市。住民の大部分が大都市に通勤し、夜だけ帰ってくるところからいう。
ベッド‐ハウス
《(和)bed+house》ベッドだけの簡易宿泊所。
ベッドパッド
洋式寝台で、マットの上に敷くきわめて薄いふとん。上にシーツを敷く。
ベッド‐メーキング
ベッドをきちんと整えること。
ベッド‐メーク
《(和)bed+make》「ベッドメーキング」に同じ。
ベッドルーム
寝室。寝間。
べっ‐ぱ【別派】
別の宗派・流派・党派。「—を開く」
べっ‐ぱい【別杯/別盃】
別れを惜しんで飲む酒。別れのさかずき。「—を酌(く)み交わす」
ベッヒャー
[1891〜1958]ドイツの詩人。表現主義から出発し、反戦的な政治詩人として活躍。詩集「滅亡と勝利」、自伝小説「...
べっ‐ぴょう【別表】
本文のほかに添える表。
べっ‐ぴん【別品】
1 特別によい品。 2 「別嬪(べっぴん)」に同じ。「—とおたふくとに、お揃の蝙蝠(こうもり)を差させて」〈鴎外・雁〉
べっ‐ぴん【別嬪】
美しい女性。美人。
べっぷ【別府】
大分県中部、別府湾に面する市。別府八湯を中心に発展した観光地。血の池地獄・海地獄などの地獄めぐりコースがある。人口...
べっ‐ぷ【別符/別府】
平安末期に成立した土地制度の一形態で、荘園に付属する一部区域が国司免符などによって独立的な状態になったもの。地名化...
べっ‐ぷう【別封】
[名](スル) 1 別々に封をすること。また、別に封じたもの。「交通費を—する」 2 手紙の中に別に添えた封書。