めいげつき【明月記】
鎌倉時代、藤原定家の漢文体日記。治承4〜嘉禎元年(1180〜1235)までの公事・故事・歌道に関する見聞などを記し...
明月(めいげつ)地(ち)に堕(お)ちず白日(はくじつ)度(ど)を失(うしな)わず
天体の運行は不変の法則によって営まれる。天運にさからうことはできないことをいう。
めいげつはちまんまつり【名月八幡祭】
池田大伍による新歌舞伎。河竹黙阿弥による世話物の歌舞伎狂言「八幡祭小望月賑(よみやのにぎわい)」を改作したもの。大...
めい‐げん【名言】
事柄の本質をうまくとらえた言葉。「けだし—である」「—を吐く」
めい‐げん【明言】
[名](スル)はっきり言いきること。言明。「—を避ける」「偽りのないことを—する」
めい‐げん【鳴弦】
邪気を払うために、弓の弦を手で引き鳴らすこと。また、その人。天皇の入浴のときや貴人の誕生・病気の際などに広く行われ...
めい‐げん【迷言】
《「名言」をもじった語》もっともらしく見えるが、意味の分からない語句。
めい‐こう【名工】
すぐれた工芸品を作る職人。名高い職人。名匠。
めい‐こう【名香】
かおりがよく、名高い香。「—を聞く」
めい‐こう【迷光】
光学機器の内部に発生する、不必要な光の反射や散乱。望遠鏡やカメラの撮影用レンズの場合、フレアやゴーストの原因となる。
めいこう‐あわせ【名香合(わ)せ】
名香をたいてその優劣を競う遊戯。香合わせ。
めいこう‐だい【名工大】
名古屋工業大学の俗称。
めい‐こつ【名骨/明骨】
サメ・エイやマンボウなどの軟骨を煮て干した食品。中国料理の材料。
めい‐こん【命根】
いのちのもと。息の根。また、いのち。みょうこん。
めい‐こん【迷魂】
浮かばれずに迷っている霊魂。
メーコン
米国ジョージア州中央部の都市。オクマルギー川に面する河港があり、19世紀に綿花の集散地として発展。繊維業、製紙業な...
めい‐コンビ【名コンビ】
互いに息が合って物事をうまく進める二人の組み合わせ。「漫才の—」
めい‐コンビ【迷コンビ】
《「名コンビ」をもじった語》呼吸が合っているような、合っていないような奇妙な二人組。
めい‐ご【姪御】
他人の姪を敬っていう語。
めい‐ご【命期】
生きながらえている期間。寿命。
めい‐ご【迷悟】
迷いと悟り。
めい‐ご【冥護】
⇒みょうご(冥護)
めい‐ご【謎語】
なぞを含んだ言葉。また、意味のあいまいな語。
めい‐ごう【名号】
1 となえる名。名称。また、名声。 2 ⇒みょうごう(名号)
めいごうおうらい【明衡往来】
平安後期の往来物。2巻または3巻。藤原明衡(ふじわらのあきひら)著。成立年未詳。漢文で書かれた男子用の書簡文例集。...
めい‐さい【明細】
[名・形動] 1 細かい点まではっきりとしてくわしいこと。また、そのさま。「—な調査記録」 2 「明細書」の略。「...
めい‐さい【迷彩】
敵の目をごまかすために、航空機・戦車・大砲・建築物・軍服などに不規則な彩色をし、他の物と区別がつきにくいようにする...
めいさい‐しょ【明細書】
数量・金額などを項目別に細かく書き出したもの。めいさいがき。
めい‐さく【名作】
すぐれた作品。名高い作品。
めい‐さく【迷作】
《「名作」をもじった語》優れているとは言えないが駄作でもない、ねらいのはっきりしない妙な作品。
めい‐さつ【名刹】
名高い寺。
めい‐さつ【明察】
[名](スル) 1 はっきりと真相や事態を見抜くこと。「実情を—する」 2 相手を敬って、その推察をいう語。「御—...
めい‐さん【名産】
その土地の名高い産物。
めい‐ざ【瞑座/瞑坐】
[名](スル)目をとじて静座すること。「—して心を無にする」
めい‐ざん【名山】
形がすぐれている、歴史があるなどで名高い山。→百名山
めい‐し【名士】
世の中に名を知られている人。
めい‐し【名刺】
《「刺」は、昔、中国で竹木を削って名前を書いたもの》氏名・住所・勤務先・身分などを印刷した長方形の小形の紙札。
めい‐し【名詞】
品詞の一。国文法では、自立語で活用がなく、文の主語となることができるもの。代名詞とともに体言と総称する。数詞なども...
めい‐し【明視】
[名](スル)はっきり見えること。「余は此書を見て始めて我地位を—し得たり」〈鴎外・舞姫〉
めいし‐いれ【名刺入れ】
1 名刺を入れて携帯する入れ物。 2 「名刺受け」に同じ。
めいし‐うけ【名刺受け】
来客の名刺を受けて入れておく入れ物。《季 新年》「—雪降りこみて濡れにけり/白水郎」
めいし‐か【名詞化】
[名](スル)ある言葉が変化して、名詞として使われるようになること。動詞「あくぶ」「捩(ね)ず」がそれぞれ「あくび...
めいし‐きょり【明視距離】
目が疲れずに物体をはっきり見つづけることのできる、目と物体との距離。正常な目では約25センチ。
めいし‐く【名詞句】
文中で名詞と同じ機能を果たす句。
めいし‐せつ【名詞節】
文中で名詞と同じ機能を果たす節。ふつう、その内部に主部と述部を有するものをさす。
めいしでん【名士伝】
《原題、(ラテン)De viris illustribus》紀元1世紀ごろの古代ローマの伝記作家、スエトニウスによ...
めいし‐ばん【名刺判】
写真の寸法の一。縦8.3センチ、横6.0センチのもの。
めいし‐ほう【名詞法】
動詞・形容詞の活用形を名詞として使う用法。「読み書き」「遠く(を見る)」のように連用形を用いることが多いが、「すま...
め‐いしゃ【目医者/眼医者】
眼科医のこと。
めい‐しゃ【鳴謝】
[名](スル)厚く礼を述べること。