あん‐うん【暗雲】
1 真っ黒な雲。今にも雨や雪が降りだしそうな気配のある暗い雲。「—が垂れ込める」 2 戦争などの危機が迫りくる気配...
アン‐ウント‐フュール‐ジッヒ
即自かつ対自。ヘーゲル弁証法で、事物の弁証法的発展の第三段階を示す用語。アンジッヒの段階から、他者との対立において...
あんえい【安永】
江戸中期、後桃園天皇・光格天皇の時の年号。1772年11月16日〜1781年4月2日。
あん‐えい【晏嬰】
[?〜前500]中国、春秋時代の斉(せい)の宰相。字(あざな)は平仲。霊・荘・景の三公に仕えた。すぐれた見識をもっ...
あん‐えい【暗影/暗翳】
1 暗いかげ。「—と光と熱とを帯びた雲の群」〈藤村・破戒〉 2 将来に不安をいだかせるようなきざし。「前途に—を投ずる」
あんえい‐なんりょう【安永南鐐】
二朱銀貨。安永年代に広く流通した。→南鐐
あんえい‐ほう【安衛法】
「労働安全衛生法」の略。
暗影(あんえい)を投(とう)・ずる
将来に対する不安を投げかける。「わが国の経済に—・ずる事件」
あん‐おん【安穏】
[名・形動]⇒あんのん(安穏)
あん‐か【安価】
[名・形動] 1 値段の安いこと。また、そのさま。「—な商品」⇔高価。 2 価値の低いこと。安っぽいこと。また、そ...
あん‐か【行火】
《「あん(行)」は唐音》木または土製の枠の中の火入れに火を入れて、手足を温める小型の暖房具。《季 冬》「ペンの走り...
あん‐か【案下】
1 机の下。机のそば。 2 手紙の脇付(わきづけ)の一。あて名に添えて敬意を表す語。机下(きか)。
あん‐か【暗花】
中国陶磁器の装飾法の一。素地に毛彫りや型押しで、軽く模様をつけた上に釉(うわぐすり)をかけ、模様が透けて見えるもの。
アンカ
⇒抗好中球細胞質抗体
あん‐かい【暗晦】
[名・形動]暗いこと。また、そのさま。晦暗。「時代の—な不安さ」
アンカかんれん‐けっかんえん【ANCA関連血管炎】
抗好中球細胞質抗体(ANCA)によって引き起こされる血管炎の総称。過剰に活性化した好中球が全身の細い血管(細動脈・...
アンカかんれん‐じんえん【ANCA関連腎炎】
ANCA関連血管炎によって引き起こされる腎炎。数週間から数か月で腎不全に至る急速進行性糸球体腎炎の形をとることが多い。
あん‐かけ【餡掛(け)】
くず粉やかたくり粉でとろみをつけた汁をかけた料理。
あん‐かっしょく【暗褐色】
黒みを帯びた褐色。
アンカット
書籍や雑誌の小口(こぐち)が袋状のままで化粧裁ちしていないこと。フランスとじ。
アンカット‐うんどう【アンカット運動】
政府の財政緊縮策によって公的サービスが低下し、国民が負担を強いられる一方で、法人税率の低い国に所得を移転するなどし...
安価(あんか)な政府(せいふ)
《cheap government》政府の役割を国防・司法および特定の公共事業などに限定し、その財政支出を必要最小...
あんか‐もん【安嘉門】
平安京大内裏外郭十二門の一。北面三門のうち、西側の門。兵庫寮御門(ひょうごつかさのみかど)。
あんか‐もんいん【安嘉門院】
[1209〜1283]高倉天皇の皇子守貞親王の王女。後堀河天皇の准母(じゅんぼ)。父から譲られた八条院領は、のちに...
アンカラ
トルコ共和国の首都。アナトリア高原にある。1923年、共和国の成立時にイスタンブールに代わって首都になる。アンゴラ...
