だい‐じゅ【大綬】
《「たいじゅ」とも》勲章を身につける綬の、最も大きなもの。肩から斜めに掛けるようにした幅の広い飾り帯で、大勲位菊花...
たいじゅう【太十】
浄瑠璃「絵本太功記」の10段目「尼ケ崎」の段の通称。
たい‐じゅう【体重】
からだの重さ。からだの目方。「片足に—をかける」
たいじゅう‐けい【体重計】
体重をはかるはかり。
たいじゅ‐しょうぐん【大樹将軍】
《「後漢書」馮異(ひょうい)伝から。後漢の馮異という将軍は、諸将が功績を誇るときも、一人大樹の下に引っ込んで功を誇...
たい‐じゅつ【体術】
素手、または短い武器を持ってする攻撃・防御の術。特に柔術をさす。
たい‐じゅんかん【体循環】
心臓の左心室から送り出された血液が、大動脈を通って身体各部の毛細血管でガス交換などを行い、静脈・大静脈を経て右心房...
たい‐じょう【太上】
1 最もすぐれたもの。きわめてよいもの。最良。「—は形を離れて普遍の念に入る」〈漱石・虞美人草〉 2 天子の尊称。
たい‐じょう【太常】
中国の官名。漢代に秦代の奉常を改称したもので、天子の宗廟(そうびょう)の祭礼をつかさどった。のち一時、太常寺・大宗...
たい‐じょう【体状】
物の姿形、ありさま。
たい‐じょう【怠状】
[名](スル) 1 平安後期から鎌倉時代にかけて、罪人に提出させた謝罪状。過状。 2 自分の過失をわびる旨を書いて...
たい‐じょう【退城】
[名](スル)城を退出すること。下城。
たい‐じょう【退場】
[名](スル) 1 会場・競技場などから出て行くこと。「選手団が—する」「—処分」⇔入場。 2 俳優などが、舞台か...
たい‐じょう【退譲】
[名](スル)自分を卑下して人に譲ること。謙退。謙譲。「自らを誇示するものあれば、自らを—するものあり」〈透谷・各...
たい‐じょう【帯仗】
[名](スル)武器を身につけること。
たい‐じょう【帯状】
帯(おび)のように一定の幅があって細長く続く形。おびじょう。
だいじょう‐てんのう【太上天皇】
天皇の譲位後の尊称。太上皇。上皇。たいじょうてんのう。だじょうてんのう。
だいじょう‐ほうおう【太上法皇】
太上天皇が出家入道したのちの尊称。法皇。だじょうほうおう。
たいじょう‐ほうしん【帯状疱疹】
粟粒から小豆大の水疱性の発疹が一定の末梢神経の走行に沿って帯状に生じる皮膚病。水痘帯状疱疹ウイルスによって起こる。
たいじょうほうしんご‐しんけいつう【帯状疱疹後神経痛】
帯状疱疹の皮疹が完全に治った後も続く、慢性の疼痛。帯状疱疹の炎症で神経が損傷し、神経痛が残ると考えられている。高齢...
たいじょう‐ろうくん【太上老君】
道教で、老子を神格化した称。後漢以後さまざまな伝説とともに神格化され、六朝時代に道教の神の一つとしてこの名が定着した。
たいじ‐りつ【帯磁率】
⇒磁化率
たい・じる【退治る】
[動ザ上一]《名詞「たいじ(退治)」の動詞化》 1 退治する。討ち滅ぼす。「頭の白い鼠や頭の黒い鼠もちと—・じるが...
たいじ‐ルビ【対字ルビ】
⇒モノルビ
たい‐じん【大人】
1 からだの大きい人。巨人。 2 一人前の人間。おとな。だいにん。⇔小人(しょうじん)。 3 徳の高いりっぱな人。...
たい‐じん【対人】
1 自分以外の人に対すること。 2 人間に対してのものであること。「—保険」⇔対物。
たい‐じん【対陣】
[名](スル)向かい合って陣を構えること。「川を挟んで敵と—する」
たい‐じん【退陣】
[名](スル) 1 陣を構えていた位置から軍隊を後方にしりぞかせること。 2 今まで就いていた重要な地位から身をひ...
たい‐じん【滞陣】
[名](スル)ある場所に一定期間陣を置くこと。「郡県西辺に—せる独逸兵は」〈新聞雑誌一〇〉
たい‐じん【耐刃】
刃物で切れにくいこと。「—手袋」
たい‐じん【太甚】
[形動][文][ナリ]物事の程度のはなはだしいさま。「人民順従の度—なるときに於て」〈永峰秀樹訳・代議政体〉
たいじん‐かんけい【対人関係】
他人との関係。個人と個人との結びつきからみた人間関係。
たいじん‐きょうふしょう【対人恐怖症】
恐怖症の一。人と会うのがこわいという強迫観念のある神経症。
たいじん‐くんし【大人君子】
徳の高い人格者。
たいじん‐けん【対人権】
⇒相対権(そうたいけん)
たいじん‐こく【大人国】
巨大なからだの人ばかりが住むという想像上の国。巨人国。
たいじん‐しんよう【対人信用】
債務者または第三者の総財産に基づく信用。⇔対物信用。
たいじん‐じらい【対人地雷】
人間を負傷させる目的の地雷。踏んだり、ワイヤーなどの仕掛けを引いたりすることで作動する。
たいじんじらいきんし‐じょうやく【対人地雷禁止条約】
《「対人地雷の使用、貯蔵、生産及び移譲の禁止並びに廃棄に関する条約」の通称》対人地雷の使用・貯蔵・生産・移譲などを...
たいじん‐せん【対人戦】
カードゲームやコンピューターゲームなどで、二人以上のプレーヤーが勝敗を競うこと。カードの一人遊びやコンピューターと...
たいじん‐たんぽ【対人担保】
⇒人的(じんてき)担保
大人(たいじん)は大耳(おおみみ)
徳の高いりっぱな人は、聞く態度も大らかで、小事をいちいち耳にとめないこと。
大人(たいじん)は赤子(せきし)の心(こころ)を失(うしな)わず
《「孟子」離婁下から》高徳の人は、赤ん坊のように純粋な心をなくさないでいるということ。また、君主たる者は、赤子を慈...
たいじんばいしょう‐ほけん【対人賠償保険】
自動車事故により、自分の車の同乗者、相手の車の搭乗者、歩行者などを死亡させたりけがを負わせてしまい、損害賠償責任を...
たいじん‐ろんしょう【対人論証】
論理学で、論点相違の虚偽の一。論者の地位・職業・経歴・性格・主義などを理由にして、論者の主張の真偽を判断しようとす...
タイス
アナトール=フランスの長編小説。1890年刊行。キリスト教の聖人伝を題材に、肉と霊との相克(そうこく)を描く。舞姫...
たい・す【対す】
[動サ五]「たい(対)する」(サ変)の五段化。「巨漢力士に—・すは小兵の技能派」 [動サ変]「たい(対)する」の文語形。
たい‐すい【大水】
1 大きな河川や湖。 2 おおみず。洪水。〈日葡〉
たい‐すい【大酔】
[名](スル)ひどく酒に酔うこと。「軍服を着た兵士が、それこそ—して」〈宮本・伸子〉
たい‐すい【耐水】
水がしみ通らないこと。また、水によって変質や破損しないこと。「—性」「—ベニヤ」