うみにふるゆき【海に降る雪】
畑山博の恋愛小説。昭和51年(1976)刊行。映画化作品もある。
うみにゆらぐいと【海にゆらぐ糸】
大庭みな子の短編小説。昭和63年(1988)「群像」誌に発表。翌平成元年(1989)、第16回川端康成文学賞受賞。
うみ‐ねこ【海猫】
カモメ科の海鳥。全長48センチくらい。くちばしの先端が赤くて、体はカモメに似て白色で、背に黒いまだら模様がある。鳴...
うみねこのそら【うみねこの空】
いぬいとみこの児童文学作品。昭和40年(1965)発表。同年、第3回野間児童文芸賞受賞。
うみのあらし【海の嵐】
《原題、(イタリア)La tempesta di mare》 ビバルディ作曲の、独奏バイオリンと弦楽合奏のための1...
うみ‐の‐いえ【海の家】
夏の間、海水浴客のために、海浜につくられる宿泊施設や、更衣・休憩・食事などのための仮小屋。《季 夏》
うみのうた【海の歌】
《原題、Sea Songs》R=V=ウィリアムズの吹奏楽曲。1923年作曲の「イギリス民謡組曲」の第2楽章が改編さ...
うみのえ【海の絵】
《原題、Sea Pictures》エルガーの連作歌曲集。全5曲。メゾソプラノまたはコントラルトと管弦楽のための作品...
うみ‐の‐エコラベル【海のエコラベル】
水産資源を将来にわたって持続的に利用できるよう自然環境に配慮した漁業によって獲られた水産物やその加工品に表示される...
うみ‐の‐おや【生みの親/産みの親】
1 自分を生んでくれた親。実の親。 2 物事を最初に始めた人。最初に作り出した人。「近代医学の—」
生(う)みの親(おや)より育(そだ)ての親(おや)
自分を生んでくれただけの実の親より、養育してくれた親のほうがありがたいということ。生みの恩より育ての恩。
うみ‐の‐おん【生みの恩/産みの恩】
自分を生んでくれた親の恩。
生(う)みの恩(おん)より育(そだ)ての恩(おん)
「生みの親より育ての親」に同じ。
うみ‐の‐くるしみ【生みの苦しみ/産みの苦しみ】
1 子を産むときの激しい苦しみ。 2 物事を新しく作り出したり、しはじめたりするときの苦労。
うみ‐の‐けんぽう【海の憲法】
「海洋法に関する国際連合条約(国連海洋法条約)」の通称。
うみ‐の‐げんかんぐち【海の玄関口】
《その土地への船舶の入り口になることから》港のこと。
うみ‐の‐こ【生みの子/産みの子】
1 自分の生んだ子。実の子。 2 子孫。「—のいや継ぎ継ぎに見る人の語り次(つぎ)てて」〈万・四四六五〉
うみのこうきょうきょく【海の交響曲】
《原題、A Sea Symphony》R=V=ウィリアムズの交響曲第1番。1903年頃から1910年にかけて作曲。...
うみのこえ【海の声】
若山牧水の第1歌集。明治41年(1908)刊。
うみ‐の‐こくどう【海の国道】
海上区間のある国道で、その海上区間をさす通称。多く、フェリーなどの海上交通機関によって結ばれており、海上区間も含め...
うみ‐の‐さち【海の幸】
「海幸(うみさち)」に同じ。⇔山の幸。 [補説]作品名別項。→海の幸
うみのさち【海の幸】
洋画家、藤田嗣治による壁画。京都丸物百貨店の大食堂の壁を飾ったもので、昭和11年(1936)の作品。砂浜を背景に、...
うみ‐の‐しょうそういん【海の正倉院】
《古代の文化財が豊富なところから》「沖ノ島」の別称。
うみのせいぼ【海の聖母】
吉田一穂の第1詩集。大正15年(1926)刊。
うみのちんもく【海の沈黙】
《原題、(フランス)Le Silence de la mer》ベルコールの小説。1942年、深夜叢書の第1巻として...
