メロディー‐ロード
《(和)melody+road》自動車が一定の速度で通過すると、走行音がメロディーとして聞こえるようにつくった道路...
メロディー
旋律。歌や楽曲の節(ふし)。また、歌。「—を奏でる」「なつかしの—」
メロドラマ
元来は、18世紀後半に西欧で発達した、音楽の伴奏が入る娯楽的な大衆演劇。今日では、恋愛を主なテーマとした通俗的、感...
メロビング‐ちょう【メロビング朝】
《(ドイツ)Merowinger》フランク王国前半期の王朝。フランク族の一派サリ支族のメロビス王の孫クロビスが、4...
めろ‐めろ
[副] 1 炎が燃え上がるさま。めらめら。「それが黒い趾を残して—と燃え拡がるのを見るのが」〈長塚・土〉 2 いく...
メロン
ウリ科の蔓性(つるせい)の一年草。葉は広卵形で浅く裂けていて、花は黄色。実は熟すと淡緑色になり、果肉は甘く、芳香が...
メロン‐スプーン
《(和)melon+spoon》先端を割って、メロンやスイカなどの種を取りやすくしたスプーン。スポーク。 [補説]...
メロン‐パン
《(和)melon+pão(ポルトガル)》甘いビスケット生地をのせ、表面に筋をつけて焼いた丸いパン。形や模様がメロ...
メロー
[形動]《「メロウ」とも》 1 果物などが、熟しているさま。香りや甘みが豊かなさま。「—な味わい」 2 人柄などの...
メロードさいだんが【メロード祭壇画】
《原題、(オランダ)Mérode-triptiek》ロベルト=カンピンの絵画。板に油彩。三連の祭壇画であり、中央パ...
目(め)を◦射(い)る
1 目に入る。目にとび込む。 2 強い光が目を照らす。「太陽の光が—◦射る」
目(め)を疑(うたが)・う
実際に見ても信じられないほど不思議に思う。「変貌ぶりに—・う」
目(め)を奪(うば)・う
すばらしさに見とれさせる。「イルミネーションが通行人の—・う」
目(め)を奪(うば)わ◦れる
目を盗られて何も見えない意で、あまりの美しさなどに見とれて夢中になること。「美しさに—◦れる」
目(め)を覆(おお)・う
直視することができなくて目をふさぐ。また、直視するのを避ける。「—・う惨状」
目(め)を掩(おお)うて雀(すずめ)を捕(と)らう
《「後漢書」何進伝から》雀が逃げることを恐れ、自分の目を隠して雀を捕らえようとする。事実を直視しないこと、つまらぬ...
目(め)を起(お)こ・す
1 賽(さい)を投げてよい目を出す。 2 好運に巡りあう。
目(め)を落(お)と・す
1 視線を下に向ける。「足もとに—・す」 2 死ぬ。落命する。
目(め)を輝(かがや)か・す
喜びや希望、また興味をもったようすが表情に出る。目をきらきらさせる。「恐竜図鑑に—・す」
目(め)を掛(か)・ける
1 ひいきにする。目に掛ける。「社長に—・けられる」 2 注意して見入る。「散りかかる花の梢に—・けて日も暮れにけ...
目(め)を掠(かす)・める
人の目のすきを盗む。目を盗む。「主人の—・めて怠ける」
目(め)を極(きわ)・む
目の届くかぎり遠方を見る。「あかねさしいはとの山も見えぬべく—・めてもてれる夏かな」〈曽丹集〉
目(め)を潜(くぐ)・る
見つからないようにする。「警備の—・って侵入する」
目(め)を配(くば)・る
注意してあちこちを見る。「周囲に—・る」
目(め)を晦(くら)ま・す
人の目をごまかす。見えないようにする。「追っ手の—・す」
目(め)を呉(く)・れる
視線を向ける。目をやる。「景色に—・れることもなくひたすら歩く」
目(め)を肥(こ)や・す
美しいもの、よいものを見て楽しむ。また、よいものを多く見てよしあしを見分ける力を身につける。「本物を見て—・す」
目(め)を凝(こ)ら・す
じっと見つめる。「暗やみで—・す」
目(め)を覚(さ)ま・す
1 眠りから起きる。目覚める。 2 迷っている状態から正しい状態に戻す。「父の死が彼の—・した」 3 何かがきっか...
目(め)を曝(さら)・す
すみずみまで見る。また、じっと見る。「書面の筆跡に—・す」
目(め)を皿(さら)に◦する
驚いたり、物を探したりするときに、目を大きく見開く。目を皿のようにする。「あまりのショックに—◦する」
目(め)を三角(さんかく)に◦する
目を怒らす。怖い目つきをする。目に角(かど)を立てる。「—◦して𠮟りつける」
目(め)を忍(しの)・ぶ
他人に見られないようにする。人目を忍ぶ。「親の—・んでデートを重ねる」
目(め)を白黒(しろくろ)さ・せる
1 苦しさのあまり目の玉を白目にしたり黒目にしたり、激しくしきりに動かす。「まんじゅうがのどにつかえて—・せる」 ...
目(め)を据(す)・える
目の玉を動かさないで一点をじっと見る。「—・えてにらみつける」
目(め)を澄(す)ま・す
見つめる。熟視する。「諸人—・しけり」〈平家・一〉
目(め)を注(そそ)・ぐ
注意して見る。注目する。「有望新人に—・ぐ」
目(め)をそばだ・てる
「目を側(そば)める」に同じ。「気に喰わぬ事が有れば—・てて疾視(にらみ)付ける事も有り」〈二葉亭・浮雲〉
目(め)を側(そば)・める
憎しみや恐れのために正視できず横目で見る。「二人は逸早く—・めて紳士の風采を視たり」〈紅葉・金色夜叉〉
目(め)を背(そむ)・ける
1 見ていられなくて、視線をそらす。「残酷な映像から—・ける」 2 関わり合いになることを避ける。逃避する。「現実...
目(め)を逸(そ)ら・す
1 別の方向に視線を向ける。 2 直面している事柄を見ないようにする。「現実から—・してはいけない」
目(め)を立(た)・てる
1 のこぎり・やすりなどの磨滅して鈍くなった目をといで鋭くする。 2 編み物で、編み始めの目をつくる。 3 注意し...
芽(め)を出(だ)・す
1 草木が芽をふく。 2 物事が成長・発展するきざしを見せる。「天才の片鱗が—・す」
目(め)を付(つ)・ける
特別な注意を向ける。「前々から—・けていた店」「騒いで先生に—・けられる」
目(め)を瞑(つぶ)・る
1 目を閉じる。また、目を閉じて眠る。 2 死ぬ。 3 過失などを見て見ぬふりをする。「これくらいの失敗には—・っ...
芽(め)を摘(つ)・む
成長・発展の可能性のあるものを取り除く。「旧弊が伸びる—・む」「悪の—・む」
目(め)を転(てん)・ずる
視線を別のものへ移す。また、視点を変える。「世界のことに—・ずる」
目(め)を通(とお)・す
ひととおり見る。通覧する。「朝刊にざっと—・す」
目(め)を閉(と)・じる
1 まぶたを閉じて物を見ない。目をつぶる。 2 死ぬ。目をつぶる。
目(め)を留(と)・める
注意して見る。「挙動不審な人物に—・める」