けい‐せい【刑政】
1 刑罰と政治。 2 「刑事政策」の略。
けい‐せい【形成】
[名](スル)一つのまとまったものに作り上げること。形づくること。「人格を—する」
けい‐せい【形声】
漢字の六書(りくしょ)の一。音声を表す文字と意味を表す文字を組み合わせて、新しい意味を表す漢字を作る方法。「銅」「...
けい‐せい【形勢】
変化する物事の、その時その時の状態や勢力の関係。「—が逆転する」「—不利」
けい‐せい【渓声/谿声】
谷川の音。渓流の音。「爾来(じらい)—のなお耳にあるを覚ゆ」〈会津・山中高歌〉
けい‐せい【経世】
世を治めること。
けい‐せい【景星】
めでたいことの前兆として出るといわれる星。瑞星(ずいせい)。
けい‐せい【傾性】
植物が外界からの刺激を受けると、その刺激源の方向に関係なく、一定の方向に屈曲する性質。刺激源の種類によって傾光性・...
けい‐せい【傾城/契情】
《「漢書」外戚伝の「北方に佳人有り。…一顧すれば人の城を傾け、再顧すれば人の国を傾く」から。その美しさに夢中になっ...
けい‐せい【警世】
世間の人に警告を発すること。「—の書」
けい‐せい【警醒】
[名](スル) 1 警告を発して人の迷いをさますこと。「世人を—する」 2 眠りをさますこと。「大いに現時の惰眠を...
けいせいあさまがたけ【傾城浅間嶽】
歌舞伎狂言。時代物。三番続き。中村七三郎作と伝える。元禄11年(1698)京都早雲座初演。元禄上方歌舞伎の趣向・見...
けいせいあわのなると【傾城阿波の鳴門】
歌舞伎狂言。時代物。三番続き。近松門左衛門作。元禄8年(1695)京都早雲座初演。和泉国斑鳩(いかるが)家のお家騒...
けいせいいろじゃみせん【傾城色三味線】
浮世草子。5巻。江島其磧(えじまきせき)作。元禄14年(1701)八文字屋刊。遊里と遊女を描いた24話を収める。
けいせいうたじゃみせん【傾城歌三味線】
浮世草子。5巻。八文字屋自笑・江島其磧(えじまきせき)合作。享保17年(1732)刊。遊女小女郎と玉屋新兵衛の恋物...
けいせい‐か【経世家】
1 世を治める、優れた手腕の持ち主。政治家。 2 江戸時代、経世の論を説いた知識人。
けいせい‐かい【傾城買い】
1 遊里で遊女を買って遊ぶこと。女郎買い。 2 歌舞伎で、遊女を買って遊ぶようすを扱った場面。また、その演出。島原...
けいせい‐かい【経世会】
自由民主党にあった派閥。竹下派、小渕派。昭和62年(1987)に竹下登・金丸信らが田中派の大多数のメンバーを率いて...
けいせいかいしじゅうはって【傾城買四十八手】
洒落本。1冊。山東京伝作・画。寛政2年(1790)刊。客と遊女の恋の手管を会話体で描いたもの。
けいせいかいとらのまき【契情買虎之巻】
洒落本。1冊。田螺金魚(たにしきんぎょ)作。安永7年(1778)刊。遊女瀬川と客五郷との悲恋を描く。人情本の祖とされる。
けいせいかいふたすじみち【傾城買二筋道】
洒落本。1冊。梅暮里谷峨(うめぼりこくが)作。寛政10年(1798)刊。うぬぼれ者の好男子と誠実な醜男との、遊女に...
けいせいきんたんき【傾城禁短気】
浮世草子。6巻。江島其磧(えじまきせき)作。正徳元年(1711)八文字屋刊。1巻4話からなる色道論。
けいせい‐ぐるい【傾城狂ひ】
[名](スル) 1 美女の色香に迷うこと。「大酒を飲んで—をするぞ」〈史記抄・高祖本紀・八〉 2 遊女遊びに夢中に...
けいせい‐けん【形成権】
権利者の一方的な意思表示で一定の法律関係を生じさせる私権。取消権・解除権・建物買取請求権など。
けいせい‐げか【形成外科】
身体の奇形や変形を手術によって治療する医学の一分野。障害の治療、事故により変形した顔面の整形、やけどの跡の皮膚移植...
