ユルスナール
[1903〜1987]フランスの女流小説家。ベルギー生まれ。のち、米国に定住。1981年、女性初のアカデミーフラン...
ゆるび【緩び】
ゆるむこと。ゆるやかになること。ゆるみ。「—なき御仲らひかな」〈源・野分〉
ゆる・ぶ【緩ぶ/弛ぶ】
《「許す」と同語源。古くは「ゆるふ」》 [動バ四] 1 「ゆるむ1」に同じ。「箏の琴のいたう—・びたるを」〈狭衣・...
ゆる‐ふわ【緩ふわ】
[形動]俗に、ゆとりや柔らかさがあり好ましいさま。「—パーマ」「—な作風」
ゆる‐ふん【緩褌】
《「ふん」は「ふんどし」の略》 1 ふんどしの締め方のゆるいこと。また、ゆるく締めたふんどし。 2 締まりがなく、...
ゆるま・る【緩まる/弛まる】
[動ラ五(四)]ゆるくなる。ゆるむ。「瓶の蓋(ふた)が—・る」「寒気が—・る」
ゆるみ【緩み/弛み】
ゆるんでいること。また、そのものや、その程度。「気の—が出る」
ゆる・む【緩む/弛む】
[動マ五(四)] 1 ぴんと張ったものがたるむ。締めぐあいが弱くなる。ゆるくなる。「ねじが—・む」「ひもが—・む」...
ゆる‐め【緩め/弛め】
[名・形動]いくらかゆるいこと。ゆるい感じであること。また、そのさま。「帯を—に結ぶ」⇔きつめ。
ゆる・める【緩める/弛める】
[動マ下一][文]ゆる・む[マ下二] 1 ゆるむようにする。ゆるくする。「帯を—・める」「ネクタイを—・める」 2...
ゆる‐やか【緩やか】
[形動][文][ナリ] 1 締め方や張り方がきつくないさま。衣服などのゆったりしたさま。「—な着心地」「—に結ぶ」...
ゆる‐ゆる【緩緩】
[副] 1 動作や気分がゆったりしているさま。のびのび。「別荘で—(と)くつろぐ」 2 急がないさま。ゆっくり。「...
ゆる‐らか【緩らか】
[形動ナリ] 1 ゆるいさま。締めつけ、張りがきつくないさま。ゆるるか。「帯—にかけて参る後ろで」〈落窪・一〉 2...
ゆるり【緩り】
[副] 1 ゆったりとくつろぐさま。「ご—となさってください」 2 動きが遅いさま。また、急がないさま。ゆっくり。...
ゆる‐るか【緩るか】
[形動ナリ]「ゆるらか」に同じ。「琵琶の風香調(ふかうてう)—に弾き鳴らしたる」〈更級〉
ゆれ【揺れ】
1 揺れること。また、その程度。動揺。「船の—」 2 一定せずに、不安定な状態にあること。「解釈の—」「心の—」
ゆれ‐うご・く【揺れ動く】
[動カ五(四)] 1 一か所にとどまることなく、左右前後に動く。「荒波に大きく—・く船体」 2 不安定な状態にある...
ユレダス
《Urgent Earthquake Detection and Alarm System》JR総合技研が開発した...
ゆれ‐はば【揺れ幅】
揺れ方の度合い。物理的なことだけでなく、物事の傾向や心理的な変化にも用いる。「建物の—を低減する性能」「気持ちの—」
ゆれ‐も【揺藻】
ユレモ科の藍藻(らんそう)の総称。溝川や水田の泥底に生え、藍青色の円盤状の細胞が1列に並んで糸状をなす。名は、水中...
ゆ・れる【揺れる】
[動ラ下一][文]ゆ・る[ラ下二] 1 上下・前後・左右などに動く。「悪路で車が—・れる」 2 不安定な状態になる...
