げき‐しょ【激暑/劇暑】
はげしい暑さ。酷暑。
げき‐しょう【劇症/激症】
病気の進行が急激で予後不良である症状。
げき‐しょう【激賞】
[名](スル)大いに褒めること。「—を浴びる」「批評家が—する作品」
げき‐しょう【鬩牆】
内輪もめ。兄弟げんか。→兄弟(けいてい)牆(かき)に鬩(せめ)ぐ
げきしょう‐かんえん【劇症肝炎】
もっとも重い急性肝炎。肝細胞の障害が急激かつ広範に起こり、肝不全となって昏睡(こんすい)に陥り、死亡することが多い。
げきしょうがたようけつせいれんさきゅうきん‐かんせんしょう【劇症型溶血性連鎖球菌感染症】
《「劇症型溶血性レンサ球菌」と書くことが多い》突発的に発症し急速に進行する、溶血性連鎖球菌による感染症。原因となる...
げき‐しょく【激職/劇職】
非常にはげしく、忙しい職務。「—に就く」
げきしろん【劇詩論】
《原題Of Dramatick Poesie:An Essay》英国の詩人ドライデンによる文学評論。1668年刊。
げき‐しん【撃針】
銃の撃発装置の一部品。引き金のばねの力で発火装置の雷管に衝撃を与えるもの。
げき‐しん【激震/劇震】
1 地震の強さの旧階級。木造家屋の30パーセント以上が倒壊し、山崩れ・地割れ・断層が生じる、最も激しいものとされ、...
げき‐じゃく【闃寂】
[ト・タル][文][形動タリ]⇒げきせき(闃寂)
げき‐じょう【劇場】
演劇・映画・舞踊などを観客に見せるための建物。「円形—」「国立—」
げき‐じょう【撃壌】
1 大地を踏んで拍子をとり、歌をうたうこと。太平の世を楽しむようすをたとえていう。「鼓腹(こふく)—」 2 中国の...
げき‐じょう【撃攘】
[名](スル)敵をうち払うこと。撃退。
げき‐じょう【激情】
はげしくわき起こる感情。「一時の—に駆られる」
げきじょうか【撃壌歌】
《「十八史略」などにみえる故事から》中国伝説時代の五帝の一人、尭の時、老人が太平を謳歌(おうか)して、大地を足で踏...
げきじょうがた‐せいじ【劇場型政治】
単純明快なキャッチフレーズを打ち出し、マスメディアを通じて広く大衆に支持を訴える、ポピュリズム的政治手法。敵対勢力...
げきじょうがた‐はんざい【劇場型犯罪】
犯行声明などを発表し、人々の注目を集めることを目的の一つとする犯罪。また、テレビや新聞などのマスメディアに大々的に...
げきじょうしはいにん【劇場支配人】
《原題、(ドイツ)Der Schauspieldirektor》モーツァルトのドイツ語による音楽付き喜劇。全1幕。...
げきじょう‐ひろば【劇場広場】
《Teatral'naya Ploshchad'/Театральная Площадь》ロシア連邦の首都モスクワ...
げきじょう‐ほう【劇場法】
《「劇場、音楽堂等の活性化に関する法律」の略称》文化芸術振興基本法の基本理念に基づいて、劇場・音楽堂・文化ホールな...
げき‐じん【激甚/劇甚】
[名・形動]非常にはげしいこと。はなはだしいこと。また、そのさま。「—な被害状況」「—災害」 [派生]げきじんさ[名]
げきじん‐さいがい【激甚災害】
大規模な地震や台風など著しい被害を及ぼした災害で、被災者や被災地域に助成や財政援助を特に必要とするもの。激甚災害法...
げきじんさいがい‐ほう【激甚災害法】
《「激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律」の略称》大規模な地震や台風など、著しい被害を及ぼした災害...
げきじん‐ほう【激甚法】
⇒激甚災害法
げき‐す【鷁首】
⇒げきしゅ(鷁首)
げき‐すい【激水】
はげしい水の流れ。激流。
げき・する【激する】
[動サ変][文]げき・す[サ変] 1 はげしくなる。荒々しくなる。「戦いが—・する」 2 怒りなどで興奮する。いき...
げき・する【檄する】
[動サ変][文]げき・す[サ変]檄文を発する。檄を飛ばす。「天下に—・する」
げき‐せい【激成】
[名](スル)刺激して事を引き起こすこと。また、いっそう激しくすること。「非常な反感と、従ってそれを—するような立...
げき‐せい【激声/劇声】
1 はげしい声。興奮して発する声。 2 はげしく、大きな音。「数千の砲を発すれば—山野に響渡りて」〈染崎延房・近世紀聞〉
げき‐せき【闃寂】
[ト・タル][文][形動タリ]ひっそりと静まり、さびしいさま。げきじゃく。「深夜—として、四望(しぼう)人なく」〈...
げき‐せつ【激切】
[名・形動]非常にはげしく厳しいこと。また、そのさま。「彼の—なる態度容姿の漸く減少なすにいたれば」〈逍遥・小説神髄〉
げき‐せん【激戦/劇戦】
[名](スル)はげしく戦うこと。はげしい戦い。「—地」「選挙の—区」
げきせん‐く【激戦区】
1 立候補者の多い選挙区。「少数の議席をめぐり—となる」 2 同業店が多く建ち並び、売り上げをはげしく争っている地...
げきせん‐ち【激戦地】
はげしい戦いが行われている、または行われた土地。「太平洋戦争の—」
げき‐ぜつ【鴃舌】
《鴃(もず)のさえずりの意》外国人の話す、意味のわからない言葉をいやしめていう語。
げき‐ぜん【闃然】
[ト・タル][文][形動タリ]ひっそりと静まりかえっているさま。「羅馬(ローマ)の市(まち)にて—たる午時の街(ち...
げき‐ぞう【激増】
[名](スル)数量がはげしい勢いでふえること。「都市人口が—する」⇔激減。
げき‐たい【撃退】
[名](スル)攻めてきた敵などを、逆に攻撃して追い払うこと。「敵の大軍を—する」
げき‐たく【撃柝】
拍子木を打ち鳴らすこと。また、打ち鳴らす人。「夜番の—の音がきこえ出すと」〈梶井・冬の日〉
げきたく‐ばいばい【撃柝売買】
証券取引所で、昭和57年(1982)まで株式の特定銘柄の始め値と終わり値の決定に用いていた値段決定方法。複数の売り...
げき‐たん【激湍】
勢いのはげしい早瀬。「荒川の—、巌に吠えて」〈木下尚江・火の柱〉
げき‐だん【劇団】
演劇の上演・研究を目的として組織された団体。
げき‐だん【劇談】
演劇に関する話。
げき‐だん【劇壇】
演劇に関係のある人々の社会。演劇界。劇界。「—の大立て者」
げき‐だん【激談/劇談】
はげしい、言葉のやりとり。はげしい談判。「今宵は慷慨(こうがい)—を禁じ、ただ風流愉快のことを舒(の)べ」〈和田定...
げきだんこんじゃく【劇壇今昔】
松居松翁の随筆集。大正15年(1926)刊行。同時代の演劇人との交流などについて語ったもの。続編もある。
げきだん‐みんげい【劇団民芸】
⇒民芸
げき‐ちゅう【劇中】
上演されている劇のなか。「—の人物」