脇(わき)を塞(ふさ)・ぐ
《近世、元服時に着物の八つ口を縫ってふさいだことから》成人する。脇を詰める。
わ‐きん【和金】
金魚の一品種。体形はフナに似て赤や白色で、尾びれは小さく、フナ尾・三つ尾・四つ尾などがある。
わ‐ぎ【和議】
1 和睦のための協議。「—を結ぶ」 2 旧法で、破産を予防するために債務者と債権者との間でなされる合意のこと。債務...
わぎえ【我家】
《「わがいえ」の音変化》自分の家。わがや。「愛(は)しけやし—の方よ雲居立ち来も」〈記・中・歌謡〉
ワギナ
膣(ちつ)。バギナ。
わぎ‐ほう【和議法】
破産を予防するための和議について定めている法律。大正12年(1923)施行。平成12年(2000)の民事再生法施行...
わ‐ぎみ【我君/和君/吾君】
[代]二人称の人代名詞。親しみの気持ちを込めて呼びかける語。お前様。あなた。「—は何者ぞ、名のれ聞かう」〈平家・七〉
わぎも【吾妹】
《「わがいも」の音変化》男性が妻や恋人を、また一般に、女性を親しみの気持ちを込めて呼ぶ語。わぎもこ。「山川を中に隔...
わぎもこ‐に【吾妹子に】
[枕]吾妹子に会う意から、「あふ」と同音を含む「逢坂山」「近江(あふみ)」「楝(あふち)の花」「淡路(あはぢ)」に...
わぎもこ‐を【吾妹子を】
[枕]「吾妹子をいざ見む」「吾妹子を早見む」の意から、同音を含む地名「いざみの山」「早み浜風」にかかる。「—いざみ...
わ‐ぎゅう【和牛】
家畜の牛で、日本在来の品種。小形で、黒毛のものが多く、かつては使役用・肉用。原型を最もとどめているのは山口県萩市の...
わぎゅう‐オーナーせいど【和牛オーナー制度】
個人が和牛の飼育・生産に出資し、配当として畜産品や現金を受け取る仕組み。畜産の振興や草地の保全を目的として行われて...
わぎゅう‐こう【和牛香】
和牛の肉を加熱したときに感じられる、独特の甘いかおり。
わぎゅう‐しょうほう【和牛商法】
⇒和牛預託商法
わぎゅうよたく‐しょうほう【和牛預託商法】
和牛の飼育によって得られた利益を配分するとして出資を募る商法。1990年代から2000年代にかけて、飼育・繁殖の実...
わ‐ぎょう【わ行/ワ行】
五十音図の第10行。わ・ゐ・う・ゑ・を。
わぎょくへん【倭玉篇/和玉篇】
⇒わごくへん(倭玉篇)
わ‐ぎり【輪切り】
円筒形の物を、切り口の断面が輪の形になるように切ること。また、その切ったもの。
わく【或】
[人名用漢字] [音]ワク(呉) [訓]あるいは ある あるは ある人。ある。「或体・或問」 [難読]或者(あるい...
わく【惑】
[常用漢字] [音]ワク(呉) [訓]まどう 1 心が何かにとらわれて正しい判断ができなくなる。まどう。まどわす。...
わく【枠/框】
1 木や竹などの細い材で、器具・建具などの縁(ふち)にしたもの。かまち。「眼鏡の—」「窓—」 2 物の周囲をふちど...
わく【惑】
仏語。迷いのもととなるもの。煩悩(ぼんのう)のこと。
わ‐く【和煦】
春の日ざしの暖かく穏やかなこと。「自分の活動は食うか食わぬかの活動である。—の作用ではない粛殺の運行である」〈漱石...
わ・く【沸く】
[動カ五(四)]《「湧(わ)く」と同語源》 1 水などが熱せられて沸騰する。また、適当な熱さになる。「湯が—・く」...
わ・く【湧く/涌く】
[動カ五(四)] 1 水などが地中から噴き出る。「温泉が—・く」「石油が—・く」 2 涙や汗が出る。「くやし涙が—...
わ・く【分く/別く】
[動カ四] 1 区別する。わける。「高き立山(たちやま)冬夏と—・くこともなく白たへに雪は降り置きて」〈万・四〇〇...
わくい【湧井】
上田三四二の第三歌集。昭和50年(1975)刊行。同年、迢空(ちょうくう)賞受賞。
わくい【涌井】
岡麓の歌集。昭和23年(1948)刊行。
わく‐がい【枠外】
わくのそと。一定の範囲・限度を越えること。「予算の—」⇔枠内。
わくがた‐アンテナ【枠形アンテナ】
⇒ループアンテナ
わく‐ぐみ【枠組(み)】
1 枠を組むこと。また、組んだ枠。「木の—」 2 物事の大体の仕組み。アウトライン。「計画の—」
わくげ【和句解】
江戸前期の語学書。6巻。松永貞徳著。寛文2年(1662)刊。約1500語をいろは順に配列し、語源を説明したもの。
わく‐ご【若子/若児】
年少の男子。また、若い男子を敬っていう語。「稲搗(つ)けばかかる我(あ)が手を今夜(こよひ)もか殿の—が取りて嘆か...
わく‐ごう【惑業】
仏語。煩悩から生ずる行為。
ワクシニア‐ウイルス
ウイルスの一種で、種痘に使われた。この遺伝子に肝炎やヘルペスウイルスの遺伝子の一部を組み込んで万能ワクチンを作る試...
わく‐しゅんぞう【和久峻三】
[1930〜2018]推理作家・弁護士。大阪の生まれ。本姓、滝井。弁護士をする一方で作家活動に入り、「仮面法廷」で...
わく‐しょうせつ【枠小説】
⇒枠物語
ワクスマン
⇒ワックスマン
ワックスマン
[1888〜1973]米国の微生物学者。ウクライナ生まれ。土壌微生物を研究し、ストレプトマイシンを産生する菌を発見...
わく‐せい【惑星】
1 恒星の周囲を公転する、比較的大きな天体。国際天文学連合はこのほか、自己重力のため球形であることと、公転軌道近く...
わくせい【惑星】
《原題、The Planets》ホルストの管弦楽組曲。1914年から1916年にかけて作曲。全7曲。地球を除く七つ...
わくせい‐エックス【惑星X】
⇒第九惑星
わくせい‐かいぞう【惑星改造】
⇒テラフォーミング
わくせいかん‐インターネット【惑星間インターネット】
《interplanetary Internet》⇒深宇宙インターネット
わくせいかん‐くうかん【惑星間空間】
太陽系内の惑星を除いた空間。太陽風の影響が及ぶ太陽系の空間全体をさすこともある。主に黄道面付近に鉄やケイ素などから...
わくせいかん‐くうかんじん【惑星間空間塵】
⇒惑星間塵
わくせいかん‐じん【惑星間塵】
太陽系内の惑星間空間に存在する微細な粒子。宇宙塵のうち、地球上にそのまま落下したり、地球外縁で採取されるものをさす...
わくせいかん‐ぶっしつ【惑星間物質】
太陽系内の惑星間空間に存在する微細な個体粒子、彗星や太陽が放出するガスや荷電粒子などの総称。特に粒径の小さい固体粒...
わくせい‐きしょうがく【惑星気象学】
惑星や衛星を対象とする気象学。大気の状態、組成、構造、その中で起こる諸現象を物理的・科学的に研究する学問。近年は探...
わくせい‐きょうかい【惑星協会】
惑星科学や地球外知的生命探査(SETI)についての研究支援、啓蒙(けいもう)活動を行う国際NGO。1980年、セー...