れん【聯】
[音]レン(呉)(漢) [訓]つらなる つらねる 1 一つながりになる。つらなる。「聯合・聯盟・聯絡/関聯」 2 ...
れん【簾】
[人名用漢字] [音]レン(呉)(漢) [訓]すだれ す 〈レン〉 1 すだれ。「簾中/御簾(ぎょれん)・玉簾・如...
れん【攣】
[音]レン(呉)(漢) [訓]ひく ひきつる。「攣縮/痙攣(けいれん)」
れん【連】
[名] 1 「連勝式」の略。 2 仲間。つれ。また、ひいき筋。「広場へ出して押しあはしたら、駄菓子をくれる—もでき...
れん【廉】
[名・形動] 1 値が安いこと。また、そのさま。安価。廉価。「治療代の案外—なのを喜んだ」〈漱石・門〉 2 心が清...
れん【輦】
「輦輿(れんよ)」に同じ。
れん【聯】
[名] 1 書や絵を書き、または彫刻して、柱や壁などの左右に相対して掛けて飾りとする細長い板。対聯。 2 漢詩で、...
れん【簾】
すだれ。「酒を買い、—を巻き、月を邀(むか)えて酔い」〈紅葉・金色夜叉〉
れん‐あい【恋愛】
[名](スル)特定の人に特別の愛情を感じて恋い慕うこと。また、互いにそのような感情をもつこと。「熱烈に—する」「社内—」
れんあい‐けっこん【恋愛結婚】
恋愛から出発して結婚すること。見合い結婚に対していう。
れんあいさんだいき【恋愛三代記】
《Three Ages》米国の映画。1923年作。キートン主演の喜劇。石器時代・ローマ時代・現代の三つの時代を舞台...
れんあいしじょう‐しゅぎ【恋愛至上主義】
恋愛を人生で最もすばらしいものであるとする考え方。
れんあいたいいほう【恋愛対位法】
《原題Point Counter Point》ハクスリーの観念小説。1928年刊。
れんあいちゅうどく【恋愛中毒】
山本文緒の恋愛小説。平成11年(1999)刊行。第20回吉川英治文学賞受賞。
れんあい‐もうそう【恋愛妄想】
事実に反して、自分が特定の相手に愛されていると強く確信する妄想。ストーカー行為の原因となることがある。被愛妄想。→...
れんあいろん【恋愛論】
《原題、(フランス)De l'Amour》スタンダールによる評論。1822年発表。愛する人を想像力で美化してしまう...
れん‐い【漣漪/漣猗】
さざなみ。小波。
れん‐いん【連印】
[名](スル)1枚の文書に二人以上の者が名前を記して印を押すこと。連判。「今夜要求条件を作(こし)らえて、それに全...
れん‐う【連雨】
連日降りつづく雨。霖雨(りんう)。
レンウィック
ニュージーランド南島北東部、マールボロ地方の町。ワイン用のぶどう品種の一つ、ソービニヨンブランの国内における代表的...
れん‐えん【瀲灩/瀲灔】
[ト・タル][文][形動タリ]水の満ちあふれるさま。また、さざなみが光りきらめくさま。「池水—として白し」〈秋水・...
れん‐おん【連音】
1 単音の連結からなる音。 2 舌の先を上歯の裏の歯槽(しそう)に当てて舌の先を震わせて発する音。[r]の類。
れん‐おん【漣音】
⇒モルデント
れん‐おんぷ【連音符】
ある音符の音価を、本来の分割法によらずに等分割した一連の音符。二等分すべきところを三等分した三連音符など。連符。
れん‐か【恋歌】
恋の心を詠んだ歌。こいうた。
れん‐か【連枷】
「殻竿(からざお)」に同じ。
れん‐か【廉価】
[名・形動]値段が安いこと。安い値段。また、安いさま。安価。「—な商品」「—版」⇔高価。
れん‐か【輦下】
天子のひざもと。輦轂(れんこく)の下。「—の騒擾(そうじょう)をしずめ」〈藤村・夜明け前〉
れん‐かく【蓮角】
チドリ目レンカク科の鳥。体形はクイナに似るが、繁殖期に尾が著しく長く伸び、全長約50センチになる。顔からのどと翼が...
れんか‐ばん【廉価版】
書籍の内容を変えず、装丁などを簡略にするなどして安く売るもの。ソフトウエアや電化製品などについていうこともある。普及版。
れん‐かん【連桿】
⇒連接棒(れんせつぼう)
れん‐かん【連管】
尺八または能管の演奏で、二人以上で合奏すること。
れん‐かん【連関/聯関】
[名](スル) 1 互いにかかわり合っていること。関連。「形式と内容とは相互に—している」 2 ⇒連鎖(れんさ)2
れん‐かん【連環】
[名](スル)輪をつらねること。輪をつらねたようにつなぎ合わせること。また、そのもの。くさり。「仮令海外—して来寇...
れんかんき【連環記】
幸田露伴の短編小説。昭和16年(1941)「日本評論」誌に発表。露伴最後の作品で、慶滋保胤(よししげのやすたね)を...
れんかん‐ば【連環馬】
いっせいに敵陣に突入するときなどに、騎兵の乗馬を鎖などで横につなぎあわせたもの。
れん‐が【連火】
「列火(れっか)」に同じ。
れん‐が【連歌】
短歌の上の句(五・七・五)と下の句(七・七)との唱和、あるいは上の句と下の句とを一人または数人から十数人で交互に詠...
れん‐が【煉瓦】
粘土に砂・石灰などを混ぜて練り、長方体などに成型し、乾燥して窯(かま)で焼いたもの。ふつうは酸化鉄を含む粘土を用い...
れんが‐あわせ【連歌合(わ)せ】
連歌師を左右に分け、その詠んだ句を判者が批評し、優劣・勝負を決める遊び。
れん‐がい【簾外】
すだれの外。みすの外。「—山青く、白衣の人往来す」〈蘆花・自然と人生〉
れんが‐いろ【煉瓦色】
煉瓦のような色。赤みの強い茶色。
れんが‐し【連歌師】
1 連歌を専門に詠む人。連歌の宗匠。 2 江戸幕府の職名。寺社奉行の配下で、連歌のことをつかさどった。
れんがしんしき【連歌新式】
「応安新式(おうあんしんしき)」の異称。
れんが‐づくり【煉瓦造り】
煉瓦を積んで造ること。また、その建造物。「—の洋館」
連歌(れんが)と盗人(ぬすびと)は夜(よる)がよい
連歌を詠むのは静かで落ち着いた夜がよいことを、盗人を引き合いに出していったもの。
れんがぬすびと【連歌盗人】
狂言。連歌会の当番にあたった貧乏な二人の男が連歌仲間の金持ちの家へ盗みに入り、床の懐紙を見て連歌を始めて主人に見つ...
れんが‐はじめ【連歌始め】
年中行事の一。室町・江戸両幕府が新年に催した連歌の会。室町幕府は正月19日、江戸幕府は初め正月20日、承応年間(1...
れん‐き【連記】
[名](スル)二つ以上のものを並べて書き記すこと。「誓約書に氏名を—する」⇔単記。
れんき‐とうひょう【連記投票】
選挙人が、2名以上の候補者を連記してする投票。⇔単記投票。