ぼう‐しつ【冒疾/媢嫉】
[名](スル)ねたみにくむこと。「真に羨まれ且つ或は—されて居るのだ」〈露伴・不安〉
ぼうしつかいきせい‐ひんぱく【房室回帰性頻拍】
⇒WPW症候群
ぼうしつ‐けっせつ【房室結節】
心臓の拍動を起こす刺激伝導系の一。右心房の冠静脈の開口部よりやや右にある特殊な心筋。洞結節からの刺激を受けて、下方...
ぼうしつけっせつかいきせい‐ひんぱく【房室結節回帰性頻拍】
発作性上室性頻拍の一種。房室結節が2本の伝導路で形成されている場合、心筋を動かす電気刺激が房室結節内で旋回すること...
ぼうしつ‐ざい【防湿剤】
乾燥剤のこと。
ぼうしつせつごう‐ぶ【房室接合部】
心臓の心房と心室の境界部にある房室結節とヒス束を合わせた部分。
ぼうしつ‐そく【房室束】
⇒ヒス束
ぼうしつ‐ブロック【房室ブロック】
心臓を拍動させる電気刺激が、心房から心室に伝わりにくくなる障害。リウマチ熱・冠動脈硬化・急性心筋梗塞・心筋症などに...
ぼうしつ‐べん【房室弁】
心房と心室の境にある弁。左房室弁を僧帽弁・二尖弁(にせんべん)、右房室弁を三尖弁ともよぶ。
ぼうし‐ばな【帽子花】
ツユクサの別名。
ぼうし‐ばり【帽子針】
江戸時代、女性が用いた、布や綿帽子を留めるための針。
ぼうしばり【棒縛】
狂言。主人が、留守中に酒を盗み飲みする太郎冠者の両手首を棒に縛りつけ、次郎冠者を後ろ手に縛って外出すると、二人は縛...
ぼう‐しゃ【坊舎】
《「ぼうじゃ」とも》寺院内の僧の住む建物。僧房。
ぼう‐しゃ【房舎】
部屋と家。また、家屋。
ぼう‐しゃ【茅舎】
かやぶきの家。茅屋。「—の藁床の上に」〈嘉村・秋立つまで〉
ぼう‐しゃ【紡車】
糸をつむぐ車。糸繰り車。
ぼう‐しゃ【暴瀉】
激しい下痢。また、激しい下痢を伴う流行病。「二十二になった年の夏、—で亡くなった」〈鴎外・安井夫人〉
ぼう‐しゅ【芒種】
二十四節気の一。太陽の黄経が75度の時。6月6日ごろ。稲・麦など芒(のぎ)をもつ穀物の種をまく時期とされていた。《...
ぼう‐しゅ【防守】
[名](スル)防ぎ守ること。防御。「外敵の侵犯を—する」
ぼう‐しゅ【謀主】
中心となって策謀をめぐらす人。首謀者。「造反の—とみなされる人物」
ぼう‐しゅう【防州】
周防(すおう)国の異称。
ぼう‐しゅう【防臭】
悪臭や異臭を消すこと。また、それらが他のものに移るのを防ぐこと。
ぼう‐しゅう【防銹】
さびが発生したり広がったりするのを防ぐこと。
ぼう‐しゅう【房州】
安房(あわ)国の異称。
ぼう‐しゅう【防集】
「防災集団移転促進事業」の略。
ぼうしゅう‐いし【房州石】
千葉県、房総地方から産する石材。白色の凝灰質砂岩で、鋸山(のこぎりやま)産のものが有名。土木・建築に用いられる。
ぼうしゅう‐ざい【防臭剤】
悪臭や異臭を減じ、または消すのに用いる薬剤。活性炭・葉緑素など臭気を吸収するものと、石炭酸・樟脳油(しょうのうゆ)...
ぼうしゅう‐ずな【房州砂】
千葉県館山(たてやま)市北条付近から産出する磨き砂。器具の研磨に用い、塗料材にもする。
ぼうしゅう‐とりょう【防銹塗料】
金属にさびが出るのを防ぐために塗る塗料。鉛丹・酸化鉄などの顔料を含むものやワニス・エナメルなど。さび止め塗料。
ぼうしゅう‐ぼら【房州法螺】
フジツガイ科の巻き貝。房総半島以南の潮間帯にすむ。形はホラガイに似て、殻高22センチくらいあり、ふたは革質。ウニや...
ぼう‐しゅく【防縮】
織物などの縮むのを防ぐこと。
ぼうしゅく‐かこう【防縮加工】
織物などが洗濯などで縮むのを防ぐための加工。樹脂加工やサンフォライズ加工などがある。
ぼう‐しゅつ【傍出/旁出】
わきから出ること。横に出ていること。
ぼう‐しょ【防暑】
暑さを防ぐこと。「—服」
ぼう‐しょ【某所/某処】
ある所。その場所が不明な場合や、明示したくない場合に用いる。
ぼう‐しょ【謀書】
文書を偽造すること。また、その文書。「進(まゐ)らせし証状は、—たることも分明なるをや」〈折たく柴の記・下〉
ぼう‐しょう【乏少】
[名・形動]とぼしいこと。十分でなく足りないこと。また、そのさま。ぼくしょう。「—な知識」
ぼう‐しょう【芒硝】
硫酸ナトリウムの一〇水和物のこと。化学式Na2SO4・10H2O または、硫酸マグネシウムの七水和物のこと。化学式...
ぼう‐しょう【冒称】
[名](スル)勝手に他の姓や名称をなのること。「耶蘇の門徒と—し」〈中村訳・自由之理〉
ぼう‐しょう【傍生】
仏語。からだを横にして生きる生き物、すなわち畜生。
ぼう‐しょう【傍証】
[名](スル)間接的な証拠。直接の証拠とはならないが、その証明を補強するのに役立つ証拠。「—を固める」「絵のタッチ...
ぼう‐しょう【帽章】
帽子につける記章。
ぼう‐しょく【防食/防蝕】
金属の腐食を防ぐこと。「—塗料」
ぼう‐しょく【紡織】
糸をつむぐことと、布を織ること。「—機」
ぼう‐しょく【望蜀】
《「後漢書」岑彭伝の「人足るを知らざるを苦しみ、既に隴(ろう)を平らげて、復(ま)た蜀を望む」から》一つの望みがか...
ぼう‐しょく【暴食】
[名](スル)むやみにたくさん食べること。「暴飲—する」
ぼうしょく‐ざい【防食剤】
金属の腐食を防ぐ薬剤。さびどめ。ペンキ・油・黒鉛など。
ぼう‐しん【亡心】
亡霊。「恐ろしや、おことは誰そ。小竹田男(ささだをとこ)の—とや」〈謡・求塚〉
ぼう‐しん【亡臣】
他国へ逃亡した臣。
ぼう‐しん【亡親】
死んだ親。なき親。