へら【篦】
1 竹・木・象牙(ぞうげ)・金属などを細長く薄く平らに削り、先端を少しとがらせた道具。布や紙に折り目や印をつけ、ま...
へら【鐴】
《「篦(へら)」と同語源》唐鋤(からすき)の刃先の後方にあって、突起した部分。掘り起こした土を砕くはたらきをする。...
ヘラ
ギリシャ神話で、オリンポスの最高女神。クロノスとレアとの娘で、ゼウスの姉にして妻。女性の結婚生活を守る神とされ、嫉...
ヘライオン
⇒ヘラ神殿
へら‐おおばこ【篦大葉子】
オオバコ科の多年草。高さ30〜60センチ。葉は根生し、へら形。夏、花茎を直立し、小花を穂状につける。花は下から上へ...
へら‐おもだか【篦沢瀉/篦面高】
オモダカ科の多年草。沢地や水田に生え、根元から長い柄のあるへら形の葉を多数出す。夏から秋、花茎を伸ばし、枝を総状に...
ヘラクリオン
⇒イラクリオン
ヘラクレイトス
[前540ころ〜前480ころ]古代ギリシャの哲学者。万物は「ある」ものではなく、反対物の対立と調和によって不断に「...
ヘラクレオポリス
エジプト、ナイル川下流西岸の都市ベニスエフの西約15キロメートルに位置する古代エジプトの都市遺跡。古代名ネンネス。...
ヘラクレス
ギリシャ神話で、最大の英雄。ゼウスとアンフィトリュオンの妻アルクメネとの子。ゼウスの妻ヘラの激しい嫉妬(しっと)に...
ヘラクレスのせいねんじだい【ヘラクレスの青年時代】
《原題、(フランス)La jeunesse d'Hercule》サン=サーンスの交響詩。1877年作曲。ギリシャ神...
ヘラクレス‐の‐とう【ヘラクレスの塔】
《Torre de Hércules》スペイン北西部、ガリシア州の港湾都市ラ‐コルーニャにある灯台。2世紀に古代ロ...
ヘラクレス‐の‐どうくつ【ヘラクレスの洞窟】
《Grottes d'Hercules》モロッコ北端の港湾都市タンジールの南西約15キロメートル、大西洋に面する海...
ヘラ‐さいぼう【ヘラ細胞】
⇒ヒーラ細胞
へら‐さぎ【篦鷺】
トキ科の鳥。全長86センチくらい。全身白色で、くちばしがへら状。ユーラシア大陸に分布。冬、主に九州に少数が渡来。近...
へらし‐め【減らし目】
編み物の目数を減らすこと。二目に一度、三目に一度などという。俗に「へし目」という。⇔増(ま)し目。
ヘラ‐しんでん【ヘラ神殿】
《Heraion/Ηραίον》 ギリシャ、エーゲ海南東部、ドデカネス諸島のサモス島にある古代遺跡。同島南東部の港...
へら‐じか【篦鹿】
シカ科の哺乳類。シカ類中最大で、肩高2メートルを超える。角は平たく手のひら状に広がり、上唇がラクダのように垂れてい...
ヘラス
ギリシャのテッサリアに住んだ部族名。また、その居住地名。 ギリシャ全土を古代ギリシャ人がよんだ名称。現在でもギリシ...
へら・す【減らす】
[動サ五(四)] 1 物の数・量を少なくする。減じる。「負担を—・す」「体重を—・す」⇔増やす/増す。 2 人をけ...
ヘラストラウ‐こうえん【ヘラストラウ公園】
《Parcul Herăstrău》ルーマニアの首都ブカレストの北部にある公園。1930年代に市民の憩いの場として...
へらず‐ぐち【減らず口】
《いくらしゃべっても口はへらない、の意から》自分勝手なへ理屈を言いたてること。強がりや負けおしみを言うこと。また、...
へら‐だい【篦台】
裁縫で、篦付けをするときに布をのせる台。
へら‐つけ【篦付け】
裁縫で、縫うときの目印として、あらかじめ布にへらでしるしをつけること。
へら‐の‐き【篦の木】
アオイ科の落葉高木。山地に自生。樹皮は灰褐色で縦に裂ける。葉はゆがんだ長卵形。7月ごろ、淡黄色の花を集散状につけ、...
へら‐ぶな【篦鮒】
ゲンゴロウブナ、また、その飼養品種のカワチブナの俗称。へら。
へら‐へいとう【平平等/平等平等】
[形動ナリ]《「平等」を「へら」と読み「平等(へいとう)」と重ねたものか》すべて一様であるさま。いっしょくた。「な...
へら‐へら
[副](スル) 1 だらしなくあいまいに笑うさま。「—(と)笑っている場合ではない」「—(と)した態度にむかつく」...
ダビット
[1460?〜1523]オランダの画家。静穏な宗教画・肖像画を多く制作。作「キリストの洗礼」「エジプト遁走中の休憩...
テルボルフ
[1617〜1681]オランダの画家。肖像画や風俗画にすぐれ、特にしっとりと輝く絹などの光沢を強調する表現は有名。...
ヘラルド
報道者。先駆者。
へら‐わたし【篦渡し】
姑(しゅうとめ)が嫁に家政をまかせること。杓子(しゃくし)渡し。
篦(へら)を使(つか)・う
《篦は塗るのにもはがすのにも使用するところから》どちらつかずのあいまいな言い逃れをする。
ヘラーさいだんが【ヘラー祭壇画】
《原題、(ドイツ)Heller Altar》デューラーの絵画。板に油彩。縦190センチ、横260センチ。名称は同祭...
ヘラート
アフガニスタン北西部の商業都市。交通の要地にあり、アレクサンドロス大王が建設。15世紀にはチムール帝国の首都となった。