ねつ‐ばいたい【熱媒体】
装置を一定の温度に保持するため、加熱や冷却をするための流体。熱源の冷却を主とする媒体を冷媒、加熱を担う媒体を熱媒と...
ねつ‐パイプ【熱パイプ】
⇒ヒートパイプ
ねつ‐びょう【熱病】
高熱が出ることを特徴の一つとする病気。マラリア・チフス・肺炎など。
ねつ‐ふくしゃ【熱輻射】
⇒熱放射(ねつほうしゃ)
ねつ‐ぶんかい【熱分解】
物質に熱を加えたときに起こる分解反応。石油のクラッキングなど。
ねつ‐へいこう【熱平衡】
物体間あるいは物体中の熱の移動が止まった状態。温度平衡。
ねつ‐へんせいがん【熱変成岩】
⇒接触変成岩
ねつへんせい‐さよう【熱変成作用】
⇒接触変成作用
ねつ‐べん【熱弁/熱辯】
熱のこもった弁論。熱烈な弁舌。「—を振るう」
ねつ‐ほうしゃ【熱放射】
高温の物体が、赤外線などの電磁波を放出する現象。そのスペクトル分布やエネルギーは物質の種類・温度で決まり、温度が高...
ねつ‐ぼう【熱望】
[名](スル)熱心に望むこと。切望。「世界の平和を—する」
ねつ‐ぼうそう【熱暴走】
1 電子回路や化学反応などにおいて、温度の上昇によって、過大な電流が流れたり、反応が促進されたりすることにより、さ...
ねつ‐ぼうちょう【熱膨張】
温度上昇に伴って物体の長さ・体積などが増加する現象。
ねつぼうちょう‐りつ【熱膨張率】
⇒膨張率
ねつ‐ポンプ【熱ポンプ】
⇒ヒートポンプ
ねつ‐マネキン【熱マネキン】
⇒サーマルマネキン
ねつようかい‐せきそうほう【熱溶解積層法】
三次元プリンターの造形方式の一。高温で溶解した熱可塑性樹脂を射出し、1層ずつ積み上げる。ABS樹脂またはポリ乳酸な...
ねつ‐ようりょう【熱容量】
ある物体の温度を1度上げるのに要する熱量。
ねつ‐らい【熱雷】
夏の強い日射を受けて局地的に激しい上昇気流が起こり、積乱雲が発達して生じる雷。山岳地帯でよく発生し、強い雷雨となる...
ねつ‐りきがく【熱力学】
熱と力学的仕事との関係から出発して、熱現象の根本法則を扱う古典物理学の一部門。
ねつりきがく‐おんど【熱力学温度】
個々の物質の特性によらず、熱力学の法則から理論的に定められた温度。絶対温度のこと。
ねつりきがく‐だいいちほうそく【熱力学第一法則】
⇒熱力学の法則
ねつりきがく‐だいさんほうそく【熱力学第三法則】
⇒熱力学の法則
ねつりきがく‐だいゼロほうそく【熱力学第ゼロ法則】
⇒熱力学の法則
ねつりきがく‐だいにほうそく【熱力学第二法則】
⇒熱力学の法則
ねつりきがくてき‐し【熱力学的死】
⇒熱的死
ねつりきがく‐の‐ほうそく【熱力学の法則】
熱力学の基礎をなす三法則。(1)第一法則。物体に外部から加わった仕事と熱量との和は、内部エネルギーの増加に等しいと...
ねつりきがく‐ポテンシャル【熱力学ポテンシャル】
⇒ギブスの自由エネルギー
ねつりゅうじき‐こうか【熱流磁気効果】
⇒熱磁気効果
ねつ‐りゅうりょう【熱流量】
⇒地殻熱流量
ねつ‐りょう【熱量】
1 熱エネルギーの大きさを表す量。単位はジュール、カロリー、ワット秒など。 2 比喩的に、熱気。熱意。情熱。また、...
ねつりょう‐けい【熱量計】
熱量を測定する装置。熱容量のわかっている物質に、測定する物質の熱を吸収させて測定する水熱量計・金属熱量計など。比熱...
ねつ‐るい【熱涙】
感動のあまり思わずこぼす、あつい涙。「—にむせぶ」
ねつ‐ルミネセンス【熱ルミネセンス】
ルミネセンスの一種。蛍光体などの物質が、外部から光や放射線などの刺激を受けた後、加熱してはじめて発光する現象。また...
ねつルミネセンス‐せんりょうけい【熱ルミネセンス線量計】
放射線を計測する線量計の一種。放射線の刺激を受けた蛍光体を加熱すると、光を放射する熱ルミネセンスという現象を利用す...
ねつ‐れつ【熱烈】
[名・形動]物事に熱中したり、感情が高ぶったりして、激しい言動をとること。また、そのさま。「—なファン」「—な歓迎...
ねつレンズ‐こうか【熱レンズ効果】
媒質の温度変化に応じて屈折率が変化すること。高出力のレーザー光を用いる光学系などで生じる。
ねつ‐ろうと【熱漏斗】
⇒保温漏斗
ねつ‐ろん【熱論】
熱のこもった議論。熱心な議論。「—を交わす」
熱(ねつ)を上(あ)・げる
1 夢中になる。「アイドル歌手に—・げる」 2 気炎を上げる。「議論に—・げる」
熱(ねつ)を入(い)・れる
熱意をこめる。熱心になる。「—・れて応援する」
熱(ねつ)を吹(ふ)・く
気炎を上げる。大言を吐く。言いたいほうだいのことを言う。「手前勝手な—・く」