てら‐もうで【寺詣で】
[名](スル)「寺参り」に同じ。
てら‐や【寺屋】
「寺子屋」に同じ。「見ればここにも—のやうに七夕様が祭ってあるな」〈浄・妹背山〉
てらやま‐しゅうじ【寺山修司】
[1935〜1983]劇作家・歌人。青森の生まれ。早熟の歌人として才能を示したが、のち劇団「天井桟敷」を主宰して前...
テラリウム
1 陸生の小動物を飼育する容器。 2 園芸で、小形の植物を密閉されたガラス器や小口のガラス瓶などの中に入れて栽培す...
テラ‐ロッサ
《赤い土の意》 1 地中海性気候のもとで、石灰岩を母岩として生成した赤色土壌。風化に伴い石灰分が溶解し、残った鉄の...
テランガーナ
インド南部の州。デカン高原中央部に位置する。2014年、アンドラプラデシュ州から分離した。同州およびアンドラプラデ...
て‐ランプ【手ランプ】
取っ手のついた小さいランプ。
テラー
1 話し手。語り手。 2 金銭出納係。銀行などの金融機関の窓口で、客と応対する人。
てり【照り】
1 日の照ること。「—が強い」 2 晴天。晴れ。「—が続く」 3 つや。光沢。「—を出す」「—のある材」 4 日本...
テリア
《「テリヤ」とも》犬の一群の品種。地面を掘ってアナグマなどを追い出すのに用いる猟犬。現在は主として愛玩用。英国の原...
てり‐あ・う【照(り)合う】
[動ワ五(ハ四)]双方から照る。「雪に—・う瓦斯灯の光」〈一葉・別れ霜〉
テリアカ
数種の薬を蜂蜜(はちみつ)で練り合わせた色の赤い膏薬(こうやく)。解毒薬とした。 [補説]「底野迦」とも書く。
てり‐あめ【照(り)雨】
日照り雨。天気雨。
てり‐あわ・す【照(り)合(わ)す】
[動サ五(四)]照らし合わせる。「そりゃあ時間表に—・すと分らないことはないだろう」〈泡鳴・断橋〉 [動サ下二]「...
てり‐あわ・せる【照(り)合(わ)せる】
[動サ下一][文]てりあは・す[サ下二]照らし合わせる。「今夜の事実と—・せて」〈秋声・あらくれ〉
てり‐うそ【照鷽】
ウソの雄のこと。
てり‐かえし【照(り)返し】
1 照り返すこと。反射。反照。「雪面の—が強い」 2 ランプ・電灯などの背面につけ、光力を増加させる凹面鏡。反射鏡。
てり‐かえ・す【照(り)返す】
[動サ五(四)]光や熱が反射する。また、光や熱を反射する。「西日が—・す」「夏日を—・すアスファルトの道」
てり‐かがや・く【照(り)輝く】
[動カ五(四)]《古くは「てりかかやく」》明るく光り輝く。美しく輝く。「朝日に—・く水面」
テリカ‐さん【テリカ山】
《Telica》中央アメリカ、ニカラグア西部の山。標高1061メートルの成層火山。レオンの北約20キロメートルに位...
テ‐りきゅう【テ離宮】
《Palazzo Te》⇒テ宮殿
てり‐こ・む【照(り)込む】
[動マ五(四)] 1 日光が射し込む。「西日が部屋に—・む」 2 日光が強く照りつける。日照りが長く続く。「—・む...
てり‐ごまめ【照り鱓】
正月料理の一。砂糖・醤油・みりんをまぜて煮つめた汁を煎(い)ったごまめにからめたもの。
テリスキビ
エストニアの首都タリンの一地区。旧市街の北西側、タリン駅に隣接する。かつて鉄道工場や倉庫街があった再開発地区であり...
