ひき‐め【蟇目/引目】
《「響目(ひびきめ)」の略。射たときに音を響かせるところからいう。また、穴の形が蟇の目に似ているからともいう》朴(...
ひきめ‐かぎばな【引目鉤鼻】
平安・鎌倉時代の作り絵や大和絵などで、特に貴族の男女の顔貌表現に用いられた技法。微妙な調子をつけた細い線で表した目...
ひきめ‐がら【蟇目柄】
蟇目をつけて用いる太い矢柄。
ひきめ‐の‐しんじ【蟇目の神事】
各所の神社で行われる、鏑矢(かぶらや)を射放つ行事。代表的なのは日光の二荒山(ふたらさん)神社のもので、2月4日(...
ひきめ‐の‐ばん【蟇目の番】
蟇目を射て妖魔を退散させる当番。また、その人。
ひきめ‐の‐ほう【蟇目の法】
妖魔調伏のため弓弦を鳴らして蟇目を射る作法。
ひきめ‐やく【蟇目役】
貴人の出産や病気のときに、邪気をはらうために蟇目を射る役。また、その人。