ゆう‐ど【裕度】
規定値と試験結果との差のうち、許容できる範囲。「耐震—」「安全—」
ゆう‐どう【遊動/游動】
[名](スル)自由に動くこと。「池の中には…小魚の—するを見るなど」〈鉄腸・花間鶯〉
ゆう‐どう【誘導】
[名](スル) 1 さそいみちびくこと。人やものをある地点・状態にみちびいてゆくこと。「車を停止位置に—する」「客...
ゆうどう‐うんどう【誘導運動】
心理学で、運動知覚の一。月夜の空に流れる雲を見ていると、雲が止まって月が雲の動きと逆方向に動いて見える現象、また、...
ゆうどう‐えんぼく【遊動円木】
遊具の一。太い丸太の両端に鎖をつけて低く水平につり、その上に乗って前後に揺り動かして遊ぶもの。
ゆうどう‐かねつ【誘導加熱】
導体に交流磁場を加えると電磁誘導によって渦電流が流れ、導体の電気抵抗によって発熱(ジュール熱)する現象。調理器など...
ゆうどう‐き【誘導機】
電磁誘導を応用した発電機や電動機。
ゆうどう‐きでんき【誘導起電機】
電磁誘導あるいは静電誘導を利用して、回路内に電気を集積させる実験用の装置。
ゆうどう‐きでんりょく【誘導起電力】
電磁誘導によって導体または回路に発生する起電力。
ゆうどう‐コイル【誘導コイル】
一次コイルに流れる直流電流をすばやく断続させ、電磁誘導によって二次コイルに高電圧を発生させる装置。真空放電や自動車...
ゆうどう‐こうそ【誘導酵素】
細胞に特定の物質を加えることによって、生合成の速度が増す酵素。細菌や酵母における糖・アミノ酸の分解酵素など。適応酵素。
ゆうどう‐しつりょう【誘導質量】
⇒仮想質量
ゆうどう‐じんもん【誘導尋問】
尋問の際、尋問者が希望する内容の答弁を暗示して、その供述を得ようとする尋問。刑事訴訟では、禁止または制限される場合...
ゆうどう‐たい【誘導体】
主に有機化合物で、一つの化合物の分子構造の小部分が変化してできた化合物。基本構造はそのままで、一部が他の原子団と置...
ゆうどうたのうせい‐かんさいぼう【誘導多能性幹細胞】
《induced Pluripotent Stem cell》⇒iPS細胞
ゆうどう‐たんい【誘導単位】
⇒組み立て単位
ゆうどう‐たんぱくしつ【誘導蛋白質】
1 器官や組織の分化を誘導する働きに関与するたんぱく質。この役割をもつRNAたんぱく質のたんぱく質部分とする説が有...
ゆうどう‐だん【誘導弾】
⇒ミサイル
ゆうどうていえんぼく【遊動亭円木】
辻原登の短編小説集。盲目の元落語家円木と、周囲の人々の日常を描く人情話。平成11年(1999)刊行。翌年、第36回...
ゆうどう‐でんきろ【誘導電気炉】
⇒誘導炉
ゆうどう‐でんどうき【誘導電動機】
交流電動機の一。固定子巻線に交流電流を流して回転磁界をつくり、電磁誘導によって回転子巻線に誘導電流を流し、それと磁...
ゆうどう‐でんりゅう【誘導電流】
電磁誘導によって生じる電流。感応電流。
ゆうどう‐ぶき【誘導武器】
⇒誘導兵器
ゆうどう‐へいき【誘導兵器】
発射後、電波・赤外線・レーザーなどによって目標に誘導される兵器。誘導武器。
ゆうどう‐ページ【誘導ページ】
特定のウェブサイトに誘導する目的で作成されたウェブページ。サーチエンジンスパムの一種であり、サーチエンジンからの来...
ゆうどう‐ほうしゃ【誘導放射】
⇒誘導放出
ゆうどう‐ほうしゃのう【誘導放射能】
はじめは放射線を出さなかった物質が、放射線を照射されることによって放射能をもつこと。誘発放射能。→天然放射能
ゆうどう‐ほうしゅつ【誘導放出】
あるエネルギー準位にある原子または分子が、外部からの電磁波を受け、その強さに比例して、位相も周波数も同じ電磁波を放...
ゆうどうほうしゅつせいぎょけんびきょう【誘導放出制御顕微鏡】
⇒STED(ステッド)顕微鏡
ゆうどうもくひょう‐きんり【誘導目標金利】
⇒政策金利
ゆうどう‐らい【誘導雷】
雷撃の種類の一つ。落雷や雲間放電によって雷雲底部の負電荷が中和されることにより、地上に帯電していた正電荷が地面に向...
ゆうどう‐らいサージ【誘導雷サージ】
落雷が電力線や通信ケーブルなどに誘導電流を発生することによって起こる雷サージ。落雷による電磁誘導雷サージと雷雲の接...
ゆうどう‐れい【誘導鈴】
⇒盲導鈴
ゆうどう‐ろ【誘導路】
飛行場で、滑走路と駐機場との間の、飛行機を誘導するための道路。
ゆうどう‐ろ【誘導炉】
電気炉の一種。電磁誘導による渦電流の発熱を利用する。誘導電気炉。
ゆう‐どく【有毒】
[名・形動]毒性のあること。また、そのさま。「人体に—な(の)薬品」「—物質」⇔無毒。
ゆうどく‐きん【有毒菌】
有毒物質を含有あるいは生産する菌類。毒キノコや病原菌など。
ゆうどく‐しょくぶつ【有毒植物】
アルカロイドなどの有毒成分が含まれている植物。食べると中毒を起こしたり触れるとかぶれたりして、人畜に危害を及ぼすも...
ゆう‐なぎ【夕凪】
海岸地方で、夕方の海風から陸風に交替する時に、無風状態になること。《季 夏》「—や浜蜻蛉につつまれて/亜浪」⇔朝凪。
ゆう‐なみ【夕波】
夕べに立つ波。
ゆうなみ‐ちどり【夕波千鳥】
夕波の上を飛ぶ千鳥。「近江(あふみ)の海—汝(な)が鳴けば心もしのに古(いにし)へ思ほゆ」〈万・二六六〉
ゆう‐に【優に】
[副]その数量・程度に達してなお余裕のあるさま。十分に。らくに。「—二万人を超す人出」「子供なら—入れるトランク」
ゆう‐にじ【夕虹】
夕空に立つ虹。《季 夏》
夕虹(ゆうにじ)百日(ひゃくにち)の旱(ひでり)
夕方虹が出るのは、晴天が続くしるしであるということ。
ゆう‐ねん【遊年】
陰陽道(おんようどう)で、八卦(はっけ)に配当し、人の年齢によって、建築・旅行・移転・結婚などを避けなくてはならな...
ゆう‐ねんぶつ【夕念仏】
夕方の勤行に念仏を唱えること。「朝題目に—」
ゆう‐のう【有能】
[名・形動]才能のあること。また、そのさま。「—な人材」「—の士」⇔無能。 [派生]ゆうのうさ[名]
ゆう‐はい【有配】
利益配当のあること。⇔無配。
ゆうはい‐るい【有肺類】
腹足綱有肺亜綱の軟体動物の総称。カタツムリ・ナメクジ・モノアラガイなど、陸生の巻き貝が主。えらをもたず、外套膜(が...
ゆう‐はつ【誘発】
[名](スル)ある事が原因となって、他の事を引き起こすこと。「悪路が事故を—する」