ち‐ろ【地炉】
《「ぢろ」とも》地上または床に作った炉。いろり。
ち‐ろう【遅漏】
性交において、射精に達する時間が長過ぎること。→早漏
ち‐ろうい【地労委】
「地方労働委員会」の略称。
チロエ‐とう【チロエ島】
《Isla de Chiloé》チリ南部、太平洋岸の島。ロスラゴス州に属す。本土とはチャカオ海峡とコルコバド湾によ...
チロキシン
甲状腺ホルモンの一。沃素(ようそ)を含み、物質代謝を盛んにし成長を促す。過剰になるとバセドー病、欠乏すると甲状腺腫...
チロシナーゼ
銅イオンを含む酸化酵素の一種。毛髪や眼・皮膚などの生合成の前駆体となる物質を合成する反応にかかわる。
チロシン
アミノ酸の一。たんぱく質に含まれ、たんぱく質特有の呈色反応はこれによる。生体内ではフェニルアラニンから生成され、メ...
チロシン‐キナーゼ
たんぱく質を構成するアミノ酸の一つであるチロシンにリン酸を付加する機能を持つ酵素。プロテインキナーゼの一種。細胞の...
チロシン‐ホスファターゼ
たんぱく質を構成するアミノ酸の一つであるチロシンに付加されたリン酸を脱離させる機能を持つ酵素。プロテインホスフォタ...
ちろ‐ちろ
[副] 1 炎が小さく燃えるさま。「残り火が—(と)燃える」 2 水が細く流れるさま。また、そのかすかな音。ちょろ...
ちろちろ‐め【ちろちろ目】
視点が定まらない目。また、酔うなどしてぼんやりとした目つき。「華やかな微笑の尚消残る—を無理に薄目に睜(みひら)い...
チロトロピン
⇒甲状腺刺激ホルモン
ちろ‐ぼ・う【散ろぼふ】
[動ハ四]「ちりぼう」に同じ。「かやうの所には、食ひ物—・ふものぞかしとて」〈宇治拾遺・四〉
ちろり【銚釐】
銅または真鍮(しんちゅう)製の、酒を温めるのに用いる容器。筒形で下の方がやや細く、つぎ口と取っ手とがついている。
ちろり
[副]動きがわずかであるさま。また、瞬間的であるさま。ちらり。「小野田が薄目をあいて、—と彼女の顔を見たとき」〈秋...
チロリアン
多く複合語の形で用い、チロル地方の、チロル風の、の意を表す。「—ブーツ」
チロリアン‐シューズ
アルプスのチロル地方を原産とする靴の一種。主にアウトドア用だが、今は街でもおしゃれ用に用いる。
チロリアン‐テープ
チロル風の刺繍がほどこされた、装飾用のリボン。
チロリアン‐ハット
チロル地方で男女ともに用いるフェルト製の帽子。つばが狭く、後ろが折れ上がった形で、飾りひもと羽根飾りをつける。チロル帽。
チロリアン‐ブリッジ
谷やクレバスなどを、両端を固定したザイルを伝って渡ること。
チロル
オーストリア西部からイタリア北部にわたる地方。アルプスの東部にあたり、氷河・森林・牧草地からなる自然景観で知られる...
チロル‐しゅうりつげきじょう【チロル州立劇場】
《Tiroler Landestheater Innsbruck》オーストリア西部の都市インスブルックにある歌劇場...
チロルのあき【チロルの秋】
岸田国士の戯曲。大正13年(1924)「演劇新潮」誌に発表。同年11月、新劇協会により初演。
チロル‐ぼう【チロル帽】
⇒チロリアンハット