ゆら・す【揺らす】
[動サ五(四)]揺り動かす。ゆさぶる。「川風が枝葉を—・す」
ゆら‐つ・く【揺らつく】
[動カ五(四)]ゆらゆらと動く。揺れ動く。「心が—・いて決めかねる」
ゆら‐の‐と【由良の門】
紀淡海峡。特に、兵庫県洲本市由良の付近をいう。[歌枕]「—を渡る舟人揖(かぢ)を絶えゆくへも知らぬ恋の道かな」〈新...
ゆら‐の‐はな【由良岬】
愛媛県南西部、宇和海に突き出た由良半島先端部にある岬。黒潮によって浸食された大規模な海食崖(がい)や「海老(えび)...
ゆら‐の‐みなと【由良の湊】
京都府北部、宮津市の由良川河口の港。山椒太夫(さんしょうだゆう)がいたという。
ゆら‐めか・す【揺らめかす】
[動サ五(四)]ゆらめくようにする。ゆらゆらさせる。「そよ風が髪のリボンを—・す」
ゆら‐め・く【揺らめく】
[動カ五(四)]ゆらゆらと揺れ動く。ゆらぐ。「紫煙が—・く」「湖上の月影が—・く」
ゆらめくほのお【ゆらめく炎】
《原題、(フランス)Le feu follet》ドリュ=ラ=ロシェルの小説。1931年刊。1963年、ルイ=マル監...
ゆら・ゆ【緩ゆ】
[動ヤ下二]《「ゆら(緩)う」が中世以降ヤ行に転じて用いられた語。終止形は多く「緩ゆる」の形をとる》「緩(ゆら)う...
ゆら‐ゆら
[副](スル) 1 物がゆっくりと大きく、繰り返し揺れ動くさま。「波に—(と)揺れる船」「地震で足もとが—(と)す...
ゆらら
[副] 1 玉や鈴などが触れ合って鳴る音を表す語。ゆら。「手に巻ける玉も—に」〈万・三二四三〉 2 ゆったりしてい...
ゆら‐らか【揺ららか】
[形動ナリ]ゆらゆらと揺れ動くさま。「髪のうちたたなはりて—なる程」〈春曙抄本枕・三四〉
ゆらり
[副] 1 物が1回だけゆっくりと大きく揺れ動くさま。「大提灯(ぢょうちん)が—(と)揺れる」 2 軽やかに身体を...
ゆらり‐ゆらり
[副]繰り返しゆったりと揺れ動くさま。「—(と)ブランコに揺られる」
ゆら・れる【揺られる】
[動ラ下一]《動詞「ゆ(揺)る」の未然形+受身の助動詞「れる」から》揺り動かされる。「波に—・れる小舟」「馬に—・...
ユランカレ
《トルコ語で「蛇の城」の意》トルコ南部の都市アダナの東約30キロメートルにある中世の城塞。急峻(きゅうしゅん)な岩...
ゆらん‐かん【輸卵管】
⇒卵管
ユラン‐はんとう【ユラン半島】
《Jylland》ユトランド半島のデンマーク語名。
ユランル‐きょうかい【ユランル教会】
《Yılanlı Kilise》⇒蛇の教会
ユランル‐キリセ
⇒蛇の教会
ゆり【後】
後刻。後日。「我妹子(わぎもこ)が家の垣内(かきつ)のさ百合花—と言へるは否と言ふに似る」〈万・一五〇三〉
ゆり【揺り】
1 ゆれること。また、ゆらすこと。ゆれ。 2 巫女(みこ)が死霊の口寄せをするとき、弓で打ち鳴らす具。 3 邦楽で...
ゆり【百合】
1 ㋐ユリ科ユリ属の多年草の総称。温帯を中心に分布し、カノコユリ・オニユリ・ヤマユリ・テッポウユリ・スカシユリなど...
ゆり
[格助]《上代語》名詞・活用語の連体形に付く。動作・作用の起点を表す。…から。→ゆ →よ →より「かしこきや命(み...