アンカラ‐じょう【アンカラ城】
《Ankara Kalesi》トルコの首都アンカラにある城。古代ローマ帝国時代にガラテヤ人が築いた砦に起源する。7...
アンカラナ‐とくべつほごく【アンカラナ特別保護区】
《Réserve spéciale d'Ankarana》マダガスカル北部にある自然保護区。アンツィラナナの南東約...
アンカラファンツィカ‐こくりつこうえん【アンカラファンツィカ国立公園】
《Parc national d'Ankarafantsika》マダガスカル北西部にある国立公園。マジュンガの北約...
アンカリング
1 船の錨(いかり)を下ろすこと。 2 視覚・聴覚などへの刺激に伴う特定の感情を刷り込むこと。後に同じ刺激を与える...
アンカリング‐こうか【アンカリング効果】
《anchoring effect》先に示された情報が基準となり、その後の判断・評価に影響を及ぼすこと。また、その...
アンカレジ
米国アラスカ州南部の港湾都市。北極圏航空路の中継地。アンカレッジ。
あん‐かん【安閑】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 のんびりとして静かなさま。心身の安らかなさま。「紅だか白だか要領を得ぬ花が—と...
あんかん‐てんのう【安閑天皇】
記紀で、第27代の天皇。継体天皇の第1皇子。名は広国押武金日(ひろくにおしたけかなひ)。皇居は勾金橋宮(まがりのか...
アンカー
1 船の錨(いかり)。 2 リレーレースの最後の走者、または泳者。 3 「アンカーマン」の略。 4 登山で、ザイル...
アンカー‐スリープ
⇒係留睡眠
アンカー‐テキスト
インターネットのウェブページにおいて、他のページや画像を参照できるようにハイパーリンクが設定された文字列。HTML...
アンカー‐バンド
第五世代移動通信システム(5G)の商用サービス開始時期において、5G NSAの通信制御などで併用される第四世代移動...
アンカーパーソン
《男性を表すmanを、性差のないpersonに置き換えた語》「アンカーマン」のこと。
アンカー‐ボルト
機械・柱・土台などを据えつけるため、コンクリートの基礎などに埋め込むボルト。基礎ボルト。
アンカーマン
週刊誌などで、取材記者の原稿をもとに、最終的にまとめる人。また、ラジオ・テレビのニュース番組のメーンキャスター。ア...
あん‐が【安臥】
[名](スル)からだを横たえて楽にすること。「白いシーツに裹(つつ)まれた布団が、彼の—を待つべく長々と延べてあっ...
あん‐が【晏駕】
《「晏」は遅い、「駕」は乗り物の意で、天子のいつもより遅いお出ましを表現したもの》天子の死ぬこと。崩御。「鳥羽院御...
あん‐が【鞍瓦】
⇒鞍橋(くらぼね)
あん‐がい【案外】
[名・形動] 1 予想が外れること。思いがけないこと。また、そのさま。思いのほか。副詞的にも用いる。「彼女には—な...
アンガウル‐とう【アンガウル島】
《Angaur》パラオ南部の島。パラオ諸島南端、コロール島の南西約60キロメートルに位置する。東西約3キロメートル...
アンガジェ
[名](スル)積極的に参加すること。特に、政治や社会活動に参加すること。アンガージュ。→アンガージュマン
アンガバ‐はんとう【アンガバ半島】
《Ungava Peninsula》カナダ北東部の半島。ラブラドル半島の一部であり、ハドソン湾とアンガバ湾に挟まれ...
アンガラ‐たいりく【アンガラ大陸】
古生代にウラルからシベリア地域に存在した大陸。先カンブリア時代から古生代前半にかけて、ゴンドワナ大陸や北アメリカと...
アンガルスク
ロシア連邦中部、イルクーツク州の都市。アンガラ川とキトイ川の合流点近くに位置する。第二次大戦後に石油化学コンビナー...
あん‐がん【暗岩】
岩礁の一つ。干潮の時でも水面上に露出しない岩。