だいじゅうよん‐じゅんかん【第十四循環】
⇒だらだら陽炎(かげろう)景気
だい‐じゅうのう【台十能】
置くのに便利なように下部に台をとりつけた十能。台十。
だいじゅうはち‐がん【第十八願】
阿弥陀仏のたてた四十八願中の18番目の願。内容から念仏往生の願とも、最も重要なので王本願ともいう。
だいじゅうろくぞく‐げんそ【第十六族元素】
⇒カルコゲン
だいじゅ‐しょう【大綬章】
大綬のついている勲章。「菊花(きっか)—」
だいじゅ‐じ【大樹寺】
愛知県岡崎市にある浄土宗西山派の寺。山号は成道山。開創は文明7年(1475)、開基は松平親忠。徳川氏の祖、松平家の...
だい‐じゅんかん【大循環】
1 ⇒体循環 2 ⇒大気大循環 3 ⇒海洋大循環
だい‐じょ【大序】
義太夫節で、時代物の第一段の最初の部分。特に、「仮名手本忠臣蔵」の第一段「鶴ケ岡」の段をさし、歌舞伎でもこの場の通...
だい‐じょう【大乗】
《(梵)mahāyānaの訳。理想に達するための大きな乗り物の意》 1 仏教の二大流派の一。自己の解脱だけを目的と...
だい‐じょう【大嘗】
「大嘗祭(だいじょうさい)」に同じ。
だい‐じょう【台状】
台のような形をしていること。小高くて上部が平らな形。
だい‐じょう【大判官】
律令制で、判官(じょう)のうちの上位の官。少判官(しょうじょう)の上。
だいじょう‐いん【大乗院】
奈良興福寺の門跡。寛治元年(1087)隆禅が開創。代々摂関家の子弟が入り、一乗院と交互に興福寺別当職に就いた。明治...
だいじょういん‐じしゃぞうじき【大乗院寺社雑事記】
大乗院の第19世門跡である尋尊の日記。宝徳2年(1450)から永正5年(1508)に至る。応仁の乱前後の政治・経済...
だいじょう‐え【大乗会】
三会の一。五部の大乗経を講説賛嘆する法会。承暦3年(1079)に始まり、毎年10月に京都法勝寺で行われる。
だいじょう‐え【大嘗会】
大嘗祭に行われる節会(せちえ)。
だいじょう‐かい【大乗戒】
⇒菩薩戒(ぼさつかい)
だいじょう‐かん【太政官】
1 律令制で、神祇官(じんぎかん)と並ぶ中央の最高行政機関。八省以下を統轄して政務を行った。長官は太政大臣で、これ...
だいじょうかん‐さつ【太政官札】
⇒だじょうかんさつ(太政官札)
だいじょうかん‐ちょう【太政官牒】
太政官から、寺社などの直接の管轄系統外へ下した公文書。太政官印が捺印(なついん)される。官牒。
だいじょうかん‐にっし【太政官日誌】
⇒だじょうかんにっし(太政官日誌)
だいじょうかん‐ふこく【太政官布告】
⇒だじょうかんふこく(太政官布告)
だいじょうかん‐ぷ【太政官符】
太政官から八省・諸国に命令を下した公文書。のち、官宣旨で代用されるようになった。官符。
だいじょうきしんろん【大乗起信論】
インド古代の仏教書。馬鳴(めみょう)作と伝えられるが疑問も多い。成立年未詳。漢訳は梁(りょう)の真諦(しんだい)訳...
だいじょう‐きゅう【大嘗宮】
大嘗祭を行うために新設される古様の宮殿。柴垣で囲み、悠紀殿(ゆきでん)・主基殿(すきでん)・廻立殿(かいりゅうでん...
だいじょう‐きょう【大乗経】
大乗の教えを説いた経典。般若(はんにゃ)経・法華経・華厳経など。
だいじょうぎしょう【大乗義章】
中国隋代の仏教書。20巻。慧遠(えおん)著。成立年未詳。仏教教理を5部に分け、大乗・小乗にわたって教義を説いたもの...