ゆり‐あ・げる【揺り上げる】
[動ガ下一][文]ゆりあ・ぐ[ガ下二]揺すって上げる。「肩でショオルを—・げながら」〈風葉・青春〉
ユリア‐じゅし【ユリア樹脂】
《urea resin》尿素樹脂。
ユリアヌス
[332〜363]古代ローマ皇帝。在位361〜363。コンスタンティヌス1世の甥(おい)。皇帝就任後、キリスト教を...
ゆり‐あわ・す【揺り合はす】
[動サ下二]揺り動かして、すきまのないようにする。「鎧(よろひ)の射向けの袖—・せ」〈太平記・三二〉
ユリイカ
⇒ユーレカ
ゆり‐いす【揺り椅子】
⇒ロッキングチェア
ゆり‐いた【揺り板】
玄米に混じっている籾(もみ)などを選別するのに用いる農具。浅い木箱状で、前方をひもでつり、後方を手で持ち、揺すって...
ゆり‐うごか・す【揺り動かす】
[動サ五(四)] 1 揺すって動かす。「大地を—・す」「巨体を—・す」 2 動揺させる。また、感動させる。「真心が...
ユリウス
⇒カエサル
デーデキント
[1831〜1916]ドイツの数学者。無理数論・自然数論の基礎の確立に貢献。著「数とは何か、何であるべきか」など。...
ユリウス‐つうじつ【ユリウス通日】
ある日付をユリウス暦における紀元前4713年1月1日の正午を0日目とし、そこから経過した日数を表したもの。また、小...
ユリウス‐ねん【ユリウス年】
天文学などで使われる時間の単位。太陽暦の一つ、ユリウス暦における1年の平均の長さ(365.25日)で定義される。
ユリウス‐び【ユリウス日】
⇒ユリウス通日
マイヤー
[1814〜1878]ドイツの医者・物理学者。血液の色の観察から運動と熱との関係に着想し、エネルギー保存の法則に到...
ユリウス‐れき【ユリウス暦】
太陽暦の一。前46年、ユリウス=カエサルがエジプト暦を改訂して制定したもの。1年を365.25日とし、4年に1回の...
ユリエフ‐しゅうどういん【ユリエフ修道院】
《Yuryev monastïr'/Юрьев монастырь》ロシア連邦北西部、ノブゴロド州の都市ノブゴロド...
ゆり‐おこ・す【揺り起(こ)す】
[動サ五(四)]からだを揺り動かして目を覚まさせる。ゆすりおこす。「眠っている子を—・す」
ゆり‐かえし【揺り返し】
ゆりかえすこと。特に、地震のあとの余震。揺り戻し。「—が来る」
ゆり‐かえ・す【揺り返す】
[動サ五(四)]一方へ揺れた反動で反対側にもう一度揺れる。また、一度揺れたあとにもう一度揺れ動く。特に、地震のあと...
ゆり‐かご【揺り籃/揺り籠】
赤ん坊を入れて揺り動かすかご。ようらん。
揺(ゆ)り籃(かご)から墓場(はかば)まで
《from the cradle to the grave》生まれてから死ぬまで。社会保障政策の充実を表現する言葉...
ゆり‐かもめ【百合鴎】
1 カモメ科の鳥。全長約40センチ。くちばしと脚が赤く、冬羽は全体に白いが、夏羽では頭部が黒褐色になる。ユーラシア...
ゆり‐がね【淘金】
土砂にまじっている砂金を水中で揺すって選び分けること。また、その砂金。
ゆり‐きみまさ【由利公正】
[1829〜1909]江戸末期から明治の政治家。越前福井藩出身。旧姓、三岡。通称、八郎。横井小楠に学び、藩政・国事...
ゆり‐ご【揺り子】
粗悪な米。屑米(くずまい)。くだけ米。いりご。
ユリシッチ‐じょう【ユリシッチ城】
《Jurisics-vár》ハンガリー西部の町クーセグの旧市街にある城。13世紀に建造。16世紀に城主ユリシッチ=...