たんぜい‐りょく【担税力】
税を負担する能力。
たん‐ぜん【丹前】
1 防寒のための部屋着の一種。厚く綿を入れた広袖(ひろそで)の着物。丹前風呂に通う客の風俗からこの名が出た。京坂に...
たん‐ぜん【淡然/澹然】
[ト・タル][文][形動タリ]あっさりしているさま。また、静かなさま。「月已に—として東天に在り」〈独歩・愛弟通信〉
たん‐ぜん【湛然】
[ト・タル][文][形動タリ]水が十分にたたえられよどんでいるさま。また、静かで動かないさま。「—たる水の底に明星...
たん‐ぜん【赧然】
[ト・タル][文][形動タリ]恥じて顔の赤くなるさま。赤面するさま。「俊三思わず—と苦笑して我に返れば」〈木下尚江...
たん‐ぜん【端然】
[ト・タル][文][形動タリ]姿勢などが乱れないできちんとしているさま。「—と座る」
たんぜん‐おび【丹前帯】
丹前姿の人が用いた幅の広い帯。
たんぜん‐すがた【丹前姿】
江戸初期に流行した旗本奴・町奴などの風俗。丹前風呂の湯女(ゆな)の勝山(かつやま)の姿に起こったものという。丹前風...
たんぜん‐たてがみ【丹前立(て)髪】
丹前姿の男の髪形。月代(さかやき)をそらないで伸ばしたもの。立て髪。
たんぜん‐ふう【丹前風】
「丹前姿」に同じ。
たんぜん‐ぶし【丹前節】
江戸前期、承応〜寛文(1652〜1673)のころ、江戸の遊里で流行した歌謡。丹前風呂の湯女(ゆな)吉野が始めたもの...
たんぜん‐ぶり【丹前振り】
⇒丹前4
たんぜん‐ぶろ【丹前風呂】
江戸初期、江戸の神田佐柄木(さえぎ)町、堀丹後守の邸の前にあった町風呂。容色のすぐれた湯女(ゆな)を置いて、遊客を...
たんぜん‐もの【丹前物】
歌舞伎舞踊の一系統で、丹前姿を舞踊化したもの。元禄期(1688〜1704)に成立。
たんぜん‐ろっぽう【丹前六方/丹前六法】
⇒丹前4
たん‐そ【炭疽】
1 炭疽菌の感染によって起こる人畜共通の感染症。血液の中で菌が増殖し、敗血症を起こす。主に牛・馬・羊・豚に伝染し、...
たん‐そ【炭素】
炭素族元素の一。無定形炭素・石墨(黒鉛)・ダイヤモンドの3種の同素体がある。融点・沸点が高く、水や溶剤に不溶。燃焼...
たん‐そう【担送】
[名](スル)病人やけが人などを担架にのせて運ぶこと。「—車」
たん‐そう【炭層】
地層中の石炭の層。石炭層。
たん‐そう【単相】
1 「単相交流」の略。 2 減数分裂後の、染色体数が普通の体細胞の半分の数である核相。nで表す。胞子や配偶子などの...
たん‐そう【単層】
1 一つの層で構成されること。「プラスチック—シート」 2 地層区分の最小単位。上下を層理面で限られ、岩質はほぼ均...
たんそう‐えんちゅうじょうひ【単層円柱上皮】
縦長の円柱形の細胞が基底膜上に一層に並んでいる上皮。胃・小腸・大腸・子宮の粘膜上皮などに見られる。
たんそうかん‐けいすう【単相関係数】
2つの変量の相関関係の程度を示す数値。2つの変量の共分散を各変量の標準偏差の積で割った値で、−1から1までの値をと...
たんそう‐カーボンナノチューブ【単層カーボンナノチューブ】
炭素原子が六角形の網目状に並んで円筒になったカーボンナノチューブのうち、原子一つ分の厚みをもつもの。軽量かつ高強度...