だいじょうげんろん【大乗玄論】
中国隋代の仏教書。5巻。吉蔵(きちぞう)著。成立年未詳。三論宗の教理を空観中道の立場で説いた、大乗仏教の概論。大乗...
だいじょう‐さい【大嘗祭】
天皇が即位後初めて行う新嘗(にいなめ)祭。その年の新穀を天皇が天照大神(あまてらすおおみかみ)および天神地祇に供え...
だいじょうしょうごんきょうろん【大乗荘厳経論】
大乗経典。13巻。無着(むじゃく)著、唐の波羅頗伽羅蜜多羅訳。菩薩(ぼさつ)の発心と修行について説いたもの。大乗荘厳論。
だいじょう‐じ【大乗寺】
石川県金沢市長坂町にある曹洞宗の寺。山号は東香山。弘長3年(1263)に加賀守護家の富樫家尚(いえひさ)の招きで真...
だいじょう‐だいじん【太政大臣】
1 律令制で、太政官の最高の官。適任者のない場合は「則ち闕(か)く」として欠員とするので、則闕(そっけつ)の官とも...
だい‐じょうだん【大上段】
1 剣道で、頭上に高く刀を振りかざす構え。上段の構えを強めた言い方。 2 相手を威圧するような、いたけだかな態度を...
だいじょう‐てき【大乗的】
[形動] 1 仏教で説く大乗の道理にかなっているさま。「—な教義」 2 個人的な利害などにとらわれずに、広い立場に...
だいじょう‐てんのう【太上天皇】
天皇の譲位後の尊称。太上皇。上皇。たいじょうてんのう。だじょうてんのう。
だいじょう‐にゅうどう【太政入道】
太政大臣の職にありながら、出家して仏門に入った人。
だい‐じょうふ【大丈夫】
《「だいじょうぶ」とも》りっぱな男子。ますらお。偉丈夫。「豪放な—」
だい‐じょうぶ【大丈夫】
[名]⇒だいじょうふ(大丈夫) [形動][文][ナリ] 1 あぶなげがなく安心できるさま。強くてしっかりしているさ...
だいじょう‐ぶっきょう【大乗仏教】
⇒大乗1
だいじょう‐ほうおう【太上法皇】
太上天皇が出家入道したのちの尊称。法皇。だじょうほうおう。
だいじょうほうおんぎりんじょう【大乗法苑義林章】
中国唐代の仏教書。7巻。窺基(きき)著。成立年未詳。唯識(ゆいしき)宗の教学を体系づけて説いたもの。義林章。
だい‐じょうみゃく【大静脈】
静脈血を集めて右心房に導く静脈の本幹。頭部・胸部・上肢部から集める上大静脈と、下肢および腹腔内臓器から集める下大静...
だい‐じょぶ【大丈夫】
《「だいじょうぶ(大丈夫)」の変化した語》 [形動]⇒だいじょうぶ(大丈夫) [副]⇒だいじょうぶ(大丈夫)
だい‐じり【台尻】
小銃の銃床の下部の、肩に当てる幅の広い部分。
大事(だいじ)を取(と)・る
軽々しく物事をしない。用心し、自重する。「—・って仕事を休む」
だい‐じん【大尽/大臣】
1 財産を多く持っている人。財産家。大金持ち。 2 遊里で多くの金を使って豪遊する客。
だい‐じん【大臣】
1 国務大臣または各省大臣の称。→省1 2 律令制で、太政官の長官。太政大臣・左大臣・右大臣・内大臣をいう。おおい...
だい‐じん【大神】
神を敬っていう語。尊い神様。大御神(おおみかみ)。おおかみ。
だいじん‐あそび【大尽遊び】
遊里で多くの金を使ってはでに遊興すること。
だいじん‐かぜ【大尽風】
大尽ぶること。金持ちであるのをひけらかすこと。「札びら切って、—を吹かしているお爺さんが」〈秋声・あらくれ〉