てり‐つ・ける【照(り)付ける】
[動カ下一][文]てりつ・く[カ下二]日光がきびしく照る。「夏の太陽がじりじりと—・ける」
てり‐つゆ【照(り)梅雨】
「空梅雨(からつゆ)」に同じ。
てりてり‐ぼうず【照(り)照(り)坊主】
「照る照る坊主」に同じ。「三日も前から気もそらの—何うぞと待ちし幸いの花日和」〈緑雨・門三味線〉
テリトリー
1 国の領土。 2 学問などの領域。分野。 3 セールスマンや販売店などの受け持ち区域。 4 動物のなわばり。
てり‐どよう【照(り)土用】
夏の土用を通じて雨が降らず、酷暑が続くこと。
てり‐は【照(り)葉】
草木の葉が紅葉して、美しく照り輝くこと。また、その葉。照り紅葉。《季 秋》「—して名もなき草のあはれなる/風生」
てり‐は・える【照(り)映える】
[動ア下一][文]てりは・ゆ[ヤ下二]光を受けて美しく輝く。光が物にあたって輝いて見える。「夕日に紅葉が—・える」
てりは‐きょうげん【照葉狂言】
《「てには俄狂言」の音変化とも、照葉という女性が創始したからともいう》江戸末期から明治中期まで行われた寄席演芸。能...
てりはきょうげん【照葉狂言】
泉鏡花の小説。明治29年(1896)発表。孤児の美少年貢(みつぎ)が姉と慕うお雪や照葉狂言師匠小親(こちか)に寄せ...
てりは‐のいばら【照葉野茨】
バラ科の落葉低木。海岸沿いに生える。茎は地をはい、とげをもつ。葉は楕円形の小葉からなる複葉でつやがある。6月ごろ、...
てりは‐ぼく【照葉木】
テリハボク科の常緑高木。海岸に生え、高さ約20メートル。葉は長楕円形、堅い革質で光沢がある。花は白色。小笠原・沖縄...
てり‐ふ【照(り)布】
上質の白い麻布。乾きが速いので、茶の湯で茶巾(ちゃきん)に用いる。
てり‐ふ【照り斑】
鼈甲(べっこう)の、特につやのよい斑。
てり‐ふり【照(り)降り】
1 照ることと降ること。晴天と雨天。 2 「照り降り傘」の略。 3 平穏と不穏。「扨々(さてさて)揃はぬ人の心の—...
てりふり‐あめ【照(り)降り雨】
照ったり降ったりして定まらない空模様。
てりふり‐がさ【照(り)降り傘】
晴雨兼用の傘。
てりふり‐なし【照(り)降り無し】
晴天・雨天に影響されないこと。また、周囲の状況にかかわりなく、確実であること。「—に客が入る」
テリヤ
⇒テリア
てり‐やき【照(り)焼(き)】
魚・貝・鳥肉などにみりん・醤油を付けて焼き上げ、つやをもたせる焼き方。また、その焼いたもの。「ブリの—」
て‐りゅうだん【手榴弾】
「しゅりゅうだん(手榴弾)」に同じ。
て‐りょうじ【手療治】
医者にかからず自分で治療すること。また、その治療。「縁側へ出て来て駿介は—にかかった」〈島木健作・生活の探求〉
て‐りょうり【手料理】
1 自分で、または自宅で作った料理。手作りの料理。「—でもてなす」 2 自分が直接手を下して事の始末をつけること。...
テリレン
ポリエステル系合成繊維の商標名。テレフタル酸とエチレングリコールを原料とする。テトロンはこの技術を導入したもの。
てり‐わた・る【照(り)渡る】
[動ラ五(四)]光がすみずみまで照る。光が一面に照る。「満月が耿々(こうこう)と—・る」
テリング
秘密などを明らかにすること。特に、養子であることなど、出生に関する事実を本人に伝えること。
テリー‐クロス
布面に輪奈(わな)を織り出した厚地の綿織物。吸水性がよく、バスローブ・ビーチウエアなどに用いる。タオル地。