うみのなかみち【海ノ中道】
福岡市東区、玄界灘と博多湾を区切る半島。砂州で、先端は橋により志賀島(しかのしま)と結ばれる。
うみのなかみち‐どうぶつのもり【海の中道動物の森】
福岡市東区、国営海の中道海浜公園内にある自然動物園。昭和56年(1981)開園。主に小動物を飼育・展示する。
うみのはいえん【海の廃園】
山田克郎の小説。昭和24年(1949)発表。同年、第22回直木賞受賞。昭和35年(1960)テレビドラマ化。
うみ‐の‐はは【生みの母/産みの母】
その人を生んだ母。実の母。生母(せいぼ)。
うみ‐の‐パイナップル【海のパイナップル】
ホヤのこと。形状がパイナップルに似ることから。
うみ‐の‐ひ【海の日】
国民の祝日の一。海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う日。平成8年(1996)から実施。もと7月20日...
うみのひとみ【海の瞳】
清岡卓行の小説。昭和46年(1971)刊。昭和初期に活動した夭折の詩人、原口統三をモデルとした作品。
うみ‐の‐ひゃくとおばん【海の一一〇番】
⇒一一八番
うみのほとり【海のほとり】
芥川竜之介の短編小説。大正14年(1925)9月、雑誌「中央公論」に発表。主人公と友人Mが海辺の旅館に滞在した際の...
うみのまどろみ【海の微睡み】
又吉栄喜の長編小説。平成12年(2000)刊行。
うみ‐の‐ミルク【海のミルク】
牡蠣のこと。乳白色の色合いと、ミネラルなど栄養が豊富であることから。
海(うみ)の物(もの)とも山(やま)の物(もの)ともつか◦ない
物事の正体・本質がつかめず、将来どうなっていくか見当のつかないたとえ。海とも山とも知れず。「始めたばかりで、まだ—...
うみはよみがえる【海は甦える】
江藤淳の長編歴史小説。全5部。昭和36年(1961)より「文芸春秋」誌にて連載開始、中断を経て昭和58年(1983...
うみ‐ばた【海端】
海のほとり。うみべ。海岸。
うみ‐ばと【海鳩】
ウミスズメ科の海鳥。全長33センチくらい。翼に大きな白紋のあるほかは全身黒色。冬羽は全身灰色となる。足は赤い。北太...
うみ‐ひごい【海緋鯉】
ヒメジ科の海水魚。全長約40センチ。コイに似て、体色は鮮赤色。下あごに一対のひげがある。南日本近海の砂泥底にすむ。
うみ‐ひば【海檜葉】
花虫綱オオキンヤギ科の腔腸(こうちょう)動物。暖海の海底に産し、ヒノキの枝のような群体をつくり、高さは1メートルを...
うみ‐ひるも【海蛭藻】
トチカガミ科の常緑多年草。海底の砂地に生える。茎は白色で横にはい、長い柄のある小判形の葉が出る。普通は雌雄異株。花...
うみ‐ひろ・ぐ【生み広ぐ/産み広ぐ】
[動ガ下二]子を多く産んで、家族の数を増やす。「蜂巣のごとく—・ぐめり」〈宇津保・蔵開中〉
うみ‐びかえ【生み控え/産み控え】
子を持ちたいと考えている夫婦が、経済的負担や仕事への支障などさまざまな理由から、妊娠を見合わせること。
うみ‐びらき【海開き】
海水浴場をその年に初めて一般の人々に開放すること。また、その日。《季 夏》
うみ‐ぶどう【海葡萄】
イワヅタ科の海藻クビレヅタの別名。
うみ‐べた【海辺】
《「うみへた」とも》うみべ。うみばた。「おほかたはわが名もみなと漕(こ)ぎ出でなむ世を—にみるめ少なし」〈古今・恋三〉
うみへのりゆくひとびと【海へ騎りゆく人々】
《原題Riders to the Sea》シングの戯曲。1幕。1904年、ダブリンにて初演。絶海の孤島で、夫や子ど...
うみ‐へび【海蛇】
1 有鱗(ゆうりん)目コブラ科の爬虫(はちゅう)類のうち、海にすむヘビの総称。すべて有毒。全長1〜2メートル。尾は...