けいせい‐こうい【形成行為】
権利、権利能力または包括的な法律関係を設定・変更・消滅させる行為。行政庁が行う公務員の任命や公法人の設立など。
けいせい‐さいみん【経世済民】
世を治め、人民を救うこと。経国済民。
けいせい‐しゃけい【痙性斜頸】
首や肩の筋肉が意志とは関係なく収縮し、首が傾いた状態になること。局所性ジストニアの一つ。攣縮性斜頸。頸部ジストニア。
けいせいしゅじゅつひようたんぽ‐とくやく【形成手術費用担保特約】
自動車保険における特約の一つ。人身傷害保険・搭乗者傷害保険の対象事故によるけがの治療後に傷痕が残り、形成外科手術を...
けいせい‐そう【形成層】
双子葉植物と裸子植物の茎や根にある分裂組織。分裂増殖を続けて内側に木部、外側に篩部(しぶ)を形成し、木本(もくほん...
けいせい‐そしょう【形成訴訟】
既存の法律関係の変更、または新たな権利関係の発生を判決によって求める訴訟。形成の訴え。
けいせい‐たい【形成体】
脊椎動物の初期の発生段階で形態形成の中心となる胚域。周囲の胚域に働きかけて、特定の器官の形成を誘導する作用をもつ。...
けいせいたいてん【経世大典】
中国の類書。894巻。元の文宗の勅命により、奎章閣(けいしょうかく)学士院編。1329〜1331年成立。元代の典故...
けいせい‐づか【傾城柄】
(「傾城柄を握る」などの形で)遊女遊びに通暁していること。「此の男も—を握ったなれのはてぢゃ」〈伎・仏の原〉
けいせい‐でんてつ【京成電鉄】
東京都・千葉県に路線をもつ電鉄会社。また、その鉄道。上野・成田空港間を結ぶ本線のほか千葉線、押上線などがある。明治...
傾城(けいせい)に誠(まこと)なし
遊女が客に誠意をもって接するはずがない。遊女の言うことを信頼できない。
けいせい‐はんけつ【形成判決】
形成訴訟で、その訴えを認容し、主文で法律関係の変動を宣言する判決。
けいせいはんごんこう【傾城反魂香】
浄瑠璃。時代物。三段。近松門左衛門作。宝永5年(1708)大坂竹本座初演。名古屋山三(さんざ)に狩野派や土佐派の絵...
けいせいひさく【経世秘策】
江戸中期の経世書。2巻。補遺・後編。本多利明著。寛政年間(1789〜1801)成立。開国交易・属島開発による富国政...
けいせい‐ふぜん【形成不全】
⇒低形成
けいせいほとけのはら【傾城仏の原】
歌舞伎狂言。時代物。三番続き。近松門左衛門作。元禄12年(1699)京都都(みやこ)万太夫座初演。坂田藤十郎の俏(...
けいせい‐まち【傾城町】
遊里。遊郭。いろまち。「—を通れば、やがて衣の袖をひかれ」〈咄・きのふはけふ・下〉
けいせい‐まひ【痙性麻痺】
筋肉が硬直し手足の運動ができない状態。脳卒中のあとなどに現れる。弛緩性麻痺の反対の状態。
けいせい‐みょうが【傾城冥加】
1 遊女としてのつとめに励むことで受けられる神仏の加護。「女郎の身では十分にあまるお客、粗末になされたら—に尽きさ...
けいせい‐もじ【形声文字】
⇒形声
けいせい‐もの【傾城物】
1 歌舞伎の脚本で、名題のあたまに「傾城」「けいせい」などの語を用いたもの。上方狂言に多い。 2 歌舞伎舞踊の一系...
けいせい‐りょく【形成力】
形成判決が確定したときに、既存の法律関係の変動を生じさせる効力。訴訟の当事者だけでなく、一般に第三者にも及ぶ。
けい‐せき【形跡/形迹】
物事が行われたあと。何かがあったあと。「たき火をした—がある」
けい‐せき【珪石】
ガラス・陶磁器・セメント・煉瓦(れんが)などの原料となる珪酸質の岩石。白珪石・軟珪石・炉材珪石など。
けい‐せき【経籍】
「経書(けいしょ)」に同じ。