たんそう‐ガス【炭層ガス】
⇒コールベッドメタン
たんそう‐きゅう【淡蒼球】
大脳基底核を構成する神経核の一つ。外節と内節がある。内節は線条体や淡蒼球外節から抑制性の入力、視床下核から興奮性の...
たんそう‐こうりゅう【単相交流】
一つの電源と負荷との間を2本の線で結んで一つの回路を作るもの。電圧・電流の変化が一つの正弦波で表される交流。家庭用...
たんそう‐シーエヌティー【単層CNT】
⇒単層カーボンナノチューブ
たんそう‐じょうひ【単層上皮】
細胞が基底膜上に一層に並んでいる上皮。→重層上皮
たんそう‐すいみん【単相睡眠】
一日に一回の睡眠を毎晩6〜8時間まとめてとること。単相性睡眠。→分割睡眠
たんそう‐へんぺいじょうひ【単層扁平上皮】
単層上皮のうち、細胞の形が扁平なもの。血管やリンパ管の内皮、網膜色素上皮、肺胞、胸膜、腹膜などに見られる。
たんそう‐りゅう【単相流】
単一の相の物質からなる流れ。→混相流
たんそう‐りん【単層林】
樹冠の部分が均一になっている林。同一種の樹木を同時期に植栽する人工林に多い。⇔複層林。
たんそ‐かきん【炭素課金】
⇒カーボンプライシング
たんそかくり‐ちょりゅう【炭素隔離貯留】
⇒シー‐シー‐エス(CCS)
たんそかくり‐りよう【炭素隔離利用】
⇒シー‐シー‐ユー(CCU)
たんそ‐かごうぶつ【炭素化合物】
炭素を含む化合物。すべての有機化合物が含まれる。一酸化炭素や二酸化炭素などの酸化物、炭酸塩や炭化物は含まれない。
たんそかんしき‐かごうぶつ【炭素環式化合物】
環式化合物のうち、環を構成する原子がすべて炭素からなるもの。脂環式化合物と芳香族化合物に大別される。
たんそ‐きん【炭疽菌】
炭疽1の病原体。グラム陽性の比較的大きな桿菌(かんきん)で、土壌中に長期間生息。 [補説]生物兵器に利用されること...
たん‐そく【探測】
[名](スル)物事の状態などをさぐり測ること。特に、天体・気象などの現象を観測すること。「超新星を—する」
たん‐そく【短足】
足が短いこと。「胴長—」
たん‐そく【嘆息/歎息】
[名](スル)悲しんだりがっかりしたりして、ため息をつくこと。また、そのため息。「—をもらす」「不運をかこって—する」
たんそく‐ききゅう【探測気球】
高層気象の観測に用いる気球。自記気象器械やラジオゾンデをつるして空中にあげ、一定の高度に達すると気球が破れ、器械が...
たんそ‐クレジット【炭素クレジット】
⇒炭素排出権
たんそ‐こう【炭素鋼】
2パーセント以下の炭素を含有する鉄。加工が容易で、プレス成形用薄板や各種工具に用いられる。その含有量が高いほど鋼は...
たんそ‐こてい【炭素固定】
⇒炭酸同化作用
たんそ‐さ【炭素鎖】
多くの炭素原子が鎖状または環状に結合した化合物における、炭素原子間の結びつきのこと。→主鎖 →側鎖
たんそさ‐ぶんし【炭素鎖分子】
多くの炭素原子が鎖状に結合した化合物。炭素鎖には水素・窒素・酸素・硫黄などが結合するが、不飽和結合のものが多く、反...
たんそしつ‐コンドライト【炭素質コンドライト】
コンドライトとよばれる石質隕石のうち、有機物として炭素を含むもの。普通コンドライトにくらべて発見例は極めて少ない。...
たんそ‐じゅうし【炭素一四】
炭素の質量数14の放射性同位体。天然には宇宙線の中性子と大気上層での窒素との核反応によって生成し、大気中に二酸化炭...