そうぞくざいさん‐ぶんよ【相続財産分与】
被相続人に相続人がいない場合、家庭裁判所が、被相続人と生計を同じくしていた人や療養看護に努めた人など(特別縁故者)...
そうぞくじせいさんかぜい‐せいど【相続時精算課税制度】
父母または祖父母が子や孫に生前贈与を行うときに、贈与ではなく相続の前倒しとして扱う制度。贈与者が60歳以上の父母や...
そうぞく‐ぜい【相続税】
相続または遺贈によって取得した財産に課せられる国税。
そうぞくぜい‐ろせんか【相続税路線価】
⇒路線価
そうぞく‐にん【相続人】
1 先代に代わってそのあとを継ぐ人。 2 被相続人の財産上の地位を承継する人。
そうぞく‐ぶん【相続分】
同順位の相続人が二人以上いるとき、各相続人が承継する遺産の持ち分。
そうぞく‐ほう【相続法】
相続に関する法の総称。特に、相続について規定する民法第5編をいう。
そうぞく‐ほうき【相続放棄】
相続開始後に、相続人が相続を拒否する意思表示。3か月以内に家庭裁判所に申し出る必要がある。
そう‐たい【双胎】
胎内に胎児を二つもつこと。
そう‐たい【早退】
[名](スル)会社や学校を定刻より早く退出すること。はやびけ。「病気で—する」
そう‐たい【相対】
[名](スル) 1 向かい合うこと。向き合っていること。また、対立すること。「難題に—する」 2 他との関係の上に...
そう‐たい【草体】
草書の書体。草書体。
そう‐たい【掃苔】
墓の苔(こけ)をきれいに取り去ること。転じて、墓参り。特に盂蘭盆前の墓参りをいう。《季 秋》「—の埃あげたる箒かな...
そう‐たい【僧体】
僧の姿。僧形(そうぎょう)。法体(ほったい)。⇔俗体。
そう‐たい【総体】
[名]物事の全体。「事件の—を把握する」 [副] 1 全般に。一体に。総じて。「—よくできた」「子供は—に自己中心...
そう‐たい【爪体】
⇒爪甲
そうたい‐うんどう【相対運動】
物理系で、一方の物体の位置と方向に対する、他方の物体の位置と方向の変化。一方の物体の位置と方向を原点とする座標系の...
そうたい‐おんかん【相対音感】
ある音の高さを他の音との関係において識別する能力。→絶対音感
そうたいかんゆけつ‐しょうこうぐん【双胎間輸血症候群】
双子の胎児が一つの胎盤を共有するとき、一方の胎児から他方の胎児へ血液が流れることによって、一方が多血症、他方が貧血...
そうたい‐がいねん【相対概念】
他の概念と相関してはじめて存在しうるような概念。例えば、親・子など。絶対概念に対していう。
そうたい‐くっせつりつ【相対屈折率】
光が二つの媒質A、Bの境界面で屈折するときの屈折率。二つの媒質の絶対屈折率をnA、nBとすると、その比、nB/nA...
そうたい‐けいご【相対敬語】
話し手と聞き手、話題となる人物との関係で敬意の高低が定まる敬語の使い方。現代日本語の敬語は、相対敬語。通常「部長が...
そうたい‐けん【相対権】
特定の人に対してだけ主張できる権利。債権など。対人権。⇔絶対権。
そうたいげんし‐しつりょう【相対原子質量】
⇒原子量
そう‐たいこ【曹大姑/曹大家】
⇒班昭(はんしょう)
そうたい‐こくてんすう【相対黒点数】
⇒黒点相対数
そうたい‐ごさ【相対誤差】
真の値に対する誤差の割合。誤差の絶対値を測定値で割って得られる。
そうたい‐しつど【相対湿度】
空気中に含まれる水蒸気の量と、その温度の空気が含み得る水蒸気の最大量との比率。RH。
そうたい‐しゅぎ【相対主義】
哲学で、人間の認識や評価はすべて相対的であるとし、真理の絶対的な妥当性を認めない立場。ギリシャのソフィストたちが古...
そうたいせい‐げんり【相対性原理】
物理法則はどの観測者(座標系)に対しても同じ形に表されるという原理。表現する座標系を変換しても形が変わらず、対等で...
そうたい‐せいぞんりつ【相対生存率】
実測生存率を調整し、対象となる病気以外で死亡したケースを除外したもの。生存率を、対象者と同じ年齢・性別の集団が生存...
そうたい‐せいちょう【相対成長】
⇒アロメトリー
そうたいせい‐りろん【相対性理論】
アインシュタインによって確立された物理学の基礎理論。1905年発表の特殊相対性理論は、光速度がすべての観測者に対し...
そうたい‐そくど【相対速度】
運動している物体を、運動している観測者が見るときの速度。
そうたい‐たすう【相対多数】
過半数には達しないが、全体の中で他のどれよりも数が多いこと。絶対多数に対する語として用いられる。比較多数。
そうたい‐てき【相対的】
[形動]他との関係において成り立つさま。また、他との比較の上に成り立つさま。「—な価値」「物事を—に見る」⇔絶対的。
そうたいてき‐かじょうじんこう【相対的過剰人口】
人口の絶対的増加によるのではなく、資本の有機的構成の高度化による相対的に過剰な労働者人口。流動的、潜在的、停滞的の...
そうたいてき‐じょうよかち【相対的剰余価値】
剰余価値の一形態。総労働時間が変わらない場合、生産方法の発展・改良などによって必要労働時間が短縮され、その結果生じ...
そうたいてきはくだつ‐しひょう【相対的剝奪指標】
社会の中で期待される一定水準の生活に必要と判断される、衣食住や教育・職業・健康・社会活動・制度などの項目を選定し、...
そうたいてき‐ひんこん【相対的貧困】
ある国や地域社会の平均的な生活水準と比較して、所得が著しく低い状態。→絶対的貧困 →相対的貧困率
そうたいてき‐ひんこんりつ【相対的貧困率】
ある国や地域の大多数よりも貧しい相対的貧困者の全人口に占める比率。→絶対的貧困率 →貧困率 [補説]OECD(経済...
そうたい‐とくひょうりつ【相対得票率】
投票総数に占める、ある候補者や政党の得票数の割合。→絶対得票率
そうたい‐どすう【相対度数】
統計で、総度数に対する各階級の度数の割合。
そうたいどすう‐ぶんぷ【相対度数分布】
統計で、各階級における相対度数の分布。このとき、相対度数の合計は1(100パーセント)になる。
そうたい‐にんしん【双胎妊娠】
ふたごを妊娠すること。
そうたい‐ねんだい【相対年代】
地層の上下関係、化石の新旧、遺物の形式などから決められた、相対的な先後関係を示す年代。→絶対年代
そうたい‐ばんち【相対番地】
コンピューターの記憶装置において、基準になる番地に対する相対的な位置関係によって表す番地。→絶対番地
そうたい‐パス【相対パス】
《relative path》コンピューターのファイルシステムにおける、ファイルの所在を指定する表記法の一。階層構...
そうたい‐ひょうか【相対評価】
個人の学力を、ある一定の集団内の相対的位置によって評価する方法。⇔絶対評価。
そうたい‐ろん【相対論】
⇒相対性理論