けん‐よ【肩輿】
肩で担ぐ乗り物の総称。輿(こし)や駕籠(かご)などをいう。「—の中に、沓(くつ)を入れたり」〈折たく柴の記・中〉
けん‐よ【権輿】
1 《「権」は秤(はかり)のおもり、「輿」は車の底の部分の意で、どちらも最初に作る部分であるところから》物事の始ま...
けん‐よ【顕誉】
[名](スル)表彰すること。
けん‐よう【見様】
和歌で、対象をありのままに淡々と詠むこと。また、その歌。
けん‐よう【建窯】
中国福建省建陽県にあった陶窯。宋・元代にすぐれた天目茶碗(てんもくぢゃわん)を産出し、建盞(けんさん)とよばれた。
けん‐よう【兼用】
[名](スル) 1 一つのものを二つ以上の用途に使うこと。「晴雨—の傘」 2 一つのものを二人以上で一緒に使うこと...
けん‐よう【眷養】
目をかけて養うこと。また、その者。「御辺は未だ私の—にて、公方の御恩をも蒙らねば」〈太平記・一〇〉
けん‐よう【険要】
[名・形動]地勢がけわしくて、敵を防ぐのに都合のよいこと。また、そのような所や、そのさま。「—の(な)地に城を築く」
けん‐よう【顕要】
[名・形動]地位が高くて重要なこと。また、そのさま。「—な(の)職につく」
けん‐よう【顕揚】
[名](スル)世間に威光や評判などを広め高めること。「ここが洛北の名勝地であることを—したい」〈谷崎・乳野物語〉
けんよう‐しゅ【兼用種】
二つ以上の利用価値をもつ家禽(かきん)・家畜の品種。鶏では卵肉兼用のプリマスロック、牛では乳肉兼用のブラウンスイスなど。
けんよう‐すい【懸壅垂】
⇒口蓋垂(こうがいすい)
けんよう‐どうぶつ【牽用動物】
耕作用具や車などを引かせるための動物。牛・馬・犬などの類。
けん‐よく【謙抑】
[名](スル)へりくだって控えめにすること。
権輿(けんよ)もな・い
何も心配しないで、けろりとしているさま。気にしない。「おせさ、よいさ、と唄へど—・い顔して居る」〈浮・一代男・四〉