てき‐てい【滴定】
容量分析の際の操作。ふつう、濃度のすでにわかっている標準溶液をビュレットから試料溶液に滴下し、反応に必要な滴下量か...
てき‐てき【滴滴】
[名] 1 水などのしたたり。点々と落ちるしずく。「乳の如き—春潮に融けて流る」〈蘆花・自然と人生〉 2 点々とあ...
てきてきさい‐じゅく【適々斎塾】
⇒緒方塾(おがたじゅく)
てき‐でん【嫡伝/的伝】
正統を受けつぐこと。直伝(じきでん)。「某(それがし)ことは雪舟の—として」〈浄・反魂香〉
てき‐とう【倜儻】
才気が衆人よりはるかにすぐれていること。「唯々—非常の人のみ称せらる」〈東海散士・佳人之奇遇〉
てき‐とう【適当】
[名・形動](スル) 1 ある条件・目的・要求などに、うまくあてはまること。かなっていること。ふさわしいこと。また...
てきとう‐しげき【適当刺激】
⇒適合刺激(てきごうしげき)
てき‐ど【適度】
[名・形動]程度がほどよいこと。また、そのさま。「—な(の)運動」「—な(の)湿り気」
てき‐な・い
[形]《近世語》苦しい。せつない。「かう酔っては息が切れて出来ぬとこと、ああ—・い、—・い」〈滑・旧観帖・初〉
敵(てき)に後(うし)ろを見(み)・せる
敵に背中を向けて逃げる。「決して—・せてはいけない」
敵(てき)に塩(しお)を送(おく)る
《戦国時代、上杉謙信が、敵将武田信玄の領国の甲斐が塩の不足に苦しんでいるのを知り、塩を送らせた故事から》敵の弱みに...
てき‐にん【適任】
[名・形動]その任務・仕事に適していること。また、そのさまや、その人。「まとめ役に最も—な人」「—者」
てき‐にん【敵人】
《「てきじん」とも》中世、訴訟の相手方。敵方。
てき‐ねん【適年】
「適格退職年金」の略。
てき‐は【摘播】
[名](スル)間隔をおいて種子を数粒ずつにまとめてまくこと。また、そのまき方。
てき‐はい【敵背】
敵の背後。敵のうしろ側。
てきはかいぞく【敵は海賊】
神林長平によるSF小説。また、同作を第1作とする小説のシリーズ名。第1作は昭和56年(1981)「S-Fマガジン」...
てき‐はつ【摘発】
[名](スル)悪事などをあばいて世間に発表すること。「巨額の脱税を—する」
敵(てき)は本能寺(ほんのうじ)にあり
《天正10年(1582)明智光秀(あけちみつひで)が備中の毛利勢を攻めると見せかけて出陣し、京都本能寺の織田信長を...
てき‐ぱき
[副](スル)処理や対応がはっきりしていて、歯切れのよいさま。「—(と)かたづける」「受け答えが—(と)している」
てき‐ひ【適否】
適することと、適さないこと。また、適するか、適さないか。適不適。「事の—を問う」
てき‐ひょう【適評】
適切な批評。妥当な批評。
て‐きびし・い【手厳しい】
[形][文]てきび・し[シク]手心を加えず、非常に厳しい。少しも容赦しない。「—・く責める」 [派生]てきびしさ[名]
てき‐びん【滴瓶】
化学実験で、液体試料を入れ、少量ずつ滴下させる小瓶。
てき‐ふてき【適不適】
適当と、不適当。適当であるか、適当でないか。適否。「—を考慮する」
てき‐へい【敵兵】
敵の兵隊。敵軍の兵士。
てき‐ほう【適法】
法規や法律にかなっていること。法に反しないこと。⇔違法。
てき‐ほう【敵堡】
敵のとりで。敵塁。
てきほう‐せい【適法性】
1 法にかなうこと。合法性。 2 カント倫理学の用語。行為の動機がどのようなものであれ、その行為が外形的に道徳法則...
てきほう‐てつづき【適法手続(き)】
⇒デュー‐プロセス
てきほん‐しゅぎ【敵本主義】
《「敵本」は「敵は本能寺にあり」の意》目的が他にあるように見せかけて、途中から急に本来の目的に向かうやり方。→敵は...
てき‐ぼ【嫡母】
⇒ちゃくぼ(嫡母)
てき‐マーク【適マーク】
防火基準適合表示制度により消防機関から一定の防火基準に適合していると認められた建物に交付・表示されたマーク。防火対...
てき‐みかた【敵味方】
敵と味方。「—入り乱れての戦い」
てき‐めん【覿面】
[名・形動]《「覿」は見る意》 1 面と向かうこと。まのあたりに見ること。また、そのさま。転じて、まのあたり。目前...
敵(てき)もさる者(もの)引(ひ)っ掻(か)くもの
敵もなかなかどうして油断のならない者だ、の意で、「さる」に「猿」をかけて続けた言葉遊び。
てき‐や【的屋】
盛り場・縁日など人出の多い所に店を出し、いかがわしい品物などを売る商人。香具師(やし)。 [補説]当たればもうかる...
てき‐やく【適役】
その役に適していること。また、その人に適した役。はまりやく。「主演の女優が—だ」「司会には彼が—だ」
てき‐やく【適訳】
原文にうまくあてはまった訳。適切な訳語・訳文。
てき‐やく【適薬】
その病気や症状によくきく薬。
てき‐やく【敵役】
「かたきやく」に同じ。
てき‐やく【敵薬】
配合のぐあいによっては毒になる薬。「金は—ぞかし」〈一葉・大つごもり〉
テ‐きゅうでん【テ宮殿】
《Palazzo Te》イタリア北部、ロンバルディア州の都市マントバにある宮殿。16世紀にマントバ公であるゴンザー...
てき‐よう【摘要】
重要な箇所を抜き書きすること。また、その抜き書きしたもの。「条約の—」
てき‐よう【適用】
[名](スル)法律・規則などを、事例にあてはめて用いること。「会社更生法を—する」
てき‐よう【擢用】
[名](スル)選抜して採用すること。たくよう。「賢材を—し」〈村田文夫・西洋聞見録〉
てきよう‐じぎょうしょ【適用事業所】
健康保険の適用を受ける事業所。健康保険法によって加入が義務づけられている強制適用事業所と、事業主・従業員の意志で加...
てき‐らい【摘蕾】
大きな花を咲かせるなどのために、一つだけ残して余分のつぼみを摘み取ること。
てき‐りょう【適量】
ほどよい分量。適度の量。「—の酒をたしなむ」
てき‐るい【敵塁】
敵のとりで。「—を陥れる」