ごっ‐か【極果】
仏道の修行によって得た最高の悟り。究極・無上の悟り。大乗仏教の仏果、小乗仏教の阿羅漢果。
ごっ‐かん【極官】
1 最高の官位。きょっかん。 2 その家柄でなりうる最高の官位。
ごっ‐かん【極寒】
きわめて寒いこと。酷寒。《季 冬》⇔極暑(ごくしょ)。
ごっくり
[副]のどを鳴らして一気に液体を飲む音、また、そのさまを表す語。「唾(つば)を—(と)飲み込んだ」
ごっこ
[接尾]名詞に付いて、二人以上のものがその動作・行為をすることを表す。 1 いっしょにある動作のまねをすること、特...
ごっこ‐あそび【ごっこ遊び】
言葉を使いはじめた幼児にみられる、大人の動作などを模倣した遊び。ままごとなど。
ごっ‐し【兀子】
長方形の板の四辺に脚をつけた腰掛け。朝儀に列席する官人などが用いた。ごし。
ごっ‐しょう【業障】
仏語。三障または四障の一。悪業(あくごう)によって生じた障害。ごうしょう。
ごっ・す
[動サ特活]《「ござります」の音変化。近世江戸語》 1 動詞「ある」の意を丁寧にいう男性語。ございます。「京町の猫...
ごっそり
[副] 1 余すところなく全部。根こそぎ。残らず。「—(と)盗まれる」「土砂が—(と)崩れる」 2 数量の多いさま...
ごった
[形動]いろいろなものが秩序なく入り混じるさま。ごっちゃ。ごたごた。「新旧—な資料」「話を—にする」
ごった‐がえ・す【ごった返す】
[動サ五(四)]ひどく混雑する。整わず雑然としている。「帰省客で—・す」「引っ越しで家の中が—・している」
ごった‐に【ごった煮】
いろいろな材料を混ぜ入れて煮ること。また、そのもの。ごたに。
ごった‐ばこ【ごった箱】
雑多なものをなんでも入れておく箱。がらくた箱。ごたばこ。
ごった‐まぜ【ごった混ぜ】
[名・形動]「ごた混ぜ」に同じ。
ゴッタルド‐きていトンネル【ゴッタルド基底トンネル】
《Gotthard Base Tunnel》⇒ゴッタルドベーストンネル
ゴッタルド‐とうげ【ゴッタルド峠】
《Gotthard Pass》⇒サンゴッタルド峠
ゴッタルドベース‐トンネル
スイス南部にある鉄道トンネル。アルプス山脈のサンゴッタルド峠を南北に貫通し、ウリ州のエルストフェルトとティチーノ州...
ごったん‐ふねい【兀庵普寧】
[1197〜1276]鎌倉中期に来日した中国南宋の臨済宗の僧。諡号(しごう)は宗覚禅師。無準師範(ぶじゅんしばん)...
ごっちゃ
[形動]いろんなものが、雑然と入りまじっているさま。ごった。「期待と不安とが—になった複雑な心境」
ごっちゃ‐まぜ【ごっちゃ混ぜ】
[名・形動]「ごちゃ混ぜ」に同じ。「かばんの中が—になる」
ゴッツ
《government off-the-shelf》政府機関などが使用する製品やシステムを内製すること。または、政...
ごっつぁん
[感]感謝の意を表すあいさつに用いる語。多く、相撲界で用いられる。「—です」
ごっつ・い
[形]「ごつい」を強めた語。「—・い茶碗」
ゴッテイ‐てっきょう【ゴッテイ鉄橋】
《Goteik Viaduct》ミャンマー中部、シャン州西部にある鉄道橋。20世紀初頭に英国により建造された。ピン...
ごってり
[副]「こってり」を強めた語。「バターを—(と)塗る」
ゴットシェット
[1700〜1766]ドイツの評論家。啓蒙主義者として母国語・演劇などの改革に貢献。著「批判的作詩法の試み」。ゴッ...
ゴットフリート‐フォン‐シュトラスブルク
[1170ころ〜1210ころ]ドイツ中世の叙事詩人。未完の叙事詩「トリスタンとイゾルデ」はキリスト教倫理下における...
ビュルガー
[1747〜1794]ドイツの詩人。近世バラードの代表者。詩「レノーレ」、翻案小説「法螺吹き男爵の冒険」など。→法螺男爵
ライプニッツ
[1646〜1716]ドイツの哲学者・数学者。法学・神学・力学・論理学など多分野にわたり業績をあげ、外交官・技術家...
ケラー
[1819〜1890]スイスのドイツ系小説家。19世紀ドイツ写実主義文学の代表者。小説「緑のハインリヒ」、短編集「...
ゼンパー
[1803〜1879]ドイツの建築家。古典主義の研究者で、ドレスデンの宮廷歌劇場(現ゼンパーオーパー)、ウィーンの...
ベン
[1886〜1956]ドイツの詩人・医師。表現主義から出発し、のち現代的ニヒリズムを芸術至上主義の立場で克服しよう...
レッシング
[1729〜1781]ドイツの劇作家・批評家。ドイツ啓蒙思想の代表者で、ドイツ古典劇の基礎を築いた。美学論文「ラオ...
ゴットランド‐とう【ゴットランド島】
《Gotland》⇒ゴトランド島
フレーゲ
[1848〜1925]ドイツの数学者・哲学者。論理主義の立場から数の理論の基礎づけを試み、現代の記号論理学の創始者...
ゴットワルドフ
チェコ東部の都市ズリーンの旧称。
ゴッド
1 キリスト教で、創造主。神。天主。 2 (god)一般に、神。神霊。神像。
ゴッド‐ハンド
《神の手の意》俗に、ある分野で、神業のような技術や、その持ち主をたとえていう語。「—を持つという整形外科医」
ゴッドファーザー
1 洗礼名の名付け親のうち、男のほう。男の後見人。 2 アメリカの秘密組織マフィアのボス。「経済界の—的存在」
ゴップス
《giga operations per second》コンピューターの処理能力を表す単位の一つ。giga(ギガ)...
ゴッホ
[1853〜1890]オランダの画家。主にフランスで活躍。印象派と日本の浮世絵の影響を受け、強烈な色彩と大胆な筆触...
ごっ‐ぽう【業報】
⇒ごうほう(業報)
ごっぽう‐にん【業報人】
悪業の報いを受ける人。また、人をののしっていう語。「だれだと思ふ、—め」〈人・梅児誉美・初〉