ゆわい‐つ・ける【結わい付ける】
[動カ下一][文]ゆはひつ・く[カ下二]「結わえ付ける」に同じ。「四足をくいへ—・けられて」〈魯文・安愚楽鍋〉
ゆわえ‐つ・ける【結わえ付ける】
[動カ下一][文]ゆはへつ・く[カ下二]むすびつける。しばりつける。ゆわいつける。「荷物を荷台に—・ける」
ゆわ・える【結わえる】
[動ア下一][文]ゆは・ふ[ハ下二]むすぶ。しばる。くくる。ゆわく。「一〇本ずつ—・えて一束にする」
ゆ‐わかし【湯沸(か)し】
湯を沸かすための器具。やかんなど。
ゆわかし‐き【湯沸(か)し器】
1 「湯沸かし」のこと。 2 「瞬間湯沸かし器」の略。
ゆわ・く【結わく】
[動カ五(四)]しばる。くくる。むすぶ。ゆわえる。「髪を—・く」 [可能]ゆわける
ゆわだ‐おび【結肌帯】
⇒岩田帯(いわたおび)
ゆわん‐だけ【湯湾岳】
鹿児島県、奄美大島にある山。標高694メートル。亜熱帯広葉樹林が広がり、アマミノクロウサギ・ルリカケスなど貴重な動...
湯(ゆ)を立(た)・てる
1 風呂を沸かす。 2 湯立てをする。
湯(ゆ)を使(つか)・う
入浴する。湯あみをする。
湯(ゆ)を引(ひ)・く
「湯を使う」に同じ。「湯殿(ゆどの)しつらひなどして、御湯ひかせ奉る」〈平家・一〇〉
湯(ゆ)を沸(わ)かして水(みず)にする
せっかくの努力をむだにすることのたとえ。
ユン‐イサン【尹伊桑】
[1917〜1995]ドイツの作曲家。朝鮮半島の生まれ。大阪や東京で作曲を学ぶ。のち、ドイツに渡りベルリンを中心に...
ユンカー
ドイツ、東エルベ地方の地主貴族。大農場を経営するとともに、高級官僚・上級軍人を輩出、プロイセンの支配階級を形成した...
ユンガイ
ペルー中部の村。ワラスの北西約50キロメートル、同国最高峰のワスカラン山の麓に位置する。1970年、ワスカラン山北...
ユンガス
ボリビア西部、アンデス山脈東部、レアル山群の北東に広がる地方名。ラパスとサンタクルスを結ぶ線より北側をさす。雨が多...
ユング
[1875〜1961]スイスの心理学者・精神医学者。最初フロイトの精神分析に共鳴しその発展に貢献したが、のちに独自...
ユングナー‐でんち【ユングナー電池】
⇒ニッケルカドミウム電池
ユングフェルン‐こ【ユングフェルン湖】
《Jungfernsee》ドイツ東部、ブランデンブルク州の都市ポツダムにある湖。市街北部のノイアーガルテン地区に位...
ユングフラウ
《若い女性の意》スイス中南部、ベルナーアルプスの高峰の一つ。アイガー南西にあり、標高4158メートル。1811年ス...
ユングフラウヨッホ
スイス中南部、ベルナーオーバーラント地方のユングフラウ北西の鞍部(あんぶ)。ベルン州とバレー州の境界に位置する。標...
ユンケル
⇒ユンカー
ゆん‐ぜい【弓勢】
《「ゆみせい」の音変化》弓を引っ張る力量。弓を射る力の強さ。「あな恐ろしの鎮西の八郎殿の—や」〈保元・中〉
ユン‐ソンニョル【尹錫悦】
[1960〜 ]韓国の法律家、政治家。ソウル生まれ。ソウル大学校を卒業し1994年から検察官となる。2019年、文...
ゆんた
《「結い歌」または「読み歌」からという》沖縄県八重山地方に伝承される歌謡の一群。多くは長編の叙事詩で、労働の際に男...
ゆん‐だけ【弓丈/弓長】
《「ゆみだけ」の音変化》弓ひと張りの長さ。ふつう7尺5寸(約2.27メートル)。弦(つる)を張らない弓の末弭(うら...
ゆん‐づえ【弓杖】
《「ゆみづえ」の音変化》 1 弓を杖とすること。また、その弓。ゆづえ。「—を突いて生田の森の逆茂木(さかもぎ)を上...
ゆん‐で【弓手/左手】
《「ゆみて」の音変化》 1 弓を持つほうの手。左の手。⇔馬手(めて)。「浪子の—を執(と)りて」〈蘆花・不如帰〉 ...
ゆんで‐の‐くさずり【弓手の草摺】
⇒射向(いむけ